書いて撮られる人の生き方
「書いて撮られる人」
そんな肩書きを名前の後につけているんですが、どんな仕事しているのかとかどうしてどっちもやるのかってよく聞かれるんです。
なんとなく。
って理由が1番しっくりくるけど、私にとってのなんとなくは直感でピンときたからで。
今回はその直感を言語化していきたいと思います。
書いて撮られる、共通点は読み取る力
どんな仕事をしてるの?
って聞かれるけど、見たらわかることしかしてないんですよね。笑
ちゃんというと、
ライターとして記事を書いて、被写体として写真を撮られています。
ライターは大学1年生の頃からずっとやっていて、昔はインターンとして企業に入って書いていました。
今は依頼がきたら受けて書く、以上。
と、簡単に言えば超楽な仕事ですが
ちゃんと何が求められているのかニーズを選定したり関連キーワードを見つけたりなどSEOのことも考えてやってます。
私の書く文章はシンプルに端的なので長ったるい文章を削りまくるのも割と好き。笑
インタビュー記事とか私が書くとくっそ短くしちゃうのは最近の悩み。
元々は書くことが楽しい仕事だったんだけど、今は書くことよりも人を思うことを楽しいと思うようになってて。
どんな記事を書いて欲しいのかとか
どんな内容があったら嬉しいかとか
そんなことを軸に書いてます。
被写体の仕事は、ファッションモデルや読者モデルとは違ってスタイルよりも表現力が求められる仕事です。
ただ可愛い、スタイルがいいだけではだめでカメラマンさんの求めている写真は何かを読み取る必要があります。
私はナチュラルなモデルなので、自然な表情やポージングが得意ですがこの得意分野はモデルによって違いますし、撮ってくださるカメラマンさんも違います。
2つの仕事に共通して言えるのは読み取る能力が必要であること。
一般的に喜ばれることではだめで、1人1人感じることや求めるものが違う。
それを学べるどちらもいい仕事です。
全く違う仕事でも成り立っているのは、私が人を思うことを楽しむ人だからかもしれないですね。笑
本読むのが好きだからライターになりたい!とか
ファッションが好きだから被写体やりたい!とか
きっとその方が能力はある。
でも、選ばれる人になれるかどうかでいうとまた別の力が必要になってくるそんなシビアな仕事です。
何者でもない自分になりたい
どんな仕事か、ってことはここまででお話しさせてもらった通りですけどもうひとつ言われるのが
なぜ被写体モデルなのか。
たしかに。
私もそれは言語化していなかったから答えられなかった。
でも、今は何者でもない自分でいる時間が心地いいからだと答えます。
もちろん人を思って表現することも楽しいからなんですけど、1番の理由はそれ。
私だけかもしれないですけど、何者かでないといけないのが人生だと思っているんです。
実家ではお姉ちゃん
仕事場ではライター
彼氏の前では彼女
後輩にとっては先輩
友達にとっては友達
いろんな立場があって、いつもそれになりきってそうなければならないと思っちゃうのが私。
そんな頑張らなくてもって言われるけど、ちゃんとしたいのが私の性格でちゃんとしたくなっちゃうのでできません。笑
ちゃんと勉強しなきゃ
いい大学行かなきゃ
いい仕事につかなきゃ
全部が全部立場が理由で意思はなかった。
そんな中であったのがライターという仕事と被写体モデルという仕事。
被写体モデルは匿名でできて、言ってしまえば生まれも年齢も全部隠してできる。
ただそこで写真に映り込む、その被写体としての私。
モデルであるから何者にはなってるじゃん
って思うけど
そこに写っているのは何者でもない私でその瞬間が残っていく感覚がたまらないのです。
世の中の風景に被写体として自分が溶け込んでいる様子が好きなんです。
自分は自分でいないと!とか自分らしく!頑張れ私って普段過ごしているから余計に、1人のモデルとして風景の邪魔にならないように私であることのバランスが気持ちいいなと思う。
写真に残る1枚の世界に自分がいる、被写体でしか味わえない感覚にハマってしまいました。
自分では見ることのないような自分の顔や、カメラマンさんごとに見える違った私も。
被写体モデルの仕事は自分を見つめ、行動する自信を持たせてくれる仕事。
被写体モデルは、マイクロインフルエンサーでもあります。
人の思いを汲み取って表現して発信していく、結局はライターだけでなく仕事でも使えるようなスキルばっかり身につきます。
なんとなくが1番の直感
何事も直感で選びがちな私ですが、やりがいを見出して続けています。
直感で何かを感じるものって信じていいと思う。
そこに絶対何かある。
変えてくれるものなのか、高めてくれるものなのか。
どちらかはわからないけど、どこかを変えてくれるんじゃないかなとおもって、今日も直感で生きてます。
自分のやりたいことや自分に向いていることに出会えるのって本当に偶然だと思う。
だから、とにかくいろんなことに挑戦してこれだってものを見つけて欲しいなと思ってこんなの書いてます。
普通の女の子だってやればなんでもできるんだ、だって私ができるんだから。
書いて撮られる人はいつもこんなことを考えて生きています。
読んでくれてありがとう!!
かんな
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