🏫学校紹介[コネチカット州にあるThe Frederick Gunn School]
2021年11月のミステリーツアーで訪問した学校9校を1つずつご紹介しております。
この記事では、コネチカット州にあるボーディングスクールThe Frederick Gunn Schoolについてまとめました。
前半は主に公式HPからの情報で、後半の限定公開(有料部分)では私が撮ってきた写真を載せています。
私は普段から「学校はナマモノである」と言っています。
校長・担任・生徒・地域・父兄・時代背景などなど、学校を構成するピースは常々変わっていますし、変わるごとに新しい化学反応が生まれ、生徒個人にとってそれぞれ違う体験となるからです。
私が載せる情報は、その時点以降すぐに古くなっていきます。この記事は、取材当時=2021年11月の情報です。
では学校情報の紹介を通じて何を期待しているかというと、読者の方がそれぞれお持ちの既存の学校イメージとすり合わせていただき、学校に求める条件を明確にしていくことです。そしてより明確になった理想の学校の条件をご自身のコンパスにしてもらい、自分の目と耳と頭で進学先選びをできるようになってもらいたい。
ここに載っている情報は私が体験したこと(一次情報)だけではなく、二次・三次情報も含まれています。事実と主観がある程度混じっています。その点、ご了承くださいませ。
実際の学校選択の場合はここにある二次・三次情報だけを鵜呑みにせず、とにかく親子で調べる/見学する/学校関係者と直接話すことが大事だと私は考えています。そのきっかけとしてご活用ください。
【1.基本情報】
学校名:The Frederick Gunn School(ザ・フレデリック・ガン・スクール)
※2020年に現行に改名するまではThe Gunneryとして知られていました。今では旧名はニックネームのように使われています。
所在地:https://goo.gl/maps/6ehhn6Ewh369CUH56
HP:https://www.frederickgunn.org/
学年:9~12年生(中3〜高3)
入寮できる最小学年:9年生(中3)
創立年:1850
性別:共学
宗教:なし
敷地面積:220エーカー
服装規定:あり
キャンパスマップ:https://www.frederickgunn.org/quicklinks/campus-map
【2.生徒情報】
全校生徒数:315名
寮生の割合:全校生徒の約73%
留学生割合:全校生徒の約20%
生徒の国籍:22カ国
学校の規模感としては中くらい〜小さめ。今年は日本人がいないそうですが、例年は1~2名いるそうです。
【3.2021年度の費用】
費用体系・内訳:https://www.frederickgunn.org/admissions/affording-fgs
年間授業料(寄宿費込み、学年問わず):68,000USD
学費補助の申請:可。前年度は合計$600万(平均$3.5万)の学費援助をした。
【4.学業について】
ここでいう"学業"には、アカデミック、スポーツ、アート、その他の学内活動すべてを含めています。
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年間予定表:https://www.frederickgunn.org/calendar-news
年度始まり:9月上旬
ESL(英語補講):なし
アカデミックサポート:あり、空きコマを利用してマンツーマンサポートが得られる
大学合格実績:https://www.frederickgunn.org/academics/college-counseling/class-of-2020-college-acceptances
卒業要件:
国語:4学年
数学:3科目
外国語:レベル3まで
理科:3科目
歴史社会:3科目(アメリカ史含む)
芸術:1学年(または3学期分)
社会貢献:12年生時、30時間分
学年ごとのゼミ:3学年
科目一覧:https://issuu.com/thegunnery/docs/2021-2022_curriculum_guide
科目の特徴:リーダーシップ&シチズンシップ教育プログラムが全学年必須。ほかにはエンジニアリングや起業教育にも力を入れている。115の科目があるそうです。
アートの特徴:陶芸、デジタルアート、写真、動画製作、音楽、舞台芸術(ダンス・ミュージカル含む)などから選べる。
スポーツの特徴:新入生は2種類の競技スポーツに参加必須。その他の学年は毎年1種類参加すること。珍しいところではアイスホッケー、スキー、ボート、ゴルフ、アルティメット・フリスビーなど。
クラブ活動一覧:https://www.frederickgunn.org/student-life/clubs-organizations
こちらのアートセンターは2020年に完成したもの。次は理数系の教室棟を建て替えるそうで、目が離せません。
【5.生活情報】
生徒にとって第二の家となるボーディングスクール。
学業と生活の2つについて知れば、もう学校の8割をカバーしたようなものです。
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寮:10人から50人まで定員が違う寮が10棟点在しています。だいたい1人か2人部屋で、まれに3人や4人部屋があるそうです。
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