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【ポタオデレポ】L&P P6PRO編
自己紹介だぜ!
はじめましてスタイリッシュ野ウサギです。1年ほど前に書き溜めてたんですがなんとなーく投稿せずにいたオデレポートを、やっぱり誰かに読んで欲しくて公開します。
色々ガタガタいいますが専門的なこたぁよくわかってません。たかだか専門学校でPA現場レベルの知識を詰め込まれただけなので、離散フーリエ変換とADDA変換とか工学的なことはまったくわかってないし、Smaart(音響測定装置)の取説もよく理解してません。なのでなるたけエントリーの方々が「イヤホンのハイエンドクラスってこんな世界なんだ~」となるように書きます。というか知識レベルが低いのでその程度でしか書けにゃい。あんまり専門用語の説明とかはしないと思います。浅学なんで嘘を書いちゃうかもしれない。あくまで情報提供くらいの気持ちで、基本的に楽しく書きます。読む人もトイレ入ってる間に何となく読む実家のカレンダーの隅に書いてある豆知識くらいの心持ちでいてください。
まずわたくし、設備系の施工をぺーぺー言いながらやってる24歳。ついこないだ24になりますた。やった〜~(どうでもいい)。初めてアキバのeイヤホンに行ったのは小5。買ったのはアカゲのk200番台(詳細な品番は忘れた)。それからライトに(笑)オーディオが好きです。宜しくおねげしゃす。
今回ポタオデ(※)環境を一新するにあたって色々買い揃えましたのでレポートしていきます。いや〜〜買った買った。なんだかんだ250万くらい買った?ドル高杉謙信。これからずっとこんな感じなんだろな~~~やめろ公共の場で気の落ちることを言うな!!
※ポータブルオーディオの略。基本的にポータブルプレーヤー(+アンプ)+イヤホン(ヘッドホンでは無い)の組み合わせを言う。てっきりツイッターで厨が言い出した略称かと思ったらSONYのHPで公式扱いされててビックラコイタ箱。
ボカァあくまで携帯性重視ですんでプレーヤー→イヤホンというシンプル構成です。いわゆる半据え置き型のカバンに入れるだけでウンザリするようなでけぇDACとかはありません。最近の肥大化傾向なんとかしてくり。スマホもどんどんデカくなってんのやめてくり。
んじゃまず L&P P6PRO から行きませう!
P6PRO 最高ちゃんだよ
買うぜ!!ってなるまで
当初狙っていたのはLotooのPAW GOLD TOUCH(以下PGT)でした。堅牢で業務機の気質があって音が良くてUIも良くて評判もいい。重さだけがクビ(ネック)。どうしようかなぁどうしようかなぁポータブルで重いってやっぱり致命的だよな~とか思いながらネットやアキバをうろうろして、結局気になってきたのは楽彼。中国本国では「ルー・ビー」と読むらしいです。きっと日本語には無い発音でしょう。中国語は日本語の4倍くらい音の種類があるそうです。前々からポタオデ、特にプレーヤーやケーブルに関してPWaudioやEffectAudioなど中国語扱う多言語国家はすっっげぇ〜〜なぁと思ってましたが、ここら辺にも理由あったりするんすかね。ただ売れる音作りが上手いのはアメリカなのかな。日本は…何が得意なんでしょうね……BriseのTSURANAGIはプラハのポタオデ評論家に
「レビューを見て下さった皆様にこの素晴らしいリトルボックスがくれた星の荒野を見上げたような深い感動をお伝えできると思うと、本当に楽しみで仕方ありません(※めちゃくちゃ意訳)」
と以下クソ長文で爆褒められてた。恐ろしいほど音楽的なのにニュートラルなんだって。いや~日本は海外に強烈な信者がいるので贔屓目なんじゃにゃいの~~というのは照れ隠しです。日本を見つけてくれてありがとう。ドヴォルザークもたくさん聴くよ!
普通、楽彼はLuxury&PrecisionのL&Pと呼ぶ人が多いです。ワイはルービーといいます。エルアンドピーより言いやすいから。犬の方のグー↑フィー↓のイントネーションなのかサーフィンで言うグー↓フィー↑のイントネーションなのかわかりませんが、犬の方が好きなんでルー↑ビー↓でいきます。エルピーって言ってる人もいたな。店員さんにはエルアンドピーと言ったら伝わります。
「エッ、エルッエルエルアンドピーのピピピーロクききき聴きたいんすけどドドド」とララララブソングのノリで鼻の穴広げながら言えば、優しい笑顔で試聴機が入ったガラス戸の鍵を開けてくれます。もちろん普通に言っても普通に開けてくれますけど初対面の人にいきなりなにかをお願いする時はちょっぴりユーモアを混ぜるのはマナーだと思いますので。人として。人としてね。オイは母親にとんでもない宇宙人生んじまったなという顔をされますけど。一応人間の格好はしてるからには。
なんだってわざわざ金かかるP6PROなんだってばYO??
金がかかるからですよウフフ、手が掛かるものは可愛いのですデュフフフ。
まぁふつうに軽さと音がよかったからです。ポタオデにおいては結局それが全てです。USB-DAC機能もあります。SPDIFでデジタル出力も出来る。つまり据え置き環境とシームレスに接続できる。ていうかP6PROのスペック自体がすごく据え置き的ですが。よくダメと言われる点は主に操作性ですが、ワイにとっては特にダメではない。PGTと比べるとBluetooth飛ばせなかったり見た目がかっこよすぎたり画面が小さいとかMicroSDがFat32しか受け付けないとかUHS-2に対応してないとかアートワークがどうたらとかなんかあるらしいですけど、“ワイにとって”はつまり“ない”ということです。いやUHS-2の件はちょっと……かなり惜しいけど……。
説明しよう!(CV.富山敬)(×説明 〇個人的な所見)
①このクラスで無線機能入れるくらいなら、正直その機能失くして値段安くするか内部回路の最適化に充ててほしい。
②UIはGold2を経たPGTが良すぎるだけでせっかちさんじゃない限り慣れりゃいける。フォーマットの表示があるのもワイ的には嬉しい。オーオタにとってフォーマットはかなり大事だぜ。MP3だと恥ずいかもしれんがP6PROでMP3聴きたい人滅多におらんやろ。インターフェースという意味では重いとかデカい方がよほどアレ。
③SDのフォーマットくらい全然やる。他になんかやることないすか?(工事屋のアンちゃん風)
④アートワークなんてそもそも登録していないワイの無神経さ
…ということで自分のオデに対する方向性においてダメなところが“UHS-2未対応以外は”なかった。見た目がかっこよぎて気ぃ使うくらいかな~。かといってLP6は成金くさくて嫌だったんですが。すみません。
金があるならスペック的にもコンセプト的にも楽彼を持っておくとオタクとして面白いと思います。特にDAP、殊更ポータブルではAD変換方式が大体同じなので素子も類似する事情でスペック的な差別が難しいですが、その点P6PROは明確なキャラクターがあります。金ならある。いや、別にねぇけど出すっつってんだよ(怒)(ショッピングローン5年払い)。半導体不足でいつ値上がりするかわかりませんし、コイツは方式上素子の調達も安定的ではないでしょうから。
近年のDAPを取り巻く環境について 【オーオタ大学4年 ポータブル・オデ子】
6,7年前までDAPにおいて最も熾烈な激戦区は5~10万のミドルクラスであった。あの頃秋葉原のeイヤホンにはアジア製の小型DAPが所狭しと並び「わっちを買って頂けませんか?」としんなりしたイイ声でオタクの耳をチョメチョメしてしのぎを削りあっていた(妄想)。いまこのクラスは空洞化し、ミドルクラスだったものはエントリーと言えるほど全体的な敷居が高くなっている。オイらパンピーでも相手にしてくれた可愛い新造が消えて、高部屋の花魁しか世に居なくなったのである。南無三。
価格の高騰化に加えて肥大化もここ近年かなり顕著である。音質のためには携帯性くらいなんぼのもんという方々を狙い撃ちするのがメーカーとしては生産性がいい時代なのかもしれないがやめろ。訴訟するぞ。今後も肥大化の傾向は高くなっていくだろうが逆行しろ。楽しかったあの頃に時を戻そう。
その点、楽彼のP6PROはこの大きさ。
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嘘です。これは梱包の木箱です。
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こんな感じで開きます。とってもいい匂いがします。
モノホンはこちら。
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定規と比べてみてもこんな感じです。ちょっと厚みがある。
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それでは新品パキパキの音を聴いてみませう!
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あ〜〜〜〜〜〜なるほど………。
……感想は2ヶ月後に持ち越し!!
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2ヶ月後
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一体全体どんな音なんだってばYO!?
最&高つまりL&Pつまりラグジュアリーかつプレシジョンです。ガッツあるけどすげぇ上品。美音系です。
なんつーの、まだ悲劇が起こる前のファイナルファンタジーチュートリアル時点の主人公(王族)みたいなキラキラ感。クエストの護衛対象が実は奴隷を殴殺してた(クエスト完了後に判明)りして世界の最悪さを知る前のね。これからもっと聴きこんでいきますが、とにかく解像度が高いのでR&Bやジャズクラシックの録音の良さがあんまり耳に染みて最近はそればっか聴くようになりました。つまり音楽の好みが変わった。ボカァ ボーカロイド大好きな脂の乗ったオタクだったのに。クラシック畑のシュッとした美丈夫にされてしまったぜ。耳が。
なぜ2ヶ月置いたかというとまぁエージングです。エージングだってぇ!?このオカルトインチキ教め!とおっしゃる方たまにおられますがまぁまぁまぁ確かにメーカーに都合がいい理論だしオデに関して宗派は色々あるのでね自分の信じたいものを信じたらいいと思いますが、マァ現象として有り得るうえ現場でも箱出しの機器は最初鳴らして慣らすワケなんでねまーエージング前後で音聴いたら大体全然違うしゴニョゴニョニョ。
視聴環境によって音の変化が判別できない場合もありますけど、普通にオデ好きなひとなら大多数がエージングを体験してると思います。けどみんな自分が信じたいことを信じたらいいです。それが他人にとっての真実ではないとしてもそれを否定する権利なんぞこの世の誰にも与えておりませんと神がいま申しておりますけど。もしかしてみんな聴こえてない??P6PROで耳が良くなり過ぎちゃったかな。クセになってんだ、P6PRO持ってんの隠して生きるの。
しかし操作性等については比較的寛容なワイとしても、実際使ってみたら確かに不便だってなる点がいくつかありました。
やっぱUIはそんなによくないやな
・フォルダ内リピート、一曲リピート、シャッフルなど再生の切替がいちいち設定に入らんとできんくて面倒くさい
・ファイル管理方式がFATエントリーなんで新しい曲を入れたら1度フォーマットして一括コピーしないと曲順がバラバラになる
・↑のためデータ量が多かったりファイルが散らばっているとファイル管理に大変時間がかかる
・電源投入の挙動にクセがある
・バッテリーの減りが早い
ファイル管理については、もしかしたらできるだけ音質優先の設計を目指したが故の弊害かもしれません。P6PROと同じR2Rディスクリート回路を採用しているHiFiMANのR2R2000は相当操作性が悪いようです。HibyのRS8はAndroidOSでそうでもないようですが、P6PROのような柔らかい空気感の音ではなく元気系のいわゆるポータブルらしいサウンドで、RS8の下位モデルであるRS2はわざと操作性を下げてコストダウンしています。
楽彼の公式サイトでも「CPUの使用率を極力低くしアナログ回路への干渉を最低限に抑制してる」とか書いていますし。意としては、高性能のグラボを乗っけてる高額PCで音楽ファイルをコピーするとなぜか音質が悪くなるから、古いOSの安価なWinで音源管理してるオタが居られるのと同じことでしょう。数百万クラスの据え置きDAはデジタル回路や電源回路とオーディオ回路を病的なくらい徹底的に分離します(エソテリック等)。
余計な機能をできるだけ省き影響を与えないようにして、強制的に一つの作業に集中させ作業の精度を上げるということですね。とか言うワイは高性能のグラボ乗っけてる動画編集用のiMacの深い階層で楽曲管理してますが。うわ~ん。そのうちNASをゲットするのだぁ~。
けど面倒くささに付き合うのもオーディオの醍醐味だすね
オーディオなんて確かに富裕層で余裕のある人か、ワイのようなオデこそ人生みたいな脳筋しかここまでは手ぇ出さないだろうけど、本気になった趣味が全ての人にとってそうであるように、オデは本当に大切なことをたくさん教えてくれます。
デジタルのままでは判別できないデータの鮮度がアナログの音になって初めてわかるというのは、むしろ物凄く原理的・根源的なことじゃないでしょうか。そもそもオデで培う技術はデジタルをアナログへ、電気を音へ、如何にリアルに変調するか、という情報伝送分野においてかなり根本的普遍的な開発ですので、オタクだろうオカルトだろう宗教だろうとか言われて売れなかろうと、それとは別の話で必要な技術開発です。
ワイの夢はね〜〜いつかハイエンドオーディオの開発者たちが“ほら見ろ!!”って大声で言える日を見ることですぅ〜〜。昨今の成果主義社会が置き去りにしたものを拾い上げて温めてた人が居ることに、多くの人が救われる時がいつかあるだろうと思います。金にならない社会的な地位にもならんことを大事にしてる方が、生き物として豊かじゃないですか。
P6PROが採用しているR2Rディスクリート回路というのもまさにそういう、先進技術へ駆け足な時代に逆行するDA変換方式です。
さっきからR2-D2 R2-D2うるさいってばYO (R2Rです…)
【R2Rの下手な解説が入ります。興味ない人は飛ばしてください】
現在主流になっている変換方式はデルタシグマ変調と呼ばれる、ものすごく短い時間間隔で、伝達される電圧の高低を0と1で表現してからそれをおおまかな時間間隔に省略する、という早稲田大学の大学院生が発明した1ビット処理の方式です。
ワイはいまだに感覚的には到底信じられないのですが(笑)どうやら音というのは一本の信号波形らしく、デルタシグマ変調では、その波が高いときは1を高ければ高いほど素早く連打して、低いときは0を低ければ低いほど素早く連打し、16bitというフォーマットであれば0や1の一列の羅列を16個ひとまとまりで次の段階に渡します(※めちゃくちゃ簡略して説明しています)。
素早く連打出来れば出来るほど情報の精度は高くなります。これがサンプリングレートやオーバーサンプリングというものです。ビット処理についてはどこかのブログで読んだのですが、混んでる時の16人定員いっぱいのゴンドラリフトみたいなイメージでいいらしいです。ただ順番は崩さないよう内部で席順は決まって停車駅まで運送されます。
これが現在の一般的な変調方式で、デジタルからアナログへの変換はこれと真逆のことをします。日本人が発明しましたがアメリカが先に実用化しました。ここらへんが日本の昔ながらのお国芸「鈍臭い」の真骨頂です。でもPCMの録音放送は日本が最初なんだっけ?この頃のデジタル規格については日本はかなり最先端“でした”。
上記に対してR2R回路方式(別名マルチビットDAC方式)は、16bitであれば、最初から素子を16個、波形の高いところから低いところまでいい感じの間隔で配置して、信号を受け取ったときにいま自分のところまで信号届いたぜーというサインを上げさせます。後はサインがあったところと、なかったところを記録するだけという、ごく簡明な方式です。先ほどのゴンドラの例でいうと、16列のシングルリフトで16列同時に順次運搬する感じすかね。オーディオでは基本的に段階が少なければ少ないほどピュアな元音に近い信号を保持できますので、なにかと処理段階の多いデルタシグマ方式に比べてピュアさとしては優位だと思います。
しかしこれは現在ポタオデ業界ではかなり下火な回路方式になっています。なぜかというと16個の素子があれば16素子分のエラーが累積するから。電子回路において1つのミスは、なにもしなければ次に情報を受け取るひとにそのまま受け継がれます。つまり累積されます。本当は信号を受け取ってたけどうっかり見逃しちゃった~というのが、デルタシグマであれば16個の信号を受け取った人がそのまとまりを全体的に見て「このひとつはきっと誤りね」と判断できたものの、これは単に横流しするだけで全体を見て調整する人が居ないので大きなエラーになるまで誰も気付くことができないのです…。
なのでそもそもエラーの出さないものすごく精度のいいセンサーを雇ってエラーを出さないようなものすごく安定した、温度変化やノイズのない環境をセンサーさまには提供しなければなりません。
実用上では10bitまでが実用的、14bitまでなら実現可能とされてるようですが、P6PROは24bit対応です。多分ゼロクロス歪を考慮して、そしてP“6”PROという品番的に、プラス側6基マイナス側6基のDENON方式で片チャン12bit、両チャンで計24bitなんでしょうが、それでもオーディオ、しかもハイエンドの要求に応える精度となると非常に高い技術が必要とされます(通常この方式は医療機器で使われるものです)し、環境変化の激しいポータブルにおいてはかなり難しいと思います。それを実現させている点にオデらしい努力を感じて、個人的にキュン。
据え置きDAコンバーターではこの方式で32bitを実現しているものもあります(MSBなど)。デルタシグマ方式のノイズ処理や精度を高めるメーカーも多い(CHORDなど)一方、このストレートなアナログ変換方式に拘わるメーカーもあるのがオーディオ界の懐の深さです。どこかのブログで読んだのですが、マルチビットは力強く鮮鋭な音、デルタシグマ等の1ビット方式は繊細でクリアでSNがいいと言われるようです。音の組み立て方としてそうなのかもしれません。ただ製造コストを抑えるためのデルタシグマ変調ではなく、製造コストをかけた上でのデルタシグマ変調ということが前提条件です。お金持ちなら音源でどちらか選んでみてもいいと思います。PCM音源はマルチビット、DSD音源はデルタシグマとか。わぁ、楽し~~~~。てかこのPCM1704とかいう生産終了品のDACチップどこから手に入れてんだ?
【解説終了。認識間違ってたらすません】
オタ向けっぽいけどそんな下火になるもんなん?
普通経営陣からしたら「ポータブルでそれやるの?」という感じではあると思うな。出力機器が20万でも十分高いと言われる市場でR2Rを一生懸命やって開発費を嵩張らせたところで消費者には価値が理解されず“コスパ”とか言われて終わりだろうし、ならそこそこのイヤホンでそこそこよく聞こえる音をそこそこの値段で狙ったほうがマーケ的に正解では、というところな気がする。半導体不足の市場じゃもう値段は釣り上げってくどころかむしろよく生産しているなというレベルですらある気がするアル。
でも金額については大丈夫だぜワイらオタクは理解してるぜなんせオデを愛しているからな!オデというマーケットではなくオデそのものを!あと普通に世界は広いので、海外のオーオタなんかはこのクラスのプレイヤーをいくつも持っていたり、限定販売の新作が発表されるたび星の速さでポチるひとも少なくないので、日本という小さくて鈍臭くてオワコンな(言い過ぎ)市場で考えなければ需要はあるんでしょう。
それにしてもUHS-2に対応してないのは惜しかったな〜!
コイツ挿したかったんだけど。PROGRADEの250MB/s。アマゾンで安子だった。いまも売ってんのかな?
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読込速度でびっくりするほど音変わるんだよP6PRO。やっぱデジタル変調の精度がいいんだろうな〜。逆に読込速度の違いが音になるってヤバくね?ジャズがこんな楽しいジャンルだとは思ってなかったし、やっぱいいオデは自分を知らない世界に連れていってくれますね。あとはもうちょっと薄かったらな〜!
ポータブルオーディオにおいてワイがマジで許せないのは、携帯性と音質が悪いことです。だって“ポータブルオーディオ”だからね…。ワイは出かける時のステ振りは機動力にだいぶ振ってるカーブで差をつけるタイプなので…。
とはいえ家の中でも好きな場所で聞けるというだけで素晴らしいんですが。トイレで腹痛に耐えてるひとにも、旦那の残した洗い物をゲンナリしながら片付ける奥さんにも、奥さんの長ーい準備が整うのを車でひとり待ってる旦那さんにも、ポタオデは誰に対してもいつもそばに居てくれます。ただコイツはあんまり高価で、夜の誰もいない河川敷のクルージング(エモい)の相棒にするのは流石に怖すぎるしいくらなんでもオーバースペックなので、今後もPLENUE Rは活躍して貰います。(PLENUE Rはどうでもいいというわけではない。むしろこの価格帯このサイズのDAPまじで昔みたいに各メーカー出してほしい)
P6PROは据え置き環境を構築するまでのおやすみオデや、お散歩オデ、おでかけオデ、カフェ勉オデにぴったり(宣伝向けの可愛い声)。
使い勝手はクセがありますが、音源やイヤホンにこだわればこだわるほど面白いと思います。逆にコピーにコピーを重ねた深い階層に保存してるCD音源(ブーメラン)とか、イヤホンが10万前後かつ純正ケーブルだと良さが伝わらないかもしれん。オデがオカルトと言われる所以が総揃いって感じすね。その点含めてやっぱりコイツは据え置きでは?
まぁとりあえず、みなさんも一家に一台どうですか?(笑)
次週! 64audio A18t の最高ちゃんだぜ! お楽しみに!!