【真似できる例文つき】0からの公務員の志望動機作成マニュアル
こちらのnoteはこれから公務員の志望動機作文を書く方や面接を控えた方へ向けた教科書のような内容となっています。
その前にお前は誰やねん?って話ですが、
私は、大手公務員試験予備校で10年ほど勤務経験があり、毎年100名以上の公務員を目指す受験生達の面接指導に携わってきました。
現在は転職し、民間企業の管理職として日々の業務の一環で人材の採用活動や面接に携わっています。
私は人事ではないのですが、現職で数十名の人材を採用してきており、その何倍もの人数の面接をやってきていますので、恐らくは現場系職員の中ではかなり面接のプロの部類に位置すると自負しています。
ここも大事なところですが、多くの面接指導を行っている予備校講師やキャリアカウンセラーと異なり、私自身は転職活動で定期的に面接を受けていますし、実際に転職もしています。
この有料noteは、大手予備校の指導ノウハウや面接官としての視点に加え、自分が面接を受ける立場での試行錯誤経験やノウハウも合わせながら、
公務員の志望理由の組み立て方一本勝負で解説しています。
そのため、一般論だけ解説している参考書やテキストや、大上段に構えて面接官や講師としての視点だけで指導している教材や講義と比べて、普通の受験生にとっても使いやすいものとなっているはずです。
今、志望理由に困っている公務員受験生のあなたは是非とも手にとってみてください。
応募書類が不安な方や、志望動機や自己PRの作文を見てしてほしい方に向けて添削サービスも始めました。
こちらで志望動機に対するアドバイスや改善提案を承りますので、不安でたまらない方はこちらも是非ご検討ください。
公務員の志望動機が難しい理由は?
公務員の志望動機・・・難しいですよね?
ほとんどの人にとっての公務員を目指す真の志望動機は、「安定してそう」「なんとなく年収が良さそう」「ローン組みやすそう」「きつくなさそう」「休みがたくさんとれそう」「家から近いから」といった安定や条件待遇に対する魅力であることは非常に有名な話です。
では、公務員志望者は本当に安定や条件待遇にばかり魅力を感じているのか?
みんなの公務員志望動機TOP5
マイナビが2024年の新卒公務員志望者1,790名を対象した調査結果を公開してくれていますので、統計をもとに他の人の公務員志望動機を確認してみたいと思います。
マイナビ調査によると公務員の志望理由2トップは、
・「安定している(80.0%)」
・「休日や福利厚生が充実している(54.2%)」
でした。
このへんの事情は官も民も関係なく、いわゆるサラリーマン的な働き方をする人(要は雇われて働く人です)の全員に共通する究極の真理ではないかと思います。
仕事の内容や意味なんか二の次・三の次、一にも二にも安定的に毎月いくらの給料が振り込まれるのかが最重要なはずです。
そもそも働かなくても生活できるなら仕事なんかやらない人もかなり存在するはずです。
前置きが長くなりましたが、「志望動機」と呼ばれるものの難しさの本質はここにあるのです。
要は、ほとんどの人は条件面の志望動機はしっかりあるのですが、仕事そのものに対する志望理由はデフォルトではないのが普通で、ちゃんと調べて・考えて・創作しないと出てこないのが普通です。
志望度が高い人の志望動機には仕事に対する魅力もある
先ほどのマイナビの公務員志望動機調査で「公務員を考えている人(志望度が高い人)」と「公務員を考えたがやめた人(志望度が低い人)」の比較分析があったので、紹介しておきます。
志望度の高低に関わらず、公務員を目指す以上(?)安定や待遇面を重視する全体的なトレンドはさほど変わりません。
しかし、公務員の志望度が高い人の方が、
社会的貢献度が高い
地域に密着した仕事ができる
様々な業務経験が積める
といった仕事の中身や魅力に関する志望理由を挙げるようになる傾向が掴めると思います。
これは、志望度が高い人ほど公務員の仕事内容についてもしっかりと調べていたり理解度が上がっている傾向があり、その結果として条件待遇面以外の公務員の仕事面に対する志望理由も出てきているのでしょう。
元々高い関心があって仕事面に志望理由を持っている
公務員のことを調べていくうちに仕事面の志望理由を持つようになった
という卵が先か鶏が先か議論はどちらでもいいと思います。
現時点で条件待遇面以外の公務員の志望動機は特にないけれど、でも公務員試験に受かりたいという方は、これから志望理由を作り込めばそれが自然と公務員の志望理由になります。
公務員試験の面接では、面接官は1日で大勢の受験生の面接をこなします。
その中で、受験生はコピペ的な志望動機をまるで暗唱大会のごとく朗読してくるため、どうしても低い評価を付けざるを得なくなります。
ここからは、しっかりと公務員の業務研究を行うということは大前提ですが、しっかりと相手に伝えて高い評価を得られるようにするためのコツやテクニックを丁寧に解説していきます。
ここから先は有料としています。
また、この教科書を読んだだけで志望動機が作れてしまうような代物でもありませんので、そこは予めご承知おきください。
簡単にできる系のノウハウではないのですが、やるべきことが明確になり、志望動機に悩んでいる人にとってはきっと視界がクリアになること間違いありません。
志望動機では一体何をみられているのか
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