スパチャdj ライブ出演後記
こんにちれな!
江戸レナからタイムスリップしてきた歌姫、江戸レナなのじゃ!
2020年7月5日(日)@秋葉原エンタス(Twitch 配信も有り)で行われたイベント、スーパーチャット(スパチャdj)に出演させて頂いた。
スパチャdjは本来4/4に開催される予定だったけれどコロナウイルスの影響で延期となっていて、第一回 Music Unity2020 に参加する事になったり、正式な開催はここまで延期となっていた。
バーチャルシンガー江戸レナとして、ここまでの道のりは決して平坦ではなく、イベント出演への想いが強すぎて溢れかえってしまった為、ライブで演らせて頂いた1曲ずつへの想いを備忘録も兼ねてここに記しておこうと思う。
最近江戸レナを知って下さった方、江戸レナに少しでも興味を持って頂けているそこの貴方、そこそこ長くなるので、江戸レナを紐解きたいと思っていらっしゃったら、お時間ある方はゆっくりお付き合い頂けたら幸いじゃ。
【SETLIST】
1. NEO KABUKI
2.PRINCESTA
3.長く短い祭
4.飛行艇
5.Fake.Fake.Fake
6.Rebellion-Breakin'Down- / Remix
7.Beep☆CARAMEL
8.Super Duper
① 「NEO KABUKI 」
作曲 : Hylen / 江戸レナ
作詞 : 江戸レナ
この曲はタイトルにある通り、ネオに歌舞く(新しく近代的に、常識外れで並み外れたもの、常軌を逸する)事を信念としている江戸レナの世界観を表現した1曲で、さらに映画「レディ・プレイヤー1」の世界に、もし江戸レナが居たらというイメージで制作。楽曲イメージカラーは蛍光グリーン。「江戸レナ姫のお通りでぃ!生命の最期まで江戸レナは傾くので、未来へ行きたい者は共に行こうぞ!」そんな想いを込めた。Hylen氏ともイメージ像が明確だったので制作は大変楽しかった。江戸レナの世界へようこそ〜!
②「PRINCESTA」
作曲/作詞 : Coffee Creamers from uno blaqlo
2019年11月中旬から約1ヶ月間行っていたクラウドファンディングプロジェクトTUBERISE!で完成した1曲。タイトルはプリンセスとスターの造語で、女性シンガーとして江戸レナが感じている事をunoさんや楽曲プロデューサーの木戸さんと沢山ディスカッションして、姫目線から物申す1曲に仕上げて頂いた。イメージカラーは蛍光ピンク。
正直、レナは女の子だから可愛いくなきゃいけないという感覚に飽きているし、あへて言葉を選ばないで言うと多くのオタクに受けたかったら可愛くエモく歌った方が良いのかもしれない。
でも、レナがいる時代はいま令和2年なのでガールクラッシュしたくて、媚びない江戸レナを表現したかった。沢山悩んだけれど、木戸さんとunoさんもレナらしく突き通したらいい!と後押しして下さった。反抗期の娘を見守る実家の母ばりに優しい。と言うかもはや兄と父。合掌。涙
この曲の根源は、レナがMonsterZ MATEさんの「千年愛」、銀河アリスさんの「Someday Someday」が好き過ぎていつかこの楽曲を制作された方にプロデュースして頂きたいと、かれこれ1年くらい前から憧れていたのだが、求めるものは与えられると思った、TUBERISE!でその夢は叶ったのだ。でも、言っておきたいのは、みんな成功例ばかりみがちだから、クラファンしたらVTuberみんな達成出来るなんていうのは夢物語で、現実は厳しい。ましてや無名で個人勢と来たら、容赦なく"数字"を目の前に突き付けられた時、かってないほどの心労に一瞬マイコプラズマなる病を患ったけれどw、木戸さんやMZMのコーサカさんもTwitterで応援して下さったり、結果、何より沢山の皆様の御支援があってなんとか達成する事が出来た。こんなワガママな姫のスタートラインをサポートしてくれた支援者の皆様に心底感謝している。
③「長く短い祭り」(椎名林檎カバー)feat. 高峰伊織
ライブMCでも話したが、伊織ちゃんの事は以前からギタリストのアシノさん経由で存じ上げていたから、いつかご一緒したいとずーっとレナは教室の窓から見つめていて、声を掛けるタイミングを見計らっていたw 勇気を出して話しかけて良かった。伊織ちゃんの唯一無ニなハスキーな歌声、明らかにJAZZに愛されている。リズムの取り方もタイトで心地よい。レナには無い才能なので憧れる。椎名林檎さんか東京事変さんを一緒に歌いたいと思っていたから夢が叶ってとても嬉しい。ライブと投稿動画はバージョンが違うので違いを楽しんで頂けたら幸い。動画の方のイラストもレナの母上 ハルユキママが描き下ろして下さったので、控えめに言って大注目して頂きたい。
④「飛行艇」(King Gnuカバー)feat.花奏かのん、ぼっちぼろまる、悪魔のゴート
これもまたカバーで、MCでも話したけれど、かのんちゃんが誘ってくれて実現した企画。ぼろまる氏とはBOTCHIBOXからの付き合いで、勝手にレナは音楽仲間〜と思っている。その時かのんちゃんも一緒だったので、あ!遂にあのカッコ可愛いベーシストVTuberの方とご一緒出来た!と大興奮した!かのんちゃんはまだこんなちっぽけなレナを心底応援して下さっていて涙が出る。レナちゃんはもっと人気にならなきゃおかしい!ってキレてくれる。あくまのゴートさんは粋なROCKアーティスト!優しいし、全然悪魔じゃない。この御三方みんなミュージシャンだから好き。ロケンロー魂で我々は繋がっている。(とレナは勝手に思ってる)もっと数字を手に入れてこのメンツでバンドのライブしたい。MVはヲタきち、動画でのMixはミディさんという最強メンバーを集めた凄まじい作品になっているので、音楽V好きなら絶対チェックして欲しい。
⑤「Fake.Fake.Fake」(AZKiさんカバー)
VSinger AZKiさんのオリジナル曲。
AZKiさんはレナにとって憧れであり、モチベーションであり、インスパイアの源。師というか祖。この楽曲は情報過多な時代に本物/リアルって何だ、自分ってどうしたいんだ、と、自問自答させてくれるから迷った時に聴くと本当に勇気をもらえる。辛い時に聴くと心底泣ける。AZKiさんが苦しみに一緒に寄り添ってくれる。
初めてAZKiさんを見つけた時は"かっこいい"女性VSingerさんに初めて出逢えた!と思った。MVの世界観の素晴らしさも勿論、楽曲も素晴らしい。1年前、中でもレナはスクランブルズの田仲圭太さんの制作された曲が好きらしいと言うことに気づき、敬愛心から「I can't control my self 」という曲をカエルさん(AZKiさんのマネージャーさんツラニミズさん)にインストをお借りしてカバーさせて頂いた。すると2週間後にスクランブルズの広報さんから、江戸レナのカバー聞いて、是非江戸レナをプロデュースしたいと連絡が来た。そんな事ある?!とまぁミーティングさせて頂いてからは早かった。田仲さんは本当にスマートな方で、ボーカルも的確にディレクションしてくださり、デモから2ヶ月くらいで完成して、江戸レナ人生で1番高いマイクでレコーディングさせて頂いた気がする。ボーカルのマイクのノリが全然違った。レコーディング〜mixマスタリングから納品に至るまで凄まじいプロのお仕事を見せて頂けた事は歌手人生において貴重な勉強の機会を頂けたと思っている。また機会が合えばスクランブルズさんにお世話になりたい。そもそもこのようなチャンスを与えて下さったのはAZKiさんとカエルさんのお陰なので、一生感謝してると思う。
⑥ 「Rebellion - Breakin'Down- 」
作曲 :田仲圭太(SCRAMBLES)
作詞:Roth Anderson
これが⑤で言っていたスクランブルズの田仲圭太さんにプロデュースして頂いた曲。レベリオンとは反乱の意なので、レナは通称、江戸の反乱と呼んでいる。この曲がV界の良き反乱となって欲しいと思ったし、現代人早く江戸レナ見つけてぶん殴られて欲しかった。江戸レナの持ちうるパワー系歌唱力を濃縮した曲で、100パーセント魂込めないと絶対に歌えない。イントロすぐ歌始まりにしたいと言うのと、いくつかリファレンスを送り、日本語でこんな事が言いたいという事だけは田仲さんに伝えてプロデュースして頂いた。イメージカラーは江戸むらさき。
今時代は転換期だから、何か躊躇っていて勇気が出なかったり、ぶち壊したい古い固定観念があったらこの曲がその背中を押すことが出来たら嬉しいと思っている。英詞にしたのは、全世界のファンと繋がりたいというレナの野望から。あと、もう令和なんだから現代人いい加減に英語への謎のコンプレックスとかある人はダサいから辞めた方がいいというメッセージもあったりする。教育のせいとは安易に言いたくないが、言語は文化なので、レナも出来ないなりに勉強しているが、沢山の人類への理解と共感、広義的には愛に繋がるから英語で歌う事は楽しいとだけ伝えたい。
そして、この曲を歌う時はAZKiさんへのリスペクトをいつも心に秘めている。
⑦Rebellion - Breakin'Down- Remix
編曲 : GHIN / 江戸レナ
これは⑥のいわゆるEDMバージョン。当時VのDJイベント界隈ではKawaii FutureBass系の楽曲が注目されていたから、実際レナも1st.シングルの「SuperDuper」でお陰様でアンセム級に1年間くらい様々なイベントでかけて頂いたりしたので、レナがいきなりロックに振り切ると戸惑う方もいらっしゃるかもなと思い、EDM ver.も作ってみた。というか1番レナがやりたいのはコレだったりする。治安が悪いと皆よく言ってくれるけど、レナにとってはそれは最高の褒め言葉で、レナのDAWの師匠GHIN(読み方:銀)さんと共にRockバージョンからアレンジを変えてRemixした。GHINさんとは今また新曲制作中なのでこちら路線好きな方は楽しみにしていて欲しい。イメージカラーは蛍光むらさき。
⑧Beep☆CARAMEL (カバー)feat.玲音
MZMさんのオリジナル曲。
これはご本家のMVが秋葉原エンタスで撮影されたVのオタクには所謂エモ!床!の詰め合わせみたいな楽曲で、兄貴達がエンタスでの遊び方を教えてくれてるみたいな感覚になる。MZMのお二人には文脈だとかエモだとかエロだとか色んなオタク男子の日常を彼らの動画を通して教えてもらって、男子のエロ本覗き見してるみたいな変な感覚で(?)1ファンとしていつも敬愛させて頂いている。だからエンタスでレナの枠で歌える時が来たら絶対カバーさせて頂くんだ!って決めていた。ラッパーの玲音くんとはスパチャdj が元々4/4に開催する予定だった時からの縁で、レナが"れおぴ"呼ばわりしているが、レナがMZMさん歌おうよー!と言うと「イイッスヨ〜!」と1つ返事してくれたので勝手にマブ!と思っている。れおぴはイケメンラッパーで淡々としているように見えて文脈に熱いエモラッパーです。(語彙力)
それと既にupしてあるこの曲の歌ってみた動画にも一部エンタスの映像が使われていたりするので、探してみて欲しい。
⑨「Super Duper」
作曲 : KOTONOHOUSE / 江戸レナ
作詞 : 江戸レナ
この楽曲は江戸レナの始まりの歌。
リリースしてから1ヶ月後くらいからTwitterでじわじわ広まっていつの間にかV関連のイベントでアンセム化するほどかけて頂き愛して頂いた曲になった。もともとはレナが現代にタイムスリップして程ない時にことのは氏とたまたま現代で繋がって、一緒に曲つくろう!となって完成した曲だった。この曲が無かったら今の江戸レナは無かったと思うし、ことのはさんの楽曲のパワーには心底感謝している。トラックをもらってからかなり早い段階でメロディーが思い付いた。曲が良いとメロディーがすぐ浮かぶ。歌詞も初めてみんながレナに出逢ってくれた喜びを歌った。2019年は所謂VTuber戦国時代だったので、個人勢のちっぽけなレナをみつけてくれた喜びを伝えたかった。一期一会。これからもみんなとえどれなりんチャージオン/補給して、1人でも多くの人をえどれなりんで救済したいと思っている。イメージカラーは蛍光オレンジ。
さらに、このすぱでゅぱにはダンスの振付が存在する。秋葉原エンタスの店長TAKUYAさんが有名ダンサー/振付師のShoさんに依頼して #V踊 という企画ですぱでゅぱの振付動画を制作して下さった。サビのダンスはみんなで踊れる最高のヤツになっているので是非覚えて、次のライブでは共に踊ろう。
番外編 feat. オリジナル曲
(レナのライブではやれなかったけれど話しておきたい)
「Matte Mureak」SERUiRE feat.EdoLena
「Don't be afraid」SERUiRE feat.EdoLena
作詞 / 作曲 SERUiRE
当時この曲が出来た時リアルタイムでTwitterに居てくれたオタクのみんなはご存知だと思うが、この時江戸レナはマテムリミームに絡みに行っていた。このミームの語源解説するのもなんか野暮ではあるが、レナの備忘録だと思って読み流してもらって構わない。
※有識者からマテムリ起源情報頂いた
この話きっと1番詳しいのは咲乃木ロクなので、質問は彼に聞いて欲しいけれども(無許可)、元はと言えばどこからともなく、ネットミームでマテムリという言葉がVのオタク界隈Twitterで流行り始めた。待って無理といういわゆるオタクの限界状態から来ている言葉だとは思うが、今だによく分からない。ともかく、マテムリというキーワードが流行り始めた。みんなマテムリ〜!とか、マテムリまだですか?とか言い出してそのうちマテムリちゃんのファンアートやファンミュージックが生まれた。イベントとしての概念かと思われた時もあったが、音楽はトラックメーカーのSERUiRE氏が初めに創ってバイブス高杉!と思っていたら、AZKiさんのマネージャーさんで水を高く売りつける事でお馴染み(?)カエルさんことツラニミズさんが、この曲江戸レナあたりが歌ったらバチバチに合いそうとか言い出すので、すっとSERUiRE氏にボーカルデータを送り付けた。するとマッテムリークfeat.江戸レナという曲が爆誕した。そこに沢山の音楽のVのみんなも参加してマテムリはアルバムをリリースする事になり、SERUiRE氏にはもう一曲新曲作るので歌って欲しいと言ってもらえたので、その曲(Don't be afraid)も入れたアルバムが、iTunesエレクトロニックアルバムチャート初登場3位とかだった気がする(うろ覚えだれか教えて)
あまりに怒涛だったので記憶が薄い。だからこう振り返るとマテムリはオタクが床になる時の心情がルーツのパーティチューンだし、Don't be afraidはコロナウイルスで世界が混乱し始めたばかりの頃だったので、コロナに負けないで人類立ち向かおうぜ!という強烈パワーソングになっていたりする。
総じて言うと、レナは現代にタイムスリップして良かったし、愛のあるオタクは素敵だし、まだ時間は少しかかるけれどコロナに人類は打ち勝つので、なるべく地球に優しく生きてえどれなりんをチャージして、レナと出逢ってくれた皆には幸せでいて欲しい。そしてまだちっぽけなVSinger江戸レナを見つけてくれて応援して支えてくれているファンの皆さん、今回のスパチャdj において、エンタスのTAKUYAさん、エンタスのスタッフさん、共演者の皆さん、同じ時代を生きているVTuberの皆さん、本当にありがとうございます。ちなみに、今だにエンタスの壁にサインをしていないので、また呼んで頂けるということで理解。
レナはレナの心が良いぞ!と思う事に忠実にえどれなりんを振りまいて行きたい。本当にただそれだけだ。えどれなりんで人類を救済すること、これがレナの使命であり、この時代に生きた証だから。いつもえどれなりんを愛してくれて本当にありれなです。沢山新曲制作中なので楽しみにしていてほしい。こんなレナだけどこれからもよろれなです!みんな健康だけは気をつけてね。みんな大好き!らぶじゃ!
2020.07.06
江戸レナ EdoLena