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【ご報告】コーヒーオーナーになりました

ここ数年のうち、いやもっとかもしれない。私にとってとてつもなく興奮したことが起こったのはつい先日のこと。私はコーヒーの木を手にしたのだ。ちょっと意味が分からないと思うので説明しますと、事の発端はこの方。

今コーヒーをより堪能するためのコンテンツを作っているのですが、その資料を見たりしていたところ見つけたのがこの記事。なんだこれ。

この方、東京で「ライトアップコーヒー」っていうカフェをされてる方なのですが、深煎り派、それもがっつりスターバックスマニアなので残念ながらいただいたことはありません。名前は知ってはいたのですが、正直今時の浅煎りブームに乗って始めた感じだろうなーと思っておりました。なので、この方がバリに農園を作ったというのを知って、ちょっと驚愕。先入観とのギャップとでも言いましょうか。

読んでみるとコーヒーの苗のオーナーになるという権利を購入できるということで、もうここから心臓の高鳴りが止まらなくなってしまったのです。

そりゃあそうだよね。コーヒー好きにとって自分のコーヒーが持てるだなんて、しかも現地レポートが付いて来るとなったらもう異次元の話。もうソワソワそわそわ。え、どうしよう。買っちゃう?買っちゃうよね?


その前に、この時点で9割がた購入することは確定していたのですが、この方がどんな方でどんな味覚をお持ちなのかを知らなければなりません。スターバックスで現地に行って来られた方々の、目を輝かせながらコーヒーや農園について語る姿を間近で見続けてきた者としては、そこは非常に重要なところ。

そして味覚。結構浅煎りのコーヒーも飲んでみましたが、どうもやっぱり飲みきれない。酸っぱいとしか思えないものがほとんどだなぁと思っていて、もちろん焙煎時期とかもあるのでしょうけれど「美味しい」の再現が出来ないのであれば既製品としてはやっぱりアウトだと思うんですよね。現地で美味しいのなんて当たり前。だってお店で淹れてもらうんじゃないんですもの。お家でいただくんですもの。

そこで参考にしたのが彼のstandFM(音声メディア)なのですが、「美味しい」の表現が「コスタリカのコーヒーみたいな透明感のある」だったんですよね。これはね、ちょっとズキュンと撃ち抜かれちゃいました。

おそらくこの部分に関しては好みかなと思うんですが、苦い苦いコーヒーが好きな私がはっと目が冷めたかのようにわぁ、美味しいと思ったのがコスタリカの透明感だったわけです。ご存知の方は分かると思いますが、あの衝撃たるやないですよね。


というわけで、ほぼ確定だったこのコーヒーの木の購入に関しては、前のめりでGOが出ましたので意気揚々とポチることにいたしました。購入してからこれをどうしてやろうかと妄想する日々なのですが、まずは(来年の8月のことなのですが)収穫祭にバリに飛びます。

そして終了後は仕事仲間たちと合流。バリの雄大な景色を見ながら人生を語る時間を持って、そしてコーヒーで乾杯。そうね、バリだもの、ちょっといいヴィラを借りてみんなで割れば10万足らずで満喫できるはず。まだ行けてない新婚旅行にもなればいいな。

コーヒー生産者に対する尊敬だとか、トレーサビリティーだとか。何かしら美味しいコーヒーの未来に投資できるのは、コーヒー好きとしては願ってもないことです。でもただ単純に、自分のコーヒーを飲むことが出来るっていうのはとにかく嬉しいことなのです。
私の可愛い子たちは# 0301 # 0302 # 0303 # 0304。まだシリアルナンバーしか情報は無いのだけれど、美味しく育ってくれるのを楽しみにしていますよ。

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