自分軸手帳の製作プロジェクトに参加して、自分の好きだった事思い出す
2021年の手帳がずらっと店頭に並ぶ時期が近づいてきました。
そんな2021年の手帳を、今まさにワーキングマザー達を中心に作っています。
手帳といっても、スケジュール管理を主目的にしたものではありません。未来の自分と約束をしたり、過ごしてきた日々を振り返って、さらに良い日々を過ごすことをサポートする、伴走者になるような手帳を作っています。
今まで色んな手帳を使いこなしてきたメンバーや、反対に挫折してきたメンバー集まって、自分達が理想とする手帳を作っているのです。
どんな内容なの?なぜ手帳を作っているの?というお話は、ぜひこちらの公式noteをご覧ください。(私は印刷担当として参加させていただき、手帳作りをサポートしてくださる印刷業者を探し、諸々打ち合わせをしながら、実際に成果物が出来上がるよう手帳作りをサポートしています。)
手帳の名前は『自分軸手帳2021』。そんな手帳作りも佳境に入っています。
手帳作りは中身を作るチーム、デザイン、印刷、販売、宣伝…と各チームごとに仕事が進んでいっているのですが、このチームをとりまとめ、全体を指揮しているのがディレクションチーム。
実際の手帳作りにも深く携わってらっしゃいますが、会ったこともない人達がオンライン上で進める仕事をうまく取りまとめ、時に指針となり、決めなければいけないことや課題が出てきたときに迅速に対応し、全員の心のよりどころみたいな存在にもなっています。
そんなディレクションチームの方々とお話をしていると、手帳作りをまた違った視点で捉えていたり、俯瞰しながらメンバーのことを考えていたり、とても勉強になることが多いです。
その想いや考えを知らないまま手帳作りを進めているのはもったいないと感じ、ディレクションチームの想いをインタビューして届けたい!と思うようになりました。思い立ったら即行動してしまうタイプなので、その日のうちに「こんなことを考えているのだけど…」と相談し、ディレクションチームにZOOM会議システムを使って突撃インタビューを行いました。
実際にインタビューをし、記事を執筆して思ったことは、私はやっぱり誰かの想いを伝えるのが好きだ!ということでした。
新卒時代の経験
新卒で入社したメーカーでは、なぜか社内報の作成を担当することになり、約3年程、毎月取材執筆を行い、冊子にして届けていました。
取材相手は同じ社員ですが、ものづくりに携わる現場の人から、縁の下で会社を支える人、時には社長や役員…各地に存在する事業所を飛び回り、ありとあらゆる方々にお話しを伺いました。
話を聞く中で、心動かされるフレーズを見つけては、それを記事にしてたくさんの人に伝えたくてしょうがなくてうずうずしました。ふとした瞬間に溢れた言葉や想いがとてもキラキラして見えたんです。
私は取材や編集のこと、ましてや会社のことも知らないまま新入社員として社内報を作っていたので、どうしたらこのキラキラをみんなに届けることが出来るのか、必死だった気がします。
結局3年経ち、メーカーに勤める以上、ものづくりの現場に携わる経験を積みたいという思いがあって、この仕事は3年で幕を閉じました。
実は、仕事自体は楽しかったものの、製造業にいながら冊子を作るという特殊な経験、今後何かに活きることがあるのだろうかと、ずっと疑問に思っていました。しかし、まわりまわって今、記憶の片隅に残っていた編集作業や印刷会社とのやり取りが、自分を手帳作りに参画させてくれた気がします。
そしてインタビューをして記事を仕上げている間、新入社員の時と同じ、とてもワクワクした気持ちでした。インタビューをさせていただいた3名が話してくださった言葉がとても美しく、それを届けたい。その気持ちだけで書きました。
オンラインで進める新しい時代を象徴するかのようなプロジェクト。そんなプロジェクトを率いる3人のお話、たくさんの方に届くと嬉しいです。
(今回、手帳プロジェクトの進捗や裏話を伝える、京野誠さんのnoteを寄稿の場としてお借りしました。)