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【初めて海外に住む母親必見】 親子留学で生き抜く英語力の身に着け方

こんにちは、KENです。
子供の幸せを願う親の気持ちは、古今東西時代を問わず常に同じだと思います。しかしながら、子供たちを取り巻く環境は時代によって変わっていくことは、賢明なお父様・お母様であれば既にお気づきのことと思います。

朝日新聞デジタルの連載で、「私が日本を出た理由」という連載があります。

私は普段、朝日新聞の記事は全く読みませんが、たまたまこちらの記事が目に留まり、一か月の無料購読をして一気読みしてしまいました。
有料記事ですので、ここでの引用は控えますが、登場する方々は様々な想いを持って海外へ旅立っていることが読み取れます。

さて、私自身は現在海外2か国目の米国で、3か国目としてマレーシアを目指してる状況なのですが、私の妻は私に帯同して米国が初めての海外居住ということになりました。
私の妻の英語力は決して褒められたものではありませんし、何なら3歳児の息子がテレビ番組を見て覚えた言葉すら理解していませんでした。今でも英検で言ったら5級も取れないかもしれません。

それでも日々スーパーで必要な買い物をして、子供を公園に連れて行き、一人で電車やバスやUber(マレーシアでのGrab)を使いこなして出かけていきます。
私は先に渡米していましたので、アメリカには子供2人を連れて自力できました。
値引きシールが貼ってあるのに、レジを通したら値引きされていないことに気が付いて、値段を修正してもらったと誇らしげに語ります。


当然、私も自宅には帰りますから、すべての事柄を一人で英語でこなしているというわけではありませんが、慣れない環境に何とか適応しようと頑張っております。

この記事を読んでくださっているお父様・お母様は、上記の「私が日本を出た理由」のように、様々な事情や想いを持って海外に飛び出そうとしているのだと思います。
非常に素晴らしいことですし、子供にとっても貴重な経験になることと思います。
しかし、子供に小さいうちから留学の選択肢を提供してあげたいと思いつつも、ボーディングが認められないような年齢では単独での渡航ができないため、親子留学という形を取って、父親または母親帯同での渡航を検討されている方もいらっしゃると思います。

そのような際に、私の妻のように英語力が懸念で、日々の生活をきちんと送ることができるのか、という点は非常に大きな不安点であり、また重大な問題であると思います。
学校での生活以前に、家庭が生活の基盤になることは疑いようがなく、家庭が揺らぐようでは学習どころの話ではありません。

したがって、親子留学で子女の留学に保護者として帯同するためには、海外というなれない土地で生き抜く力が相応に必要である、ということに異論を唱える方はいらっしゃらないと思います。

本記事は、以下のような方にはきっと役立つ記事であると確信しております。

  1. ご子息の親子留学に帯同したいが、初めての海外生活が不安である方

  2. ご子息の親子留学に帯同したいが、英語力に不安がある方

  3. (海外経験がなく、英語力も不安だが、配偶者の海外赴任に帯同する予定のある方)

特にマレーシアのような保護者ビザが1枚しか発行されない国を渡航先として検討しているような方向けの英語力養成マニュアルとして執筆していますが、3のように私の妻のように配偶者の都合で海外に引っ越さざるを得ない方にも、参考になる内容がたくさんあると思います。


1. 海外に住むために必要な英語力って?


英語など恐るるに足らず

私の個人的な見解ですが、欧米でローカルスタッフと競って収益を獲得するような仕事をする場合には、ネイティブと遜色ない英語力が求められる、というのが率直な意見です。

その次のレイヤーとして、ミドルオフィスや、バックオフィスのような直接の営業ではないものの、社内外とのコミュニケーションが必要な仕事に就く場合には、いわゆる日本での「ビジネスレベル」の英語力があれば十分です。

さらにその次のレイヤーとして、例えばレストランのサーバーなどのアルバイトやショップの店員などの定型的な英語力があれば、何とか勤まる仕事に就く場合の英語力が来て、一番最後に親子留学や配偶者の海外赴任に帯同する大人の英語力がランクするということかと思います。

これは、当たり前の話ですが、英語を使う場面としてサービスや物を販売する側なのか、それを買う側なのかというのが大きく起因しています。

すなわち、あなたが自宅の1億円のマンションを、片言の日本語を話すセールスマンから買いたくないと思うのと同様に、仕事として働いている側の人間には一定程度の英語力が求められる一方で、サービスを受ける側はお客様ですから、売る側がある程度歩み寄ってくることが期待できるという意味です。
(アメリカは残念ながら、英語が話せない人は虫けら以下なので、そうとも言い切れないのが、この国の悲しいところですが。。。)

したがって、この記事を読んでくださっている読者の方はおそらく、子供の留学に帯同したいが、英語の環境が不安で躊躇しているという方だと思いますので、その意味では最もハードルが低い層に位置しているということをまずはご理解いただければと思います。

2. とはいえ、最低限の英語は必要


でも、英語力は無いよりはあったほうが良いのは自明

まずは、単純に子供に帯同して海外移住する程度であれば、恐れるに足らずであるということをまずはご理解いただいたかと思います。
私の妻も、中学1年生レベルの英語力でアメリカ生活を生き抜いております。

しかし、それだけで困らないかというと残念ながらそうではありません。日本語圏以外で生活する際に、現地の人と一切会話をしないで過ごすことはできませんし、最低限の英語力は確保しておく必要があります。

また、せっかく海外にいくのですから、保護者は単に家でじっとしているのではなく、その土地ならではの食事や観光名所、ローカルの友人との交流を楽しんでいただきたいものです。
そのためには、やはり英語力はないよりはあったほうが良いのは当然です。

親子留学を想定した場合に、英語が必要な場面というのはどんな時でしょうか?
ぱっと思いつくでも以下のようにたくさんありますね。

  • イミグレーションでの入国審査

  • 役所関係の手続き(アメリカではソーシャルセキュリティナンバーを取得したり、香港では香港IDの取得が必要でした)

  • アパートやコンドミニアムの契約・メンテナンスリクエスト

  • 火災保険・インターネット・電気ガス水道等のインフラの契約

  • 車の購入

  • 学校の入学手続き

  • 学校の先生との日々のコミュニケーション

  • 買い物、外食 etc…

しかし、逆に言うと、たったこれだけの場面を抑えれば、なんとか生活できそうな気がしてきませんか?

英会話学校に通え、オンライン英会話をやれ、単語帳1冊覚えろ、などと野暮なことは申しません。
親子留学の保護者に焦点を絞った、最低限の努力で必要最小限の英語力を身に着ける超実践的な方法を次の章からご説明します。

米国の会社で働き、英語を日常的に使わざるを得ない環境にいる一方で、英語力ほぼゼロでもアメリカを生き抜いた妻を持つ私が、魂を込めて書いておりますので、必ず皆様の役に立つと確信しています。
決して安い価格設定とはしておりませんが、皆様が一歩を踏み出せるきっかけとなれば幸いです。

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