佐倉雅とは何者なのか?
佐倉雅とは何者なのか。
その魅力は既にあめのちあさひ氏が書いたこの記事が秀逸過ぎてこの記事を超える文章を書く自信がない。
また、姫乃たま氏の著書『アイドル病 それでもヤメない29の理由』における記事が佐倉雅とは何者なのかを最もわかりやすくまとめているのでおすすめでしかない。
しかしそれでも佐倉雅とかっこいいバンドのマネージャーとして一年関わって来た区切りとして一度まとめておこうと思ったのだ。
【主な活動歴】
活動ニ年目にして○○未遂により救急搬送からの精神科(閉鎖病棟)強制入院という地下アイドルとして破天荒な人生が始まったのである。
双極Ⅱ型障害の診断と共に精神薬の常用、リ○カ、時にODなど佐倉雅=お薬お姉さん=ヤバイ地下アイドルというキャラが名実共に確立したのもこの頃だと記憶している。
しかしこの時の体験こそ後の楽曲制作と佐倉雅のイメージ戦略及びブランディングに大きな影響を与える事になる。
佐倉雅 1stアルバム
『QUEEN OF DRUG』
【収録曲】
1.QUEEN OF DRUG
2.閉鎖病棟から
3.ワナビー!ビューティホー
4.パワハラ・ロックンロール
5.未来予想図Ⅲ
6.MajiでKoroしちゃう5秒前
7.自己愛と平和
8.QUEEN OF DRUG(デスボ ver.)
1stアルバム『QUEEN OF DRUG』を発表、現在の活動コンセプトの核となる代表曲の多くは既にこの時点で確立されていたのである。
また現在大ブレイク中のめろん畑a go goのメンバー中村ソゼ氏との共同企画を開催するなど本格的に精力的な活動展開を始めたのがこの頃である。
オ○ム、北○鮮、龍が如く、福本伸行マンガ、麻雀‥等々を好むアンダーグラウンドな嗜好・思想を公言しその活動がより過激になって行った時期でもある。
活動3年目にして楽曲も増え歌唱力、ステージング共にライブのクオリティが飛躍的に上がって来た一方でユニット解散や人間関係、地下アイドルとしての集客や売り上げ等々のトラブルや不安から徐々に精神をきたし3周年ライブを以て一時活動休止を宣言。
この時はツイキャス等の発言から一部のファンからガチで肉体的にも精神的にもこの世から居なくなるのではないか?と危ぶまれるも年末に『やばいすごい忘年会 〜来ないとポア〜』にて見事復活を果たす。
佐倉雅 2ndアルバム
『享年十七歳』
2020年7月12日発売
【収録曲】
1 踏切~album remix~
2 自殺の練習
3 ひとりぼっち
4 ひきこもりのうた
5 この病は一生治りません
6 仄暗い地下の底から
7 アイドル失格
無事復活を果たすも活動4年目は苦悩の連続だった。
その苦悩は2ndアルバムにして問題作『享年十七歳』に全て詰め込まれていると言っても過言ではない。
アルバム収録曲『踏切』の元になった佐倉雅ガチ踏切自○未遂事件を経て、コロナ禍における度重なるイベント自粛、ライブハウス閉鎖等もあり全てがマイナスに向かっていた。
それでも様々なトラブルを乗り越え開催された4周年イベント『〜佐倉雅交友録2020~ (延期になった4周年SP)』では苦難を乗り越えステージに立っている佐倉雅がいた。
生誕記念ミニアルバム『毎日しんどい』
2021年8月20日発売
【収録曲】
1.一生友達作らん宣言
2.偶数月の15日
3.この病は一生治りません
4.仄暗い地下の底から
佐倉雅とかっこいいバンド
vo 佐倉雅
Gt きょん
Ba ダンジョー
Dr GAZZY
ひとつの区切りでもある佐倉雅の地下アイドル活動5周年目はバンド編成という思わぬ形でのスタートとなり活動の幅を広げて行った年となった。
様々な人の協力により佐倉雅とかっこいいバンドが結成されそのステージは多くの関係者から絶賛される一方でアイドルファンの間では賛否が分かれた。
その声こそタイトルにある問いかけにつながるのである。
佐倉雅とは何者なのか?
その問いかけに対しては佐倉雅自身が明確に答えを出している。
佐倉雅は地下アイドルであると。
そして地下アイドルの現場からのオファーが減少し集客や活動の方向性に悩み抜いた結果到達した答えはとてもシンプルでありベストな答えなのだと思う。
自分でやる。
呼ばれないなら自分が呼ぶ。
地下アイドルとしての立ち位置が中途半端と批判されるなら地下アイドルとしての覚悟を見せる。
その決意こそ佐倉雅が2022年始動と共に仕掛ける2つのイベントに現れているのだと思う。
全曲公演をやるという事がどういう事なのか、それは今やれる事を全部やるという事である。
そしてそのカードを使うという事は佐倉雅が出来る事を全部やり切るという事であり、そのカードを使ってしまう以上この先は新しい事をやるしかないという意味も含んでいる。
それを2022年の頭に持って来たという事は地下アイドルである事の誇りを賭けた勝負であり佐倉雅とは何者なのかという問いへのひとつのアンサーなのだと思う。
そして翌月、佐倉雅とかっこいいバンド初となる主催を錚々たる顔ぶれと共に仕掛けてくるという事はバンドとして一世一代の勝負をするという事なのだと思う。
佐倉雅とは何者なのか?
その問いかけは6年目に突入する2022年に実証されるのだと私は考えている。
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