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👀私の視点[ZIPAIRジップエアのフルフラットで成田↔︎ロサンゼルス往復レポ]
2022年6月に体験したZIPAIR航空の成田↔︎ロサンゼルスの往復搭乗体験について、写真や文章たっぷりにレポートします。
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この記事は、noteマガジン「米ボーディングスクール潜入記録」の一部です。2022年6月に私が潜入したアメリカのボーディングスクールの同窓会、卒業式、サマースクールなどの様子を写真と文章でレポートしています。
ZIPAIR航空は画期的なLCC
ZIPAIR航空とは、2018年に設立されたJAL系列のLCCです。
今は日本(成田)、ソウル、バンコク、シンガポール、ロサンゼルス、ホノルルに就航しています。
太平洋を横断する日系LCCは画期的。アジア初だそうです。
しかも2022年12月中には、カリフォルニアのサンノゼ(サンフランシスコの郊外)にも就航するらしい。アメリカ西部へのアクセスの選択肢がまた増えます!
席の種類はスタンダード(エコノミー相当)とフルフラット(ビジネス相当)の2種類です。
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スタンダードなら成田-ロサンゼルス便が片道36,000円~。ホノルル便は片道27,500円~。学生の頃の私ならきっと飛びついていますね(笑)
フルフラットでもかなり値段が抑えられていて、ロサンゼルス便は片道96,000円~。
機内サービスが有料とはいえ、従来のエコノミーの値段でフルフラットに乗れるのは、長距離・長時間フライトであるほど値打ちが高いと感じます。
私は何でも安けりゃいいというつもりはないですが、これは費用対効果が大変高そうでしたので今回試してみました。
フルフラットシートの乗り心地と感想
今回、成田↔︎ロサンゼルスの往復どちらもフルフラットを選択しました。
お席は評判どおり、こんな感じです。
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ひと席ずつ、半個室にわかれています。
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スクリーンはついていません。後述しますが、エンタメもフライト情報も全て自分の端末を使います。
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自然とディスタンスもとれます。
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もう一度いいますが、これで従来路線のエコノミークラスの価格帯です。
機内WIFIはありますが、結構不安定なので頼りすぎないほうがいいかも。オフラインでも楽しめる娯楽を持ってこれるといいです。
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充電ができるので、ケーブルをお忘れなく。USBかコンセントが使えます。
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機内販売や機内食の注文方法は合理的で、全部手持ちの端末から機内WIFIで注文します。
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全部持ち込みならなにも注文しなくてもいいし、お声がけもないので私のような内向的で気遣い疲れするひとにはとても楽で嬉しいです。
(私、飛行機に乗っているとCAさんが機内サービスの準備をし始める気配だけで受け答えの心の準備をし始めてしまう小心者なので、こういうセルフ&ミニマムサービス(呼ばない限りは来ない)くらいがちょうどいい)
アメリカ旅行は時差との戦いです。私は機内から現地時間に合わせ始めるので、寝る時間と起きる時間が機内とずれていることがあります。
機内では誰に気を使うこともなく快適に睡眠の調整ができて、あっという間に時間が経っていました。
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これならロサンゼルス近辺の出張、旅行や留学はかなりしやすくなると感じました。
リピート、是非してみたいと思います。
機内サービス詳細
機内のサービスはすべて機内WIFIを通してアクセスします。
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機内販売は食事と物販、ほかには映画やミュージックビデオ、音楽(Spotify)など。
メニューの言語表示は日本語にもできます。
映画のラインナップ
搭乗便によって違うと思いますが、ボリューム感がイメージできるかと。
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機内販売
いわゆるコスメセットや免税品などの販売はありません。(むしろ他のフライトではなんであったのかな)
でも、持ってくるのを忘れたらほしい・あったら嬉しいアイテムが結構そろっているような気がします。あとはエアラインのオリジナルグッズ。
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余談ですが、私はマイ・トラベルセットをいつも携帯しています。
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アイマスク(2種類(笑))、耳栓、かっさ、のど飴、ピローです。
ブランケットはストールで代用。着圧ソックスも履いています。
なにかしらのブランケットとピローはあったほうが快適度は増すと思いました。有料ですが、事前に予約もできます。
機内食
これは結構眺めていて楽しかったです。
ロサンゼルス行きの便では、このようなラインナップでした。
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もちろん事前予約もできます。
ロサンゼルスからの成田便では、ラビオリがありました。
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私は両方の便でほとんど寝ていたので、持ち込みの軽食で済ませました。
でもコーヒーだけは両方の便でオーダー。
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少し待ちますが、急いでいるわけでもないので気長に待っていると、CAさんが持ってきてくださりました。
コーヒー一杯でこの仰々しさやサイズ感、日系って感じがします(笑)
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ちなみにこちらも今回の国内線で初搭乗したアラスカ航空のコーヒーの出し方。倍くらいの量が入っています(笑)
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ちなみにZIPAIRの機内販売や機内食では、現金を受け付けていません。クレジットカードでの購入になるので、ご注意ください。
あと、持ち込みのアルコール類は飲むの禁止です。
成田からロサンゼルスへ
ZIPAIRはLCCだから勝手に第3ターミナルだと思っていたら、出発のターミナルは第1でした。
第3ターミナルは駅から離れているので、第1なのは地味に嬉しい。
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私が利用したのは北ウイングのCカウンターでした。
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出発時間は14:45。カウンターは3時間前から開いていたみたいです。
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この出発時間も遅すぎず早すぎないのがいいですよね。
出発日より前に、VeriFLYというアプリで書類審査を済ませていたからか、カウンターでの手続きもスムーズでした。(今は私のときとは違って、陰性証明が不要になったのでまた内容が変わっている可能性があります)
出国前にやっておきたいこと、他にもまとめています。
空港でのチェックインは遅くてもフライトの1時間前までにはしましょう。現在、事前のオンラインチェックインはやっていないそうです。
カウンターのスタッフさんは白衣に黒パンツのようなユニフォームで清潔感があり、女性の髪型はひっつめている人が多かったです。靴がパンプスではなくスニーカーなところも動きやすそうで私には好感でした。
2022年6月時点の成田空港は空いていたので、セキュリティも出国もスムーズです。
ロサンゼルスまでのフライト時間は約10時間。フライト情報は自分のスマホ機内WIFIに接続して確認します。
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ロサンゼルス空港には、現地時間の朝8:35に到着予定でしたが、私のときはちょっと早めの8時過ぎに着きました。
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ロサンゼルスから成田へ
ロサンゼルス空港では、唯一の国際線ターミナル、TBIT(ブラッドレーとみんな呼ぶ)でチェックインします。
空港ホームページでフライトを検索してもターミナルやゲート名が出ないので不安になるかもしれませんが、国際線ターミナルのブラッドレーで合っています。
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Bエリアのカウンターでした。
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カウンターでは日本語も飛び交っています。並んでいるけど割とスムーズでした。
時間帯のせいもあると思いますが、セキュリティのほうが混んでいたので時間配分に注意です。
セキュリティは、チェックインのフロアから見て1段上のフロアです。(左右からエスカレーターでアクセスできます)
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ロサンゼルスから成田へのフライト時間は約11時間半。偏西風の影響で、逆よりも時間がかかります。
アメリカで過ごしたのは10日間ほどでしたが、物価に慣れてしまうと機内食が安く見えてきます。
実際、ロスから乗る場合は、持ち込みよりも機内食のほうが安いと思います。でも買い過ぎには注意(笑)
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行きも帰りも遅れることもなく、むしろ予定より少し早いくらいに着陸しました。
帰国時は、国際線乗り継ぎの客→国内線乗り継ぎの客→乗り継ぎなしの客の順に降ろされます。私もドアが開いてから自分が降りれる番が来るまで10分ほど座って待ちました。
ゆうても10分ほどですけどね、いつ降りれるのかわからない状態なのでもっと長く感じました。
これも次第に変わると思いますが、2022年6月時点では、着陸しても全員がすぐに降りれるわけではないことをお知りおきください。
また、飛行機を降りてから空港を出るまでにかかった時間はなんと15分でした。これは、同じタイミングで到着した他の便との組み合わせの関係もあるでしょう。でも数時間かかっていた前回からはすごい進歩です。
また別の記事にも書きたいのですが、帰国前にはMySOSに書類を登録しておくと入国がスムーズです。
子連れでZIPAIRを使う場合
ZIPAIRはLCCなので、特に家族連れには嬉しい料金設定だと感じました。
今回は私一人での利用でしたが、今後のために補足で調べてみました。
ZIPAIRのフルフラットが使用できるのは7歳からですが、ZIPAIRは6歳以下の子どもにも優しいです。(LCC基準)
東京-ロサンゼルス線の6歳以下運賃は片道17,000円。
レガシー系航空会社と違って2歳未満でも座席を購入する必要がありますが、ベビーシートを一人ずつ用意してくれます。(逆に自前のを持ち込みは不可)また、LCCでは通常有料の座席指定も子連れに限り無料。
トイレにはオムツ替え台があります。(これはどこのエアラインもあるかな)
キッズ用機内食(事前予約)や離乳食もあります。
機内には、実際に子連れの方も何名かいました。
逆に小さい子連れから離れて座りたい方にとっては、フルフラット席はいいかもしれませんね。
当マガジン「米ボーディングスクール潜入記録」では、2022年6月に私が潜入したアメリカのボーディングスクールの同窓会、卒業式、サマースクールなどの様子を写真と文章でレポートしています。
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