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♯ライター・編集者のキャリア形成まとめ

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ライター・編集者のキャリア形成に関する記事をまとめています!
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#編集

「会議」を増やしたら、「黒転」&「残業縮減」できた理由を分析してみる。

2024年。 「リモートワークなんてやーめた!」と、オフィス回帰した話をよく聞きます。なかでもウェブ会議の「Zoom」が、従業員にオフィス勤務を指示したというニュースが決定的で、「やっぱりオフィスでコミュニケーションを取る方が意思決定が早い」という風潮になった気がします。 そんななか当社は、2024年現在も変わることなく「リモートワーク自由」としています。オフィス回帰した企業から「非効率では?」と心配されることもあるのですが、実はここ数年にわたり業績が上がり、おまけに長年の

地方のライターが生き残るため絶対に知っておくべきこと

こんにちは!エディマート代表の鬼頭です。 2003年に創業したエディマートは、名古屋を拠点としたクリエイティブワークを生業とし20年が経ちました。その間には出版不況や働き方改革への対応、新型コロナウイルスの蔓延、直近では生成AIの台頭など、めまぐるしい社会情勢の変化がありました。 それでも当社が、地元に根ざして成長しながらビジネスを続けてこれたのは、事業の軸をぶらさずに、変化を受け入れてきたことだと考えています。 一方で、変化に対応することができず、厳しい状況だという仲間

指示や要望を深読みしていたら、対応できることが広がった話。

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 以前の記事で、「ライターは文章力を磨くのはやめて、別の“力”を身に着けた方が良い」と書きました。 その別の“力”というのが「人間力」「適応力」「編集力」であり、今回の記事では「適応力」を磨くことにつながった、私自身の経験をまとめてみますね。 結論を先に述べると、クライアントやディレクターから来る指示や要望を深く読み解くこと。「指示や要望なんて、あるだけ面倒くさいし、それより原稿の手離れが早いほうがいい」なんて声も聞こえてきそうで

ライターが身につけるべき「編集力」とは

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 これまでライターにとって必要な力として、「人間力」「適応力」「編集力」の3つを高めるべきだと書いてきました。 今回は最後の「編集力」について。ライターと編集者、ともにキャリアを積んできた私の考えから、「編集力」の必要性についてお話ししたいと思います。 1.ライターにとっての「編集力」とはライター・古賀史健氏の著作『取材・執筆・推敲──書く人の教科書』ではライターが「編集」するものについて、このように書かれました。 ライターとし