御輿

御輿は担がれるためにある

担ぎ手は
自分の選んだ御輿を惜しげもなく自慢する

担ぎ手は
その一部となって全力で主張する

どれだけ飾られた御輿も
担がれなければ存在は示せない

担ぎ手たちは御輿を選ぶ

その御輿に集う
「人」の魅力に引き寄せられて

担がれる想いの数ほどに・・・

担がれた御輿は
大きくそして美しその存在感を披露する

by ユーキ


(うえだNavi14号・2008年8月掲載)

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