若さの秘訣はここだった。
40代を迎えて、後半ともなるとグッと人により体型の差が出てくるものです。
あっ素敵だなと、自然な綺麗さを感じる方は間違いなく姿勢が良いです。
運動不足やふかふかのソファ生活、スマホで動画を見たりと、どうしても前かがみになる姿勢が多くなりがちです。
特に女性は筋肉量が男性より少ないため、筋肉によるコルセット的な役割を果たす機能も低下しやすくなります。
さらには年齢を重ねることで、脂肪燃焼に関わるエストロゲンも減少するため、脂肪を燃やす力も低下するともいわれています。
また、女性はお尻や太ももに男性の4.5倍の脂肪がつきやすいともいわれています。
若返り(この言葉もあまり好きではないですが)を目指すなら、是非とも裏ももを意識すると良いかもしれません。
ハムストリングと呼ばれる場所ですが、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の3つの筋肉に分かれています。
裏ももの筋肉は重力に対して身体を支える抗重力筋の土台です。
ここが弱まると、疲れやすい、歩くのが面倒という状態にもなります。
ここが硬いと、裏ももの筋肉に引っ張られ、骨盤が後傾ななりがちです。
そうなると、反り腰、下っ腹ぽっこり、猫背になる原因となります。
なぜ硬くなってしまうかというと、筋肉が縮んだ状態が長いからなんです。実は立っていても緊張して縮んでいるし、
座っている時は圧迫により潰れた状態です。 意識して緩めないと、緩みずらいのが裏ももなのです。
立ち仕事なんかで動いています、という人でも歩く歩幅から狭いため、ほとんど使われていないのが事実です。
是非、裏ももの柔軟性を取り戻して、
ピンと背筋を伸ばし、エネルギッシュな生活をしたいものです。
ヨガでは裏ももやバックラインを伸ばすストレッチが数多くありますが、
日常でも、たまに大股で裏ももが伸びることを意識して歩いたりすると、伸ばす感覚が分かると思います。1分ほどでも結構使っているのが分かると思います。