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〔電波史☆彡〕 1896年 電波式無線電信の調査研究の申し入れ

1896年(明治29年)10月 
石橋絢彦逓信省管船局航路標識所長 外国雑誌(ロンドン エレクトリシアン)の電波式無線電信の発明記事を見て灯台通信に利用したい旨、逓信省通信局電氣試驗所 浅野応輔電氣試驗所長に申し入れがあり、これを受け、松代松之助同電信係主任技師に調査を依頼、マックスウェルの理論を実験によって説明が書かれた「ヘルツ波」を唯一の参考書として1897年(明治30年)電波式無線電信装置の調査・研究を開始した。
 
本研究には、
 逓信省通信局電氣試驗所長 工学博士 浅野応輔
 松代松之助、佐伯美津留、一丸甚作、中村精次郎等があたった。
 
【参考文献等】
日本無線史 第一巻 第一編 無線技術史(上) 1950年(昭和25年) 電波監理委員會 P002

日本無線史 第三巻 第二編 無線研究史 1950年(昭和25年) 電波監理委員會 P016

日本無線史 第四巻 第三編 無線研究史 1950年(昭和25年) 電波監理委員會 P008

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