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【PoE2】ウォーブリンガートーテム日和

トーテム日和(2/11)

自分がトーテム作り直したくなった時用もかねたトーテム解説日記です。
巷で人気なのはジェムリングだの神の柱だのでぶん殴る出落ち構成とか聞きますがそんなものは私が考える必要はないんです。
というわけでマップ入り後のウォーブリンガーにおける物理トーテムビルドについて、大事な考え方を含めてメモしていきましょう。


トーテムのあれこれ

まずトーテムについて、今現在(EA:スタンダートリーグ)だと該当するのは次の5つです。
・【ショックウェーブトーテム】(メイス)
一定範囲に一定間隔で物理ダメージを与える
・【アンセストラルトーテム】(メイス)
メイスの一部スキルを使って攻撃できるトーテム
・【リップワイヤートーテム】(クロスボウ)
足止め重点のトーテム
・【アーティラリーバリスタ】(クロスボウ)
とんでもなく狭い範囲に対足止め高威力弾を放つ。…使いづらくない?
・【ダークエフィジー】
なにこれ…

まぁ以上の5つですが、現実的に使いやすいのはショックウェーブとアンセストラルでしょう。ダークエフィジーは専門外です。
といってもアンセストラルも上手く運用するには考えないといけません。
そこで非常に単純明快なショックウェーブトーテムを使います。

ショックウェーブトーテムとは?

さて、ショックウェーブトーテムの性質についてまとめましょう。
読むのが面倒ならそれぞれの太字・箇条書きだけ見てくださいね。

◎トーテムのダメージ

トーテムが持つ基礎ダメージ、これが低いと威力は当然伸びません。
ダメージを上げる上で最も重要なのは、トーテムのスキルレベルです。
ジェム本体レベル(最大20+コラプト+1)、武器(片手ごとに最大+7)、アミュ(最大+3)、手袋(最大+2)が主要なスキルレベル源となり、
『信仰のプリズム』ジュエル(最大+3)、サポジェム(+1)も盛れます。
基礎ダメージも大事ですが、パッシブなどで反映できるダメージも忘れてはいけません。
・パッシブでダメージに反映可能
- トーテムダメージ、アタックの範囲ダメージ、物理ダメージ、アタックダメージ、近接ダメージ

ダメージを伸ばしたければ上記を取るのがオススメですが、最も優先度が高いのはトーテムダメージ・アタックの範囲ダメージです。理由は単純で、トーテムダメージはトーテム自体の性能に関わるパッシブが多く、範囲ダメージは大抵近くに効果範囲増加もあるからです。
ジュエルもダメージが欲しければ、上記から選別するのがいいでしょう、トーテムダメージが一番汎用性低いので安いでしょうが。
攻撃速度については、パッシブ上のアタックスピード、サポートジェムは反映されます。〈戦闘の興奮〉〈集団ヒステリー〉〈目潰し〉、トーテム系ノータブルパッシブに含まれてるやつですね。
ちなみに武器のアタックスピードは効果がないです。多分。

◎効果範囲

雑魚の殲滅効率を上げるため、最も重要です。
これを増やせるのはパッシブの範囲増加と、サポートジェムの効果拡大くらいです。後で解説しますが、効果拡大はオススメしません。
上手くパッシブの範囲増加で盛りましょう。
最終的な目安は4.5mくらいの範囲になると非常に快適です。遠距離攻撃系の雑魚が非常に巻き込みやすくなります。

○トーテムによる出血付与

重要ではないですが、ショックウェーブトーテムのダメージは基本物理ダメージが中心となります。
5%でも出血は付与できますし、ちょっとしたダメージ寄与になります。
ただ、パッシブで盛るのはパッシブポイントがもったいないので、盛るならジュエルでちょっとだけ盛りましょう。

◎トーテムの耐久力

「トーテムなんかいくらでも出せるし、耐久力を気にする必要ある?」
と思ったそこの貴方。とてもわかります。私もそう思ってました。
が、シミュラクラムに挑んだ途端突然耐久が足りなくなりました。
耐久不足では、トーテム召喚直後の隙間でトーテムがボコボコにされて、トーテムが攻撃を行う前に爆散するという致命的な事態が発生します。
「雑魚の殲滅すらままならないね…」
じゃあどういう時に気にし始めればいいのさ?と思うでしょうが、これはトーテムの耐久力が足りなくなった時にちゃんと目を向けてあげましょう。
それからでも遅くはありません。
具体的には、パッシブやジュエルでトーテムライフを盛り、ノータブルの〈先祖の癒し〉で自己回復、〈堅木〉で軽減率を盛りましょう。
すると、敵の攻撃が苛烈になっても最低限一発は攻撃出来るくらいの硬さになります。サポジェムで耐久を盛るのは…枠がもったいないです。

△トーテムの設置速度

設置速度は、トーテムを出す際に自分がどれだけ足を止めてしまうかの時間に関わります。最低限、操作の邪魔にならないくらい盛れると嬉しいですが、これは個人の好みで盛るくらいで構いません。
オススメはノータブルの〈先祖の敏捷さ〉です。

小言

パッシブの左端にあるキーストーン〈アバターオブファイア〉で全ダメージの75%を火属性として与えられるようになります。火属性トーテムならこれを付けると楽しいでしょうが、やったことないので触れません。というかウォーブリンガーを選択してるのに物理を選ばないのはもったいないです。

パッシブのススメ

ショックウェーブトーテムについて存分に知ってもらったところで
「じゃあアンタはどんなパッシブツリーしてるん?」
と感じる方も多いと思います。Lv93時点で、私は次のような感じです。

サンキュービルドサイト(Lv93)

デカいですね。何度見ても…
それはともかく、トーテム系のパッシブは非常に散らばってるのでツリーを幅広く巡る必要があります。アセンダンシーは内部破裂の衝撃、亀のお守りの順で取ればOKです。

とはいえ、このままでは非常に解説しにくいのでビルドコアとなるパッシブを赤枠、耐久面でのコアを青枠、攻撃面での重要パッシブを緑枠で分けましょう。

重要な部分を強調した、よ

◎赤枠(ビルドのコア)

右下2つ、これは特に重要でマップ入る前からも最も優先度が高いです。
トーテムの設置数+1がノータブルに含まれており、この2箇所を巡ればトーテムが3個置けるようになります。逆にこれ以外で増やす方法はサポジェムの過剰(効果時間-50%、最大数+1)かキーパッシブ〈アンセストラルボンド〉くらいです。前者はパッシブが取れるまでお世話になっておきますが、後者は扱いに困るので目を向けません。

左下のキーパッシブ〈ジャイアントブラッド〉も重要ですが、持つ両手武器はトレードで買うにしても、筋力は大体300は必要になります。指輪なり、ジャイアントブラッド真上の筋力+12なりで上手く調整しましょう。ちなみに、両手武器を片手で持てる目処が付くまでは取る必要はありません。
さて、先程トーテムのスキルレベルを武器で最大+7できると書きましたが、このうち+5~+7は両手武器にしか付きません。故に、両手武器を片手に持たなければ片手メイスの+4が限度であり、武器を両手に持つとしても、+4+4と+7+7では+6レベルもの差があり、非常に威力に差が生まれます。
……まぁレベルが高すぎると困る面もある(次で解説します)ので、そこは火力とのご相談をしてください。

左上のキーパッシブ〈ブラッドマジック〉ですが、これは根本的な取り回しに関わります。仮にマナで運用する場合、序盤はいいですが後半のトーテムのコストスケールに耐えられません。最終的には一回で500以上ものコスト消費が必要なので、マナでは到底受け止めれません。正直言って、知性は対して伸びずマナなんて回復してられませんしライフをコストとした方がよっぽど立ち回りやすいし、トレードでお目当ての商品を見つけやすいです。
なので取りましょう。
…とはいえ、トーテムのスキルレベルやサポジェムとの兼ね合いで、スキルレベルが高くなるとライフコストがLv32: [531]とかになってかなり苦労します。更に高くなるとLv34: [666]となり、ライフでも受け止めるのが大変となるので、ある程度調整はしましょう。自分の命に関わります。
一応対応策はあり、ライフの自動回復を増やせば割となんとかなります。パッシブの%回復や、装備に付く『毎秒〇〇のライフを自動回復する』で基礎回復量を増やし、パッシブの自動回復レートなりで盛りましょう。
私はジュエルで自動回復レートを盛ることをオススメします。

◎青枠(耐久面でのコア)

PoE2において誰もが悩む項目、それは耐久です。
マップに入れば嫌でも考えなければいけなくなります。さて、ここで重要なのは、ウォーブリンガーにおいて大抵の場合アーマーとライフで受ける!!をしなくてはいけません。
とはいっても、この2つは現環境において非常に不憫です。アーマーを盛っても高火力物理やらアーマー破壊やらで意味をなさないことがあり、ライフはライフで基礎ライフをパッシブで盛る手段が筋力程度しかほぼないPoE2においてはかなり盛るのが大変です。
なので、パッシブで重要視するのは一部のアーマー関係、元素耐性最大値、ライフの自動回復系、盾のブロック率となります。

まず右上の2つは、アーマーやライフ自動回復を補強しつつコアである〈ジャイアントブラッド〉の筋力が稼げたり、敵からのクリティカルの物理ダメージを抑えるのに非常に役立ちます。おまけとして、〈防御者の覚悟〉でブロック率を稼いだり、〈反響する衝撃〉や〈打ち砕き〉が近いので取りにいきやすいです。

左上と左下の2つは、元素耐性の最大値を盛ることができます。先程も言いましたが、ウォーブリンガーはライフで受ける必要があり、あまり盛れないライフでアーマーを無視する元素属性をどう受けるかも肝になります。
そこで、少しでも受ける属性ダメージ自体を減らすために元素耐性最大値を取りに行きます。この2箇所はコアからも近く、非常に取りやすい位置にあるのでぜひ取りましょう。

最後に、右下のキーパッシブ〈アイアンリフレックス〉です。
これは、回避力を全てアーマー値に変換するので、防具が回避力を含むのなら取るべきです。防具として『不屈なる者として死す』荘厳なレガリアやアーマー・回避力が同居している装備を採用する際に、アーマー単品とほぼ同等かそれ以上に値を稼げるので便利です。
半端に回避があっても役立ちません。
『恐れない攻撃を避ける必要がどこにある?』 ……素敵な言葉ですが、ドッジロールで避けるべき攻撃はちゃんと避けましょう。

◎緑枠(攻撃面での重要パッシブ)

攻撃面において、装備やサポートジェムでほぼ盛ることができず、パッシブだけでほとんど盛ることになる項目が一つあり、それは効果範囲です。
パッシブでダメージを盛ることも大事ですが、効果範囲を盛ることは更に重要です。なので、ビルドのコアとなる部分から近い部分の効果範囲系を取れると非常に快適になります。

また、もう一点。盛るのが大変な項目が命中力です。
器用さや武器、指輪、リザーブバフのサポジェムで盛れたりしますが、器用さを盛っている余裕はあまりないです。ですが、命中力が低くて当たらないのは論外なので、解決する必要があります。
そこで役立つのがキーパッシブ〈レゾリュートテクニック〉です。
これはクリティカルが出なくなるものの、確定で命中するようになるもので、命中力を気にしなくて良くなります。これによって装備の厳選からまた一つ開放されます。クリティカルが出ないのに関しては、トーテムでクリティカルを盛るのは大変すぎるので考える必要はありません。

・おまけ(パッシブで盛る重要な点)

出血率やライフの自動回復レート、トーテムの設置速度・ライフなど、パッシブでのみ盛りやすい項目が意外と多く、自分のプレイと合わせて調整して取りましょう。また、一番下にある全能力値を盛れる〈博識〉も、器用さや知性のサポジェムを個数付けたり、筋力300を超えるために重要です。ただし、人によってはなくても問題なかったりするので、必要に応じてツリーを調整していきましょう。
ジュエルソケットについても、私は7個も付けれるようにしていますが、ジュエルソケットは自動回復レートやトーテムダメージ・ライフ・設置速度や出血率など、かなり色々調整が効くのでたくさん刺せるようにすることをオススメします。
要は、余ったスキルポイントでライフを伸ばしたり自動回復を伸ばしたり、火力を伸ばしたり、好きなように調整しましょう。

スキルジェムのススメ

コアスキルはショックウェーブトーテムですが、他にもいくつか私のオススメについて記述していきましょう。
ちなみにPoE2においてダメージ計算を雑にいえば、
「ダメージを〇〇%増加」は加算形式(基礎[100]×増加(10+20+16))、
「ダメージを〇〇%上昇」は乗算形式(基礎[100]×上昇1[1.3]×上昇2[1.35])みたいな計算式なので、[上昇]を積み重ねる方が強いです。
そして、サポートジェムはほとんど[上昇]なのでダメージを盛りたいです。
ちなみに、サポートジェムを5個挿せるように5リンクにしておくべきですが、4リンクの状態でコラプトすればワンチャンで5リンクにできます。

よく使うスキルジェムたち

ショックウェーブトーテム

ウォーブリンガーのアセンダンシー〈鉄床の重さ〉によって、トーテムの攻撃でアーマーが破壊可能となる。なので、敵のアーマーを考慮する必要は一切ない。そして、ないと始まらないスキルジェム。これが必要ないと言うのであればこのNoteは必要ないはずでは…?
 オススメサポートジェム
◎マーシャルテンポ(アタックスピード25%上昇)
◎ブルータリティ(物理ダメージのみになり、物理ダメージ+35%上昇)
◎強振(近接ダメージ+35%上昇、アタックスピード10%低下)
◎重量(物理ダメージの最大値を+30%上昇)
・物理マスタリー(物理スキルジェムのレベル+1)

- 困ったらこれ。コストは重くなるが威力やトーテムの基礎ライフが上がる
・効果濃縮(効果範囲-50%低下、範囲ダメージ+40%上昇)
- 強いが、単体向け。範囲が著しく狭くなる
・効果拡大(効果範囲+40%上昇)
- 『既に広いスキルを更に広くする必要がどこにある?』……過剰気味。
・過剰(トーテム最大数+1、効果時間-50%)
- 置き直しが忙しくなる。許容できるなら物理マスタリーより悪くないかも

神のハンマー

対レア・ユニーク特攻を目指し単体特化させる。瞬間的なDPSを増やして、ヘビースタンさせた時や出落ちに使おう。こちらはダメージが武器依存であるため、可能なら武器が強いと更に良い。
 オススメサポートジェム
◎工夫(クールダウン解消レート+30%)
◎フィストオブウォー(6秒ごとに先祖の加護を付与、範囲と威力が上昇)
◎振動(ダメージが-35%低下、一定確率で追加余震)
◎効果濃縮(効果範囲-50%低下、範囲ダメージ+40%上昇)
- 単体の敵を滅ぼす為に使うので、範囲は狭くてもいい
・引き裂き(出血確率+50%)
- 高威力の物理ダメージを叩き落とすので、出血の威力も良い
・弱点活用(アーマー破壊の敵に対し、ダメージ+50%上昇)
- 〈鉄床の重さ〉によってアーマー破壊したところにドン!!!!!

レゾネーティングシールド

トーテム置いて暇な時に盾をこれで構える。ついででアーマー破壊が可能。構え続けるスキルであり、コストを高くするとライフを減らしてしまうので、低レベルのスキルジェム推奨。(コストが50~70前後に収まる程度で)
 オススメサポートジェム
◎機動性(構えてる時の移動速度低下を30%緩和)
◎アンブレイカブル(構えてる時のスタン閾値200%上昇)

- スタン閾値が低すぎるとスタンして爆散するので注意
◎インスピレーション(毎秒のコスト-40%)
◎効果拡大(効果範囲+40%上昇)
- 元の範囲が狭いので、結構範囲上昇がありがたい

スピリットのリザーブ系バフ

採用の余地があるのは次の4つ。
◎タイムオブニード
- ライフ回復のお供。マップ効果で回復レートが低下した時、意外と効く。
・スカベンジドプレーティング
- レゾネーティングシールドで叩き割り10スタックになると、アーマーが非常に硬くなり、アーマー13000(87%)とかイケる。
・バーサーク
- トーテムに憤怒は乗るのか?乗らないのか?検証方法がわからない…!!
もし憤怒が乗るならサポートジェムの『憤怒の泉』を採用する価値アリ
・オーバーウェルミングプレゼンス
- ヘビースタンをドカドカ入れたいならいい選択肢。でも重要じゃない。

リザーブ系のサポートジェムでオススメはこれ。
活力(毎秒ライフの1%を自動回復)
・本草学(ライフフラスコ回復量が30%増加)
- フラスコよりライフの自動回復に頼りたいが、あって損ではない
・食人(キル時、ライフの4%回復)
- トーテムのキルで反応してる気がしない…いらないかも
・精密(命中力が30%増加)
- 命中を盛らなければならない場合だけ

大体こんなところでしょうか。
このビルドのダメージは殆どスキルジェムのレベルとパッシブに依存してるので割とわかりやすいです。

装備やら立ち回りやら

装備のスキルレベルと関係ない部分は全部耐久面を揃えるだけでいいです。
スキルレベルは、武器(片手ごとに最大+7)とアミュ(最大+3)、手袋(最大+2)だけ覚えて、あとは筋力や最大ライフ・自動回復、アーマーや元素耐性・混沌耐性やらを十分になるまで盛っていきましょう。
私はこれくらいまで盛ってます。

Div換算で、大体30Div程度かけたステータス

ちなみにユニークは
・胴体:『不屈なる者として死す』荘厳なレガリア
- (効果は最大ライフ、元素耐性の2つ。ソケット5個は混沌耐性)
・ベルト:創造力(69%)
を採用しています。
レガリアを付ける上で知性・器用さが51は必要なので、パッシブ〈博識〉と指輪に全ての能力値+13と+14を付けて創造力のブーストで補ってます。
混沌耐性は盾でも盛れるので意外となんとかなります。

ちなみに、残念ながらここまで盛ってもマップボスの難易度4で一撃爆散することはあります。なんだあの威力。

立ち回りに関しては、マップ周回中はトーテムを適時置きながらレゾネーティングシールドでアーマーを稼ぎながら防御をします。
レアやユニーク相手は盾で受けられない攻撃に警戒するため、盾を下ろしてドッジロール回避の用意をしつつ、トーテム・神のハンマーを差し込んで行きましょう。

おわりに

書いたことのないNoteで初めてつらつら文章を書いていたら、思った以上に長くなったな…と思います。もしお読み頂いた方のトーテムライフに少しでも貢献できたなら幸いです。

では、皆様もトーテムを植えてドカンドカン走り回りましょう!!!
私はファームに戻ります!!!!!!!!!!


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