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10-14 津軽方面観光とアウェイと源たれ

6:45 起床
さっむ。タオルケット1枚で青森の夜は越せない。いや越したのか。俺は強い。
昨日は今までで1番飲んでしまった。昨日の夜の日記を見返したらすごいキモくて超反省。
頭が痛い。

寒くて布団から出られないのと、下に降りても親父がいなくて絶妙に気まずくなりそうなので、4,50分を布団で潰す。

WiFi繋げてないのでさすがに限界が来る。降りると親父以外起きてた。親父は普段はクソ朝早いのに今日は遅かった。飲み過ぎだよバカ。
ばあちゃんが朝ごはんを出してくれる。
ホッケかなんかの干物と春菊と卵のお吸い物と、明太子。焼き魚好きじゃないともいえなかったので食べる。皮?硬くて食べにくい。全然綺麗に食えないし、ご飯とも合わないかも。でも単体として美味しかった。汁物もめっちゃ美味かった。春菊の草感と卵のふわふわ感がマッチしてるし、味も優しい。胸の底からほっとする。

親父が起きてくるまでリビングでダラダラする。ニュースを見ながら議論を交わす。超失礼なこと言うけど、青森方の親戚みんな勉強とか苦手な人達だと思ってたけどまじでそんなことない。みんな物知り。かつこおばちゃんなんて世界一受けたい授業のクイズ全部正解してた。伊集院光並の三面六臂の大活躍。尊敬します。

今日どこに行くのか永遠に決まらない。インスタとか見てもよくわからんし。
もう親戚たちに任せちゃう。意思のない子供でごめん。楽しんでなかったり興味がなかったりする訳じゃなくて、なんも分からんからアクションの取りようがないだけ。
自分の営んでる生活文化と勝手が違う場合、郷に入っては郷に従え理論が脳みそに働き、なんもアクションができなくなる。気遣いとか出来んくなる。逆に余計なことなんざゃねえかって。


結局、まず岩木山に行くことになる。青森県最高峰である。
叔父の運転で向かう。
まずい、腹が痛い。死ぬほど。うんこもれそう。でもまだ家出たばっかだから、和式が嫌なだけってのがバレる。それは避けたい。なのでひたすら耐える。全身から冷や汗でても耐える。
1時間ほど走ったあと、トイレタイム。
勢いよく射出されるうんこ。すっきり。
これでようやく、最高の気候でのドライブを満喫できる。
20℃を下回る涼しい外気、高く澄んだ秋空。窓を開けると涼しい風が入り込んでくる。カメムシも入ってくる。混沌とする車内。運転席の窓に落ち着くカメムシ。受け入れる蛯名家。喋り止まない吉幾三。最高のドライブは続く。
続きすぎてるな。迷ってる。祖母宅がある南部地方と津軽地方を分断する八甲田山。を迂回するルートで行ったはいいけど、ただでさえ遠回りなのに、岩木山に行くまでにプチ迷子になったので2時間ぐらいかかった。長時間運転お疲れ様です本当に。
途中経由したのはまずアップルヒル。りんごは買わずにとうもろこしの天ぷらを食べる。


いやこれ美味すぎる。サクサクで、でもとうもろこしのジューシーさもあって、で、甘い。美味しい。ぜひ食って欲しい。
あと唐揚げも食った。しょうががきいてて👍 ̖́-

岩木山の麓に到着。こっから69のカーブを曲がって1625mの山を昇っていく。
酔いそうになった。けど上に行くほどどんどん草木が紅葉してくるのが気持ちよかった。
八合目到着。これより先はロープウェイとか使って行かなきゃ行けない。そんでさらに登山道具もいるので、八合目で停止。
さんむ。空気冷たすぎるだろ。山の上ってすげーな。冷たいけど空気が美味しい。俺秋好きだわ。
秋の冷たくなってきた空気が俺を狂わせる。

まだまだ紅葉しきってはない。けど美しい。
まじで心に残る絶景でした。筆舌に尽くし難いほど。逃げてる?逃げてます。

たこ焼き串を買い、食って、GEZAN。
Absolutely imagination
しっっかしずっっと吉幾三。なんか今日はラジオ局をジャックしてるらしい。声が店の常連に似てるなぁと思った。その人知り合い自慢とか孫自慢が多すぎて嫌いだから嫌な気持ちになった。

岩木山神社に次は向かう。麓にある、岩木山本体を御神体とする神社。思ってたよりちゃんとでかい。

いい神社でした。神聖なパワーとかはあんまし感じなかったけど。楽しかった。造形が作り込まれてた。俺は造形に造形が深くないからあんまりよく分からんけど、よくできてんなぁって感じた。善光寺行った時の感覚に近い。
おみくじも引いた。中吉。
学多からず、ただこれを精めよって書いてあった
よくわからんけど頑張るぞー。楽すんなとも書いてたしな。

道の駅チックなところにも行く。
とうもろこしソフト食ったけど見た目だけだった。言われてみれば奥の風味にトウモロコシがいたかも。
弘前城の前を通ってる時に、路駐してる車が急発進して、すげー勢いでハンドルを切る羽目になってた。キキキキ!って言うの初めて聞いた。

次に向かうのはこけし文化センターみたいなところ。
こけしってこわくない?顔が怖すぎる。小さい頃にでっかいの見てトラウマになってる。

こえー。

こいつよ。こんな顔のヤツがぴょんぴょんこっちに迫ってきてた夢見たら忘れられん。
昔は色々栄えてたらしいけど、もう今日は俺らぐらいしかいなかった。
幻のそばとやらを食べたかったけど、店閉まってた。節乃食堂みたいなノリでの幻だったんだ。
だいぶ日が傾いてきている。
こけし文化センターの帰りであろう大家族が西日に照らされていて、なんかの物語の一部かのようだった。

帰りは八甲田山を経由するルートになる。
八甲田山と言えば雪中行軍と酸ヶ湯温泉とかだよね。
酸ヶ湯温泉の前を通る。窓を開ける。くっせー。箱根よりもくっせー。そんでさみー。冬だよこんなの。多分10度下回ってる。 さすが豪雪地帯なだけあるよ。 
トイレ休憩で停車する。そこから見えた景色はunbelievable
(ここで綺麗な紅葉の写真を挿入)

いやーいいね。この冷たい空気に刺されながら見る夕陽に照らされた秋の木々たち。まあ俺写真撮るの下手くそすぎてそれを全く表現出来てないけど。

周辺の池とかも巡った。寒いけど綺麗だった。こうやって心の原風景に刻まれていく景色たち。原風景には刻まれないのかな?原風景ってもっと幼い頃に形成?されてくものかも。

よーしあとは帰るだけ。吉幾三はさすがにもう飽きた。

なんかクソでかいスーパーへ。
すげーよ。レジ機能が着いてるカートなのよ。スキャンしてカゴに入れて、支払いはプリペイドカード。こんな田舎にハイテクなものを見られるとは。
晩飯は焼肉らしい。母方に対抗してんのかな。
まあこっちには安い肉しかないかもだけど、ソースは沢山ある。
源たれ、プレミアム源たれ、ニンニク大渋滞、源たれ塩、黒にんにく醤油、黒にんにく味噌。これだけで焼肉屋との差別化はできてる。

帰還
ジンギスカンみたいな鉄板?が出てくる。いいね。すごくいいね。ジンギスカンって食べたことないんだよな。俺羊肉好きだからいつかちゃんとしたところで食べたい。
そんで肉はめっちゃ美味かった。ニンニク大渋滞は思ったよりニンニクニンニクしてない。匂いはえぐかった。麻痺してんのかな俺ら。
そしてやっぱり青森県民のソウルソース源たれは美味すぎる。お前ら、買え。
そしてこの辺の人達は上北農産加工に全幅の信頼を置いてる。なんでもまあ上北農産加工ならってことで食べる。
あともやしのうまさに目覚めた。もやし香ばしい。悪口じゃなく香ばしい。すげー美味しかった。でもこれはソースを摂取するための媒体として食べてたからかな。

そして今、めっちゃ時間をかけて日記をここまで書き進めた。親戚と会話しながらだから進みが遅かったのもあるけど、2時間もかかるとは。2時間の割に内容薄いとか言わんでくれ。今はこれが精一杯。
なんかすんごく疲れたな。でも心に刻まれる景色はいっぱいあったから良かった。
6時間ぐらい運転してくれてほんとにありがとう正仁叔父さん。免許とったあとだとありがたみが分かりすぎる。山道を何時間もとか耐えられんわ俺。対向車怖すぎるし。

明日は早起きして墓参りして温泉行って土産買って帰ります。名残惜しいぜ。

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