江戸小噺から、自分と環境を最幸に変えていく!~その1
江戸小噺(一分線香即席噺)は、数秒で言えてしまう簡単な言葉あそび。みんな知ってるのは「ハトが何か落としたよ」「ふ~ん」ダジャレと一緒に思われがちですが、けっこう違います。たとえば、だじゃれは思いついた人が気楽に話して、ウケたらラッキー!な言葉。
ところがです。江戸小噺と聞くと、どんな印象を持ちますか?たとえば、落語みたい。得意な人がやるもの。自分には出来ない。やったこともない。難しそう。・・と出来ない探しが始まります。でもね、幼児だったらすぐ出来ます。だって、10秒話すだけですから。大人って、過去の経験が心のブレーキになることがたびたびあります。見えない心の声がこう言います。「小噺を自分が話すなんて、とんでもない」「間違えたら、みっともない」「人前で話すなんて、ご勘弁。恥ずかしいし、緊張する」
この間、こんなことがありました。物静かでシャイな男性が、みんなの視線の前で「徳利にお酒はある?」「ちょこっと」を言ってみることになったんです。とっても優しい応援者ばかり。たった5秒ですから、挨拶がわりみたいなもの。言えばすぐに終わります。男性は本当に小声で「徳利にお酒はある?」とだけ言いました。もちろんステキな表現をしてくれました。嬉しかった~すると横から「あれ、オチは?」の声。もしかしたら「もうすこまでにしようよ」と理性の声が聞こえたかもしれません。
でも、これってものすごいチャンスなんです。これを繰り返していると、だんだん「そんなに難しくないみたい」「なんとかなりそう」「間違えてもいいの?!」「だったら、かんたんじゃん」「な~んだ」って、なっていきます。たかが5秒ですから。言うだけ。・・ね。そうなった時、心の中では何が起きていると思いますか?同じことをやっても、前より気楽に出来るようになった分、実は心も柔らかく柔軟な捉え方ができるようになっています。
そうなると、言葉に出すほどにもっと明るく、小噺以外の場面でも物事の捉え方が柔軟になっています。あらびっくり。たかが小噺、されど小噺! 江戸小噺のメリットはまだまだ沢山あります。少しずつ紹介していこうと思います。もし、江戸小噺の笑いを習得しながら、自分の性格を変えたい人がいたら、江戸小噺コーチングセッション:お問い合わせください。 今日も明日も、笑って心元気な1日を! ※お問い合わせはこちら