学校訪問で見落とせないポイント【無料】
学校訪問で見落とせないポイントってなんでしょう。
"雰囲気"ですか?
ちょっと漠然としていますよね。
私がよく言っているのは「紙面やオンラインでは確認できない、五感で感じられること」です。
たとえばこういうこと。
以前のnoteでは、かつて訪問した学校訪問の様子を一部載せました。
でも実は学校訪問ではね…
"裏エピソード"のほうが大事なんですよ…
裏エピソードとはつまり「学校担当者があえて見せない・語らない部分」のことです。
たとえば学校周辺の環境、学内の壁の張り紙やトイレの使われ方、設備の使用時間や決まりごとなどです。
こういうものは、学校のHPにも載っていない。
↓学校周辺の環境でいうと…
結構都会だなぁとか、
え、人間より動物の人口が多そう?とか。
↓張り紙の例を挙げると…
服装規定が確認しやすそう。
靴のルール、細かくない?
週末のアクティビティがいっぱい。参加してみたいのあるかな。
左下に山中伸弥先生がいる!
…なんかスカスカだな。
これらは複数の学校で撮ってきたものです。掲示板や張り紙は、学校生活を彩るパーツですし、活力のバロメーターでもあります。侮れません。
リアルでキャンパスに訪れることでしか得られないものがあります。現地では、アドミッション担当者や研修を受けた在校生がキャンパスを案内しながら小話をしてくれるのも大事な収穫です。
あと、訪問のときに更に大事なのは。
学校のことだけでなく、出願する本人の「感じ方」を意識すること。
「私、この匂い苦手かも」
「俺、この空間では息が詰まりそう」
いままで気づかなかったけど、"自分ってこうなんだ!"という発見が必ずあります。
これも、実際に足を運んだひとにしかわからないこと。
快・不快って本能的で主観的ですが、結構大事です。その後のQOLに関わるので、この自分の反応を見落としてはいけません。
自分の感覚をリトマス紙のようにして、学校環境を試すのです。
その感覚こそが、その先の進路選び、そしてゆくゆくは人生の選択をするときにも活きてきます。
これは海外校に限ったことではなく、どんな進路を選ぶときも、できる限り五感と本能も動員していきましょう。
今回のミステリーツアーマガジンでは、北半球の英語圏の高校を巡ります。「訪問しないとわからないこと」をいくつ共有できるか、楽しみにしていてください。
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