〔符号略号〕 略符号 ③終 その他参考となる略符号(雑感も)
3 その他の略符号等
実際の通信では、略語を多用、使いすぎないように注意しなければなりません。また、自分勝手に早合点してしまうと、相手側に通じなくなります。
多くの電報は、英語で構成されているものが多く、英語を母国語としているところでは、かなり、省略して発受することが多いようです。(狭帯域直接印刷電信 : NBDPでも...)
例えば、
「NIGHT」 を 「NITE」
「AND」 を 「ES」 (アメリカ国籍の通信士に多い)
「DAY」は、「DAI」
「FOR」は、「FER」等々と打っています。
また、日本の平文電報でも、区切り点を付け方により、付けなかったことにより、まったく違う意味となることがあります。
例えば(教官が示してくれた一例です。)
本文 「ヨメニゲタアズケタ」
訳1 「嫁、逃げた、預けた」
訳2 「嫁に下駄(を)預けた」
1 「意」は、意義を表す。
2 「航空業務以外」は、航空移動業務並びに航空、航空の準備及び航空の安全に関する情報を送信するための固定業務以外の業務に使用するもの。
3 上記2が記載されていない場合は、すべての業務で使用可能。
4 略符号の文字の上に線を付したものは、その全部を1符号として送信するモールス符号とします。
例 「SOS(---)」→「・ ・ ・ - - - ・ ・ ・」ではなく、「「・ ・ ・ - - - ・ ・ ・」となります。
5 参照 : 無線局運用規則等
おわり