健康と不健康のあいだを冷静と情熱で考える
オカメです。
何が身体に良い、悪い。
これを採る、これをやめる。
今に始まったことではないですが、健康ブームってありますよね。
「健康のためなら死んでもいい」なんて冗談とも本気とも思える言葉もありますが、それぐらいお金をかけている人がいることも事実です。
テレビで紹介されれば翌日のスーパーから消え、有名女優が紹介すればこぞって買う。そんなのわっかているけんだけど、ついついつられてしまう。
それが、健康的な人間というものです(笑)
最近はやたらに、フルーツサンドが目立ちます。コンビニやスーパー、専門店まで続々とオープン。高級食パンの次はフルーツサンドなのでしょうか?それとも、競合店が増えた食パン専門店が鞍替えしているのか。
見た目の綺麗さは分かります。SNSで映える「萌え断」と言われるあの破壊力はすごいです。子猫が潤んだ瞳でこちら見つめる姿にも匹敵します(笑)
店頭での売り文句はこうです。
「ビタミンCたっぷり、食物繊維もとれる!フレッシュフルーツで栄養満点、美容や健康に!」
萌え断と美容という文句に思わず手に取りたくなります。
それにしても、栄養士さんなんかがネットで美容効果に!なんて勧めているのを見ると???です。
特に今、小麦粉は問題になっていて脱小麦なんて言われているぐらいです。
遺伝子組換え小麦は古代の小麦より血糖値上昇度合いが高いらしいですし、それに生クリームが加われば、なおさらです。
菓子パンは寿命を縮めるなんて怖い話もなんとなく分かりますし。
いいんですよ。もちろん、食べていいんですよ。
あのサンドって、食べているときに旬なフルーツを採っているというほんの少しの健康意識と、生クリームたっぷりのあの甘さ、柔らかすぎる異常なパンの口当たりの刹那的な幸せという名の罪悪感のせめぎ合いだと思います。むしろ、後者の余韻の方が強いんじゃないでしょうか?
10代の方たちであれば、何これおいしいー!やばーい!という純なポジティブ感だけで済むのでしょうが、ある一定の年齢に達した方は、それだけでは済まないですよね。
ここなんですよね。問題は。今回のテーマは。
健康意識が強くなればなるほど、ジャンキーなものを食べることへの罪悪感が強まります。普段毎日の楽しみとしてジャンクフードを食べている人より、たまにしか食べない人の方が心への影響が強いということです。
それだけ情報にも敏感で頭で考えて食べてしまうときがあるということです。
この感覚わかりますか?
もちろん、みさかいなくいつもジャンクフードばかり食べていたら、知らないうちに身体も心も悲鳴をあげますから気を付けたいことです。
身体は反応が出やすいです。重く感じたり、吹き出物がでたり、便秘になったりと。
でも、心はなかなか気づきづらいです。
罪悪感もってたべてるかも。今、口にするものが自分の身体にとって悪いものという意識をもっているかも。
実際、悪いかどうかは一旦おいておきます。
まずは自分で気づくということ。そのとき何気なく発している言葉にも。
ひとは、意識したものが見えてきます。