新しいカメラとレンズがやってきた(前編) EOS R7+RF200-800
新しいカメラとレンズがやってきました。
野鳥撮影開始の年、探鳥地のこと。
↑のとおり、今年、2024年2月からカメラを始めた僕ですが、カメラとレンズは貰い物でした。
カメラはEOS 60D。犬で言えばおじいちゃんなカメラです。
フィルムではないが色々とアナログな感じ。ただ初めてのカメラとしてはとても良い練習になりました。
レンズはEF300 2.8L USM(初期型)です。年代物ですが単焦点なので綺麗です。
これにEXTENDER EF2× II(中古)を装着し写真を撮っていました。
先に言っておきますが、迷彩カバーに迷彩効果は期待していません。
レンズ保護目的が第一、そしてかっこいいからです(大事
合計3875gです。
「お母さん大変だったわね!」と言われそうな新生児ぐらいの重さがあります。
さて、ありがたい貰い物で野鳥撮影を始めましたが、欲はでてくるものです。
まずはAFです。
普通にAFが遅いです。晴天の日に10mぐらいの距離で合わせるだけでも3,4秒ぐらいはかかります。
一番辛かったのが、小鳥の背中が見えていて、振り返りの顔をとらえたいシチュエーションです。
顔が向こうをむいていて、こちらを振り返った瞬間、顔を中央1点AFで狙いますが、当然瞳AFなんてものはないので小型の鳥だとピンボケしないよう祈るしかないのです。
次に連写速度です。毎秒5枚しかとれません。2秒ぐらいでバッファがフルになります。
その後は5秒に1枚ぐらいしかとれなくなります。辛い!
そして手振れ補正なんてものはカメラにもレンズにもありません。
一脚を使っても横方向の細かなブレを消すのは大変です。動画なんて見れるものじゃありません。
私は逃げました。
自己研鑽をすることなく、文明を頼りました。
いいんです。
休みの日に仕事の日より早起きをし、普段1時間ぐらいの距離じゃ「もったいない」と使わない高速道路に乗り、いるかいないかわからない野鳥を探して歩き、やっと出会えた野鳥。その野鳥が背中しか見せてくれず、一瞬振り返った時にシャッターを押し、秒間5枚しか撮れず、5枚撮ったらバッファフルになってしまうカメラで撮影する。その場でモニター確認するとなんとなく撮影できているが、家に帰ってPCで見るとピントが首とか背中に来ていたり、ブレていたりする。
この悲しみをこれ以上味わいたくない。そのために時間よりも小銭で解決する手段を選んだのです、この怠惰な男は。
と、大げさに言いましたが、貰ったカメラで撮影を始めてみたら趣味として続けたくなったので、初めて自分で買うカメラは入門機として手ごろなカメラを買っておこう!という感じで買いました。
というわけでEOS R7がやってきました、よろしくお願いします。
更に2月に先を見越して注文しておいたレンズ、RF200-800も到着しました。
(納期4か月の表示があった2月22日注文で、6月11日到着でした。今は半年以上待ちらしいですね…)
カバーはRolanpro 。なぜchasing birdsじゃないかと言うと「色々試してみたいから」。
素材はchasing birdsと違うがこちらも良い。
ただしキッツキツで装着に時間がかかる。
chasing birds = lendscoatと似たような素材で、端の縫い処理がしてある。
rolanpro = chasing birds,lendscoatとは違い、表面の非粘着性繊維層、中央の防水接着剤層、内層のソフトループベルベットの3層(公式説明)で、表面の手触りがキャンパス生地っぽくて好きです。
一番高いlendscoatが一番チープな気がします。(個人の感想です)
ちなみにchasing birds と rolanpro は aliexpress で購入しています。
無事に新装備が揃いました。
重さは 2660g程。
さすがに「死ぬほど軽い!」とは言えませんが、3800gを使っていた人間が2660gを持つと軽すぎてびっくりします。
マグプルのストラップで腰にぶら下げて歩いています。
一脚も一応背負ってますが、新装備にしてからほぼ手持ち撮影です。
あとは、EF→RFマウントも購入したので、EF300+EX*2もR7で使えるようにしました。
めちゃくちゃ余裕があるときは両方持って行きたい。
ちなみに
「一眼からミラーレスに変更すると特有のAFの挙動にビックリする」
「AFに癖がある」
などなど事前情報では不安になる要素も多かったですが、今までのAFが古すぎたのか
個人的にはほぼ不満はない感じです。癖があるのはわかりますが・・・。
前編はここまで。
新装備のお試しは葛西臨海公園で朝活して行いました。
トップ写真もその時のもの。コチドリの幼鳥。