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〔電波史☆彡〕 1895年 火花式無線電信送信装置の実験(海外) 

1895年(明治28年) 6月
Guglielmo Marconi(グリエルモ マルコーニ 1874年4月25日~1937年7月20日 イタリア共和国 発明家)は、1894年 ローニャ市の中心部にある大聖堂近くにあったマルコーニの生家近く、別荘「グリフォーネ」の(父親所有)3階において、科学雑誌に書かれたヘルツの実験に関する記事を読み「電磁波を利用して、遠距離の通信が可能となるのではないか」と研究を開始。

同時期、母なる大学「ボローニャ大学」(イタリア。ヨーロッパ最古の総合大学)において、ヘルツの成果に基づく研究を行った。

実験は、装置を作り、誘導コイルを使って、すさまじい火花を発生させたが、問題は、電波をキャッチするコヒーラ-にあった。

いろいろな実験の末、正しい組み合わせを見つけ出し、当初、100m程度の電波到達距離が、1895年(明治28年)8月には、2400mまで伸びた。

参考文献等
日本無線史 第一巻 第一編 無線技術史(上) 1950年(昭和25年)12月30日 電波監理委員會
日本無線史 第十三巻 第十一編 本邦無線電信無線電話年表 1950年(昭和25年)12月30日 電波監理委員會
江戸東京年表 1993年(平成 5年) 大濵達也 吉原健一郎 小学館
マルコーニの手紙 若井 登 著 月刊 電波受験界 一般財団法人情報通信振興会
電氣試験所五十年史 1944年(昭和19年) 電氣試験所

 


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