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自分の子供に何を期待するんですか?

こんにちは、ラーレです。

先日の記事、早速4人の方からスキをつけていただいて、とても嬉しいです。まぁ便所の落書きみたいなものなので、「ふーん」くらいで思っていただければと。

先日ファミレスで、めちゃめちゃ怒りながら子供の受験勉強に付き合っている母親を2組見ました。1組は小学校受験、もう1組は中学受験です。ミスすると怒るし、なんかイライラしているし、近くでご飯食べてて胸が痛くなりました。

みなさんは、ご子息に何を、どこまで求めるのでしょうか。

結論から言えば、子供に期待してはいけません。お互いに不幸になるだけですよ。

【理由1】それは教育ではなく、自己満足

例えば有名な学校に子供が合格したら、それは確かに嬉しいですよね。自慢の子供です。

誰に自慢するのですか?

自慢して得られるのは、あなたの自尊心だけでは?

自分が叶えられなかったことを子供に託すのは、私はいい話とは思えません。(本人が望む場合を除く)

子供に「期待するな」とまではいかなくても、過度な期待はお互いにとって不幸です。保護者の方は、まず自分の世界(仕事や習い事など)を確立し、その中で自己実現を図りましょう。子供にやらせて楽しないで、共に挑戦するライバルでありましょう。

【理由2】無理にやらせても効果薄

子供の能力で驚くのは、「好きなものに対する集中力」です。あの熱中した姿は大人になるとなかなか見られなくなります。(なんででしょうね?いろいろ背負うものが増えていくからでしょうか)

その時が一番子供は輝いているのではないでしょうか。

いや、わかりますよ。ゲームばっかりの子供は心配になりますよね。ゲームなんて将来なんの役にも立たないのよ!とか言いますよね。

個人的にはゲームは確かに微妙なんですけど…でも別に勉強しなくてもなんとかなりますよ。日本は飢え死にするような環境じゃないし。勉強できるようになったって、それと「満足する生き方」はあまりリンクしないと思います。昆虫博士とか、レゴに没頭とか、それぞれ特殊な能力がつくかもしれませんよね。

親の仕事は、子供たちにどれだけいろいろな経験をさせてあげられるかだと思ってます。どんなことであれ経験することが、子供の可能性を広げますよ。勉強しかやらない(やれない)子は、将来ほんと苦労すると思いますね。

【理由3】子供の人格と親の人格は別

自分がこれくらいの能力だから、子供もそれくらいはいけるはずだ

私はここまでやったんだから、あなたもできるわ!

これ、大間違いです。

親が警察官だけど問題ばかり起こす生徒

姉は超有名私学に進学したけど、弟はさっぱり

姉は血気盛んでわがままで勉強全くしないけど、妹はまじめでハキハキ、敬語も使える

こんな例はごまんとあります。

子供は環境に左右されます。DNAはあまり関係ない。というか、性格や能力に関して、少なくとも現場レベルでは証明しようがない。

子供は子供で頑張って成長します。親と同じところまで頑張れ!ではなく、いけるとこまでいってみろ!のほうが面白くないですか?

【まとめ】生まれてきてくれた時の気持ちを思い出そう

別に受験を否定するわけじゃないんですよ。本人が受験勉強を通じて成長するならば、意味はあります。

けど、イヤイヤやっても効率が悪いのです。本人が興味を示すものを継続してやらせた方がよっぽど成長できるはずです。

昔、保護者と話してた時に言われたことの中で、今でも強く印象に残っていることがあります。

「先生は子供が生まれた時、『元気に育ってくれればそれでいい』って思いませんでしたか?私はいまでもその気持ちのままです」

高校生の息子を持つ親の一言です。あーなるほど、ずっと子育てしていく中で、いつしか親は「子供と一緒にいるのが、子供が元気なのが当たり前」になってしまうんだな、と思わされたんです。

でもそれって本当は当たり前じゃないんですよね。もし失ってしまったら、と考えると怖くて怖くて。

子供に期待する気持ちはもちろんわかります。けど、子供は親の人形じゃない。子供にも人格があって、いうことを聞かないのは当たり前なんですよね。だって別人ですからね。

そこを理解した上で、

親は課題や困難に一緒に取り組むパートナー

ぐらいの気持ちでいたいと思います。

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