子を産む、とは
現在、妊娠しております。
妊娠約7ヶ月。もうすぐ妊娠後期です。
妊娠中は何があるかわからないので、無事に産めるかどうかはまだわかりませんが、とりあえず順調に生活しております。
自分が妊娠してから、「子を産むとは」ということについていろいろ考えます。
今まで31年間自分だけのために生きてきて、これからも自分の楽しいことを追求して行こうと思っていました。
フリーランスのライターだし、好きなことを仕事にして「楽しそうだね~」と周囲の人に何度も言われてきました。
そんな私が、別の生命体を身体に宿し、これから世の中に送り出さんとしています。
恐ろしい所行だな、と思います。
日々身体は変わるし、つわり時は毎日が二日酔いのようでつらかったし、あまり知らなかったような妊婦のマイナートラブルを体感して、落ち込むこともしばしば。
自分が知らないうちに、身体が子どもを産めるようにどんどんトランスフォームされるのです。
でも、そういうトラブルや変化を日々受け止めているうちに、不思議と精神にも変化が起こるのですね。
胎動などがあると、自分の中のもう1人の人の存在を実感して「うれしい」「かわいい」と思う感情が芽生えます。
大きなお腹をもてあましていても、ふと冷えたり腰が痛くなったりすると、自分の身体よりも中の人を心配します。
日々、自分の変化を不思議に思いながら受け止めている日々が、たぶんあと3ヶ月続きます。
赤ちゃんが外の世界に出てくるまでは、私の気持ちもしっかりとお母さんになっているといいなぁ、などと思いながら、あと3ヶ月がんばります。
でも、インターネットなどで調べていてよく見た「妊娠するとBLが読めなくなる」という話は、私には当てはまりませんでした。
つわり中も妊娠中期も、楽しくBLを拝見しております。
こんな私から生まれる子が、どんな子になるのかわかりませんが、妊娠中の素直な気持ちを綴っておこうと思い書きました。
子どもが思春期になったら、BLマンガをどこに隠せば良いんだろうかと、いまからそんなことを心配しております。
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