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『栃木のブランドアップは地域の歴史を知ることから。』
宮本 誠
子供の頃の私はこんなことを思っていました。
「なんで栃木にはカッコイイ武将が居ないんだろう?」
「どうして栃木にはお城が無いんだろう・・?」と、
大人になるまでに大して歴史に興味を持って過ごしていたわけでもなく、47歳で、平将門の首を獲ったのは『藤原秀郷』なる栃木の武将である事を宇都宮の中心地にある馴染みの神社の由緒書きから知りました。調べて行くと、百の目を持つ鬼、百目鬼(どうめき)退治に、近江の大ムカデ治・・・あり得ない伝説も語られていたほどの英雄でしたが、明治以降急速に忘れ去られて、現代の栃木県民でさえ殆ど知られていないのが実状です。今では『竈門炭治郞のモデルは藤原秀郷』などと学者にも言われ若干日の目を見ていますが、まだまだ知られていないでしょう。また、栃木県は「都道府県認知度ランキング」では毎年低迷し今年はとうとう最下位をマーク。
こうした状況も県民の地域関心の低さからと思い、地域課題の解決策の一つとして「栃木の武将『藤原秀郷』をヒーローにする会」として、覚えにくい歴史をイラストや軽めの説明で紹介しています。
■活動ポータルサイト『坂東武士図鑑』
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https://www.bando-bushi.com/
■堅めの説明ですが下記のような提言にて活動をしています。
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「栃木県の地域課題は『ブランドとプライドアップ』」
当会の活動は、武士の始まり、武芸の開祖と言われる『藤原秀郷』を栃木県の歴史ブランドとして認識いただき、県内各地域の城主であった藤原秀郷の氏族も親近感を持って、各市の歴史を学んでいただくことを目指しています。『ブランドアップは地域の歴史を知ることから。』県民一人一人が栃木県に誇りを持ってPRを担えば、栃木のブランドアップは必ず達成出来ることとおもいます。秀郷の居城、唐沢山城趾のある佐野市をはじめ、秀郷に関わる伝説の多い県南地域。二荒山神社での必勝祈願に百目鬼退治伝説の残る宇都宮。秀郷の氏族である那須与一の県北地域と、武士の始まり藤原秀郷が生まれた『栃木県』を南北に横断する観光ルートが形成することが出来ます。そして栃木の観光集客の要である『日光東照宮』は、武士の繁栄と終焉の象徴であり、栃木は『武士の始まりと終わりの国』と謳っても過言では無いと言えます。県南・県央・県北そして日光と、栃木県全域を巡る『歴史ルート』の確立は、新たな観光客の喚起に繋がる事と思います。ブランドアップは、移住定住・雇用の促進、産業振興へと繋がり「栃木の武将『藤原秀郷』をヒーローにする会」の活動にて、栃木県の地域課題の解決に貢献出来る事を目指しています。『子供達が誇りに思える栃木県を!』 オール栃木で伝えてゆきましょう!
■プロフィール
宮本 誠(みやもと まこと)
栃木県宇都宮市在住、1968年生まれ。
印刷会社経営者。主にチラシなどの広告系の印刷物を企画デザインから制作。シニア向け情報誌「うつのみやシニア通信」も発行。
https://www.senior-tsushin.com/