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ライターが身につけるべき「適応力」とは
こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。
以前の記事で、「ライターは文章力を磨くのはやめて、別の“力”を身に着けた方が良い」という趣旨の話をしました。
時代に取り残されないライターとして、「人間力」「適応力」「編集力」は欠かせません。文章は上手に書けるものの、この3つの要因に足元をすくわれてしまっているライターを多数目にしてきました。
今回は、「適応力」について私の考えをお話ししたいと思います。
1.なぜ、ライターには「適応力」が必要なのか
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ライターは、常に複数の業界・お客様・案件と対峙しています。
例えば、「業界」を例に考えてみましょう。当社はこれまで、一般的に区分される8つの業界すべてのライティングを受託してきました。
メーカー
商社
小売
金融
サービス
マスコミ
ソフトウェア・通信
官公庁・公社・団体
業界が変われば、仕事の進め方や常識はまるで違います。これをお客様、案件にまで細分化して考えると言わずもがな。ライターとしてある程度のキャリアを積んだ方であれば、誰もが思い当たるのではないでしょうか。
どのような状況下でもお客様の課題・オーダーを理解し、適切な文章を執筆するには、「適応力」が重要なスキルだと言えます。
「ひとつの業界のライティングを専門的に扱うのはどうか」
そんな声も聞こえてきそうですね。
ですが、“文章で飯を食う”というのはそう簡単なものではありません。
2.文章はなくならない。しかし、いま手元にある仕事はなくなる
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文章はなくならない。これは揺るぎのない事実と言えるでしょう。
たしかに文章がなくならない限り、ライターの仕事が消えることはありません。一方で、いま手元にある仕事はいつまで残り続けるのでしょうか。
雑誌の廃刊、連載の終了、経営方針の転換、担当者の離職や異動など。いま直面している仕事が急に消える理由は枚挙に暇がありません。反対に長期的な視点では、いつ、どの分野でニーズの高まりが起こるかも未知数ですね。
これまで当社もさまざまな理由から仕事が生まれ、そしてさまざまな理由から消えていきました。
ひとつの業界・お客様・案件に固執する。ライターとして生きていく上で、これほどリスクの高いことはありません。
(投資の考えと同じですね。できるだけ分散を…)
ぜひ「適応力」を身に着けて、世の中の流れに順応したキャリアを形成してはいかがでしょうか。決して、「文章力をひたすら磨けば、どんな業界もわたっていける!」と勘違いしないように。ライターの仕事は、“文章を書く”だけではありませんので。
3.「適応力」は一筋縄ではいかない
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では、「適応力」を身につけるには何を学び、何を意識すれば良いのでしょうか。
今後の記事ではライターが「適応力」を磨くために行うべき、具体的なナレッジをレクチャーしていきたいと思います。
・いままで柱にしてきた仕事を失って困っている
・時代の流れについていけていない気がする
・案件を複数抱えすぎて管理がままならない
・クライアントの鬼のような修正にまいっている
上記に心当たりのあるライターは、ぜひチェックしてみてください。
別の記事では、なぜライターに「人間力」「適応力」「編集力」が必要なのかを解説していますので、未読の方はぜひそちらもご覧ください。
それでは!