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野鳥観察・探鳥地 新潟県阿賀野市 瓢湖、新潟市 福島潟

仕事も趣味も忙しくてnoteの更新が滞ってますが、やっと7月半ばの遠征のまとめができました。

今年(2024年)野鳥撮影を始めてからは最大の遠征となりました。
冬もそうですが、夏のヨシゴイで有名な瓢湖です。

ヨシゴイを見たい!ミョウガの妖精なんて言われて有名だし!単純にかわいい!
(葛西臨海公園と北印旛沼で観察はしていますが、近距離・蓮絡みとなると厳しいものがあります)
ということで検索してみると…

埼玉県の伊佐沼→2年前から原因不明で蓮が無くなってしまった
埼玉県の越谷レイクタウン→2014年に人為的に蓮を取り除き2016年以降見られなくなった

とのこと。なんてことでしょう…
探鳥地を検索しているとこういったことがよくあります、残念です。

そのほか茨城や群馬も含めて調べてみますがわかりやすい情報がない。
群馬南東部等多少は見つかったのですが、日曜日の関東エリアは雨予報ばかり。
有名なのが瓢湖で新潟の天気は曇り時々晴!ということで、少々遠いですが
テンションが上がっていたのもあって7月14日に妻と日帰り弾丸旅行で行ってきました。
もちろん車で、深夜12時出発の朝5時着、瓢湖と福島潟を見て昼食をとり、お土産を買い、
午後1時ごろ帰り始め、夜7時の帰宅です。真似しないでください…

ちなみに早朝(3時前後)の山中、田園地帯の高速道路を車で駆け抜けた結果、車の前面に見たことないぐらいの量の虫の死骸がついていました。途中である程度拭き落したのと、帰りの大雨で綺麗になりましたが虫耐性があっても辛いレベルでした…


【駐車場所】
瓢湖、というか瓢湖水きん公園には無料の駐車場があります。ありがたい~
2ヶ所ありますが、私はこちらの駐車場に駐車しました。朝5時着ですがロープ等もなく普通に入れます。瓢湖外周までは徒歩2,3分でいけます。

やはり冬の方が有名なのでしょう、朝5時~9時ぐらいはガラガラでした。
冬になったら来てみたい…けど雪が凄そうなので悩みます。

コハクチョウの越夏個体は結構いる。これが普通なんですね~

福島潟は、弾丸ツアーだったこともあり全然廻っていません。
オニバス池の無料駐車スペースに駐車し、その周りを少し歩いた程度です。

オニバス池の駐車スペース。今年はオニバスが成長不良だったそうです。
確かに全然葉が無かった。

【余談】
今回は日帰り弾丸旅行でしたので時間があまりありません。
ズルズルと探索していては大変なことになるので「これが見れたら切り上げる」という目標を決めておきました。

・瓢湖でヨシゴイを撮影する!
・ヨシゴイと蓮の絡みを見れたらいいな!
・オオヨシキリと蓮の絡みも見れたらいいな!
・福島潟ではコヨシキリを見たいな!

こんな感じです。

バンは沢山いました!

【探鳥エリア】
阿賀野市がウォーキングマップとして瓢湖のマップを公開しています。

こちら

私が行った時は東新池の東側は草の背が高く、観察が難しかったので瓢湖一周コースをゆっくり歩きました。

全部舗装路で、アップダウンもありません。
日除けもありませんので、夏は暑さ対策が必須です。

瓢湖の蓮開花状況は阿賀野市のHPで公開されています


ミツバチも蓮の花に。

そしてこれは訪問後に気が付いたのですが、瓢湖白鳥観察舎販売組合【公式】Twitter(X)があります。ヨシゴイ含む情報を発信してくださっているので大変参考になります。参考にしたかった…

瓢湖白鳥観察舎販売組合【公式】
瓢湖白鳥観察舎販売組合【スタッフ】

本池を2~3時間かけてゆっくり2周し、その過程で目標達成できたので切り上げることにしました。

ヨシゴイを撮影する!
ヨシゴイと蓮の絡み…?ということにしましょう!
花の茎に捕まるシーンは見られませんでした。
(正確に言うと花茎とまりは見れたのですが、対岸等の長距離だったのでまともな写真ではありませんでした)
オオヨシキリも蓮の…花ではないけど蕾にとまってくれました。
ありがとう~!

福島潟ではコヨシキリが期待できるとの情報があったので、じゃあまずはオニバス池から~と行って見たら車を降りた瞬間に囀りが。その後近くで撮影もできました。

コヨシキリです。といっても鳴き声を聞かないとオオヨシキリとの違いが分かりづらいですね…


目標達成できたし日帰り弾丸だし、福島潟全部廻ると日が暮れるし~ということ帰りました。


【期待できる野鳥】(おおまかな情報です。)

こちらも訪問後に気が付いたのですが、瓢湖メインのブログを運営している方がいらっしゃいます。大変参考になります。

ヨシゴイはこの時期はほぼ確実にいるのでしょう。
蓮の花も湖をびっしり覆っているわけではないので、点在しているエリアに行けば(背景は寂しいですが)ヨシゴイを観察しやすいと思います。さすが有名なだけありますね。

少しだけ葉の上を歩いてくれました。


東京から車で行くのは大変ですが、関東圏で他に良いところが見つからなければまた再訪すると思います。

オオヨシキリも沢山です。

なんだかんだかわいい鳥だと思います。

バン も近所で観察できるポイントはあるのですが、ここは沢山いて人馴れもしている様子。
餌付けの疑惑もありますが、時期もお陰もあり幼鳥を観察できました。瓢湖本池横の東新池含め、もう少し粘ったらヒナも見れたかもしれません、ちょっと惜しい事をしました。

バンの幼鳥①少し成長した感じ
バンの幼鳥②更に少し成長した感じ

カンムリカイツブリもここで繁殖しています。
少し大きくなっていましたがヒナを観察することができました。

この日は距離があって近くでは見れませんでしたが日によっては近くまで来るみたい。

そして夏真っ盛りですが冬鳥がいます。
コハクチョウ、ホシハジロ、オナガガモ(推定)等。
他、アイガモ、カルガモやツバメ、スズメ、オナガも沢山いました。

アイガモの雛。数日で6羽から4羽に減ってしまったそう。

あと一瞬でしたがキジのメスを見かけました。

福島潟の滞在は20分程でしたが、コヨシキリ、オオヨシキリ、カンムリカイツブリ、バンを観察することができました。


【その他エリア情報】

弾丸旅行でしたのでこの二か所以外はお土産買ったりしたぐらいでどこも寄っていません!
いつかゆっくり、鳥屋野潟にも寄ってみたいですね。

【注意点】
特にありませんが、夏場はどこも日影が少ないので気を付けましょうね!

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