父が救急入院した話
こんなこと書くのも難だがいざ起こると普通に暮らしている人はパニックを起こして対処が遅れるのだろうと思った体験だった。
弟がいきなり部屋のドア開けて「父親の様子がおかしいから一緒に病院に着いてってほしい」と言われたのだ
時間は夜の8時「病院?こんな時間に?」と思いながら眠気を堪えながらノロノロ服を着ていると再び弟がやって来て同じ事を言うちょっと不審に思ったのでスマホを持って父親の元へ行くと居間に座り込んだ父親が居た
そして顔見ていたら表情が半分動いてない
取り敢えず弟に状況確認した
俺「119連絡したのか?」
弟「意識あるからする必要ないだろ?それよりも父親がいつも行ってる病院に連れてってくれ」
この時マジで「お前は何を言っているんだ?」と思った
俺「なんで119に電話してないんだよ!こんな時間にその病院開いてないし医者も居ねぇよ!そもそも診療所レベルの設備じゃ診断も治療出来ねぇよ。最悪タクシー呼んで最寄りの救急医療指定病院に駆け込むしかねぇ!」
弟は「え、救急・・・」
みたいなこと呟いて居たが俺は持って来たスマホを正面に見ると何とか思い出した番号#7119へ電話し父親の状況を伝えると
相談員「脳梗塞の疑いがあるので119に繋げて宜しいでしょうか」と言われ二つ返事で承諾した
それから直ぐ救急コールセンターの隊員の人代わり何とか住所を伝えて#7119の相談員の方に伝えた内容と意識があり今はだいぶ落ち着いてる事を伝えた
救急車が来る事が決まると俺は救急車が来る事を家族に伝え父親仰向けに寝かす様に指示すると家までの小道の入り口に向かい救急車が来るのを待って居たが途中救急隊員から父親の状況確認の連絡が入りせめて電話弟に渡しておくべきだったと後悔したが直ぐに弟が様子を見に来て父親の状況を教えてくれたのでそれを伝えた
しばらくしてから救急車が来て家前まで誘導。 救急車から降りて来た救急隊員が家に上がり寝かせて居た父親に診察を開始した。
因みにここまでのやり取りで母親はオロオロしてるだけでいつの間に連絡したのか近くに住む親戚が来て母親は身体を任せてる状態だった。
俺と弟も救急隊員に協力して父親を救急車に運び込むと自分が同乗して隣町の総合病院に運ばれる事となった
病院に着いてからはいろいろ書かされた 改めて自分は父親の方を殆ど知らないのだなと思い知らされた患者情報の記入 ショックだったのは父親の歳が知ってるものより少し上だった事だ
書類を書き終えてから暫くしてストレッチャーで運ばれて来るを見つけ近くに寄るとドクターが気が付き関係者か確認され状況を教えて貰った
ドクター「脳梗塞ですね。命に別状はありませんが現状だと深刻な後遺症が残るのでカテーテル手術をして血栓取り除こうと思うのですが」
と問われ少し考えたが少しでも状況がマシになるならと思い承諾した。 その少し考えてる間に手術内容を説明されたがそれ系のTV番組はみているのでイメージはできていた 血管を傷つける恐れがある場合は中断する旨も伝えられたがそこは割り切ってただ「先生日本お任せします」と言った。
その後人生初となる手術同意書を書く事になるのだが書く事はシンプルだったが無駄に緊張した いつもは殴り書きの様書く自分の名前を無駄に丁寧に書くくらいには
その後は入院関係の説明を受けて手術の結果に着いては電話で知らせてくれる様頼んで帰宅驚く事に帰り着いたのは日付が変わる前だった。
その後仕事があるため自分は寝たが母親の元に電話が来たらしく後日手術が成功した事を教えてくれた
以上の話だがなんで書き残そうと思ったかと言うといろんなメディアで119通報の増加で救急車が足らないなど言われいるが自分が手に負え無いと思ったら躊躇なく119番を押して欲しいからである
病人の症状の判断やその症状に対応出来る病院の選別などはとても素人ができる事でわ無いのだから