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いきいきとした社会を目指して! 〜TAKASHIMA BASEの取り組み〜

瀬川航岸

みなさま、はじめまして。一般社団法人ぼくみんコーディネーターの瀬川です。
今日はこの場をお借りして、ぼくが担当しているプロジェクト、滋賀県高島市での地域づくり・場づくりをご紹介させていただきます。

滋賀県高島市は、琵琶湖の北西に位置し、里や湖のめぐみにいだかれた自然ゆたかな地域。ちょっとおせっかいで、心優しい人たちが暮らしています。面積は県内最大で、人口は4万6千人。大学進学や働く場を選択するタイミングで若者たちは市外へ流出し、高齢化率38%から年々増加。未来の担い手が不足している地域でもあります。

ぼくたちは、高島で、TAKASHIMA BASEという場づくりをしています。JR湖西線・新旭駅から徒歩1分の元民家で、床を張って、キッチンやベッド、本棚をつくって、手作業でリノベーション中。

カフェや本屋がはじまったり、宿やスタジオになったり、そんな妄想をカタチにしはじめているところです。月に一度ほどゲストスピーカーのお話をききながら集まった人たちが対話をおこなう「未来のジャム」や「たかしまデザイン会議」というイベントも開催しています。

毎週木曜日にはオープンでーとして、放課後の中高生や、福祉の仕事をしている人や建築をしている人、パパとママや農家さん、市外からやってきた若者たちが入り混じって語ったり、食べたりして、過ごしています。みなさんもよかったら遊びに来てくださいね。

TAKASHIMA BASEは、高島の内と外、ハレとケ、世代、領域が入り混じる汽水域です。多様な人が高島に出会い、他者に出会い、自分自身と出会い直し、これまでの循環から脱け出して、暮らしも、働くも、遊びも、学びも、よりいきいきと生きていけるようなきっかけの場を目指しています。

9月に開催されたEDIT LOCAL LABORATORY Online Meetup! #60では「地域に若者は必要!?」をテーマにお話させていただきました。高島に生きる仲間のみなさん、強力なパートナー、ともに学び合う全国の若者たち、そして、これから出会うひと。ぼくは、多様なひとびとのあいだに立ち、一人ひとりが力を発揮して、相互作用が生まれる関係や環境づくりをする役目があります。

無知で経験の浅い新卒3年目の自分にいったいなにができるのか、問い続け、葛藤していますが、TAKASHIMA BASEを介して、一人ひとりがよりいきいきと生きていけるような、そんな地域につながっていくことを信じています。応援やご協力のほど、どうぞよろしくお願いします!


瀬川航岸

滋賀県東近江市出身。立命館大学経営学部卒業。一般社団法人ぼくみんのコーディネーターとして、京都での「船岡山オープンパーク」や滋賀県高島市の「TAKASHIMA BASE」の運営などを担当する。


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