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電波史の散歩道☆彡 1896M29.12.12.
電波史の散歩道☆彡
〔電波(電磁波) 歴史のおはなし〕
無線電信の公開講演会開催と電波式無線電信装置の調査・研究の開始
英国郵政省 プリース技師長は、初の一般人に向けた、線の無い(無線)通信の公開「無線電信の公開講演会」がトインビーホール(ロンドン)で行われ、その内容は、「マルコーニの無線式電信」の概要を説明し、実演では、火花式送信機の電鍵(キー)を押すと、マルコーニが手にした黒い箱の中からベルが鳴る。その箱を会場の特定しない地点へ移動しながら、また、立ち止まりながらでも、そのベルが鳴るありさまを新聞が報じた。
外国科学雑誌「エレクトリシャン 12月18日号」には、その模様を記事にしたディリークロニクルの新聞報道を掲載した。
【参考文献】
「日本無線史」第一巻 第一編 無線技術史(上) 1950年(昭和25年)12月30日 電波監理委員会
月刊「電波受験界」連載 「マルコーニの手紙」 若井 登 著 財団法人 情報通信振興会 刊
官報
「江戸東京年表」 1993年(平成 5年) 大濵達也 吉原健一郎 小学館