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♯ライター・編集者のキャリア形成まとめ

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ライター・編集者のキャリア形成に関する記事をまとめています!
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【新領域】最近増えてきた編集者のお仕事5選

こんにちは!エディマートの堀田です。 10年以上編集者のお仕事をしていると、「こんな分野でもお仕事できるんだ!」と感じることが多々あります。私のキャリアを振り返ってみても、雑誌編集からはじまって少しずつWEB編集に移行していき、紆余曲折ありながら今は「紙もWEBもやる何でも屋さん」のような感じになっています。 駆け出しから数年は隔週で刊行していた雑誌編集に汗水流し、SEOがトレンドになった頃には大量の記事制作に目を回し、「伝わるコンテンツを!」と気運が高まればアイディアと

「浮世離れクリエイター」にならないため30歳までに確認したい5つのこと

おつかれさまです。エディマート代表の鬼頭です。 私は1996年4月に編集の世界に飛び込み、2024年の現時点で28年が経ちました。50歳となった今、経営の仕事をする一方、おかげさま現役の編集者として大きなプロジェクトにかかわることができています。 クリエイターとして生き続けるのはそこまで難しくはありません。ただ、浮世離れして生き続けるか、社会に寄り添いながら生き続けるかには大きな違いがあります。 この記事では、浮世離れした扱いづらいクリエイターにならないため、確認しておき

「会議」を増やしたら、「黒転」&「残業縮減」できた理由を分析してみる。

2024年。 「リモートワークなんてやーめた!」と、オフィス回帰した話をよく聞きます。なかでもウェブ会議の「Zoom」が、従業員にオフィス勤務を指示したというニュースが決定的で、「やっぱりオフィスでコミュニケーションを取る方が意思決定が早い」という風潮になった気がします。 そんななか当社は、2024年現在も変わることなく「リモートワーク自由」としています。オフィス回帰した企業から「非効率では?」と心配されることもあるのですが、実はここ数年にわたり業績が上がり、おまけに長年の

UIに配慮したwebライティングの基本

こんにちは!エディnote!編集部の堀田です。 今回はwebライティングについて、とりわけ「UI(ユーザーインターフェイス)」をテーマにnoteを書いていきたいと思います。 ところでみなさんは、webライティングの際にUIを意識していますか? 日々、いろんなライターさんの原稿をチェックしていると、 「しっかり、アウトプットをイメージした上で原稿を書いてくれているな」 「ん?このライターさんはアウトプットのイメージができているのかな…?」 と、2つの評価に分かれてしまうこ

フリーランスのための、適切な「群れ方」と「孤立の仕方」

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 今回はフリーランスが大成するための私見について少々。 「フリーランス」という言葉は中世ヨーロッパがルーツで、「Free(自由)」と「Lance(槍)」の組み合わせから生まれたとか。誰かに忠誠を誓って戦に参加するのではなく、報酬によって決めたシステムがルーツだそうです。 現代のフリーランスも、「個人」事業主と言い換えられるように、意思決定や業務は基本的に個人で行いますよね。ただし、一人であるがゆえにキャパシティが限られたり、自ら積極

ライター必見!編集力アップにつながる「乱読」のススメ

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 フリーのライターを経て編プロの経営者となった私が、自らの経験から体感した「こうしたら、仕事が増えた!」について、僭越ながら記事にまとめさせていただいています。 以前の記事で、ライターとして長く生きていくためには「編集力」を身につけておくことが重要だ​​と書きました。今回は編集力を高めるためのメソッドの一つ、「乱読」についてご紹介します。 「乱読」といっても、何でも読めばいいわけではありません。この記事では、「どんな本を読むべきか

仕事を増やしたいライターは、立ち止まって仕事を選ぼう

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 フリーのライターを経て編プロの経営者となった私が、自らの経験から体感した「こうしたら、仕事が増えた!」について、僭越ながら記事にまとめさせていただいています。 ライターといえば文章力が問われがちですが、私はそれ以上に「人間力」「適応力」「編集力」が必要だと思っています。 今回の記事では「適応力」を高めるためのメソッド、「仕事を選ぶ」ことについてまとめてみます。 1.ライターは何にでも適応すればいいわけではないどのような状況下で

指示や要望を深読みしていたら、対応できることが広がった話。

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 以前の記事で、「ライターは文章力を磨くのはやめて、別の“力”を身に着けた方が良い」と書きました。 その別の“力”というのが「人間力」「適応力」「編集力」であり、今回の記事では「適応力」を磨くことにつながった、私自身の経験をまとめてみますね。 結論を先に述べると、クライアントやディレクターから来る指示や要望を深く読み解くこと。「指示や要望なんて、あるだけ面倒くさいし、それより原稿の手離れが早いほうがいい」なんて声も聞こえてきそうで

ライターが身につけるべき「編集力」とは

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 これまでライターにとって必要な力として、「人間力」「適応力」「編集力」の3つを高めるべきだと書いてきました。 今回は最後の「編集力」について。ライターと編集者、ともにキャリアを積んできた私の考えから、「編集力」の必要性についてお話ししたいと思います。 1.ライターにとっての「編集力」とはライター・古賀史健氏の著作『取材・執筆・推敲──書く人の教科書』ではライターが「編集」するものについて、このように書かれました。 ライターとし

ライターが身につけるべき「適応力」とは

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 以前の記事で、「ライターは文章力を磨くのはやめて、別の“力”を身に着けた方が良い」という趣旨の話をしました。 時代に取り残されないライターとして、「人間力」「適応力」「編集力」は欠かせません。文章は上手に書けるものの、この3つの要因に足元をすくわれてしまっているライターを多数目にしてきました。 今回は、「適応力」について私の考えをお話ししたいと思います。 1.なぜ、ライターには「適応力」が必要なのかライターは、常に複数の業界・

ライターよ、ペンを捨てジャケットを着よう!

こんにちは。編集プロダクション エディマート代表の鬼頭です。 コンテンツ制作を生業としている当社では、たくさんのライターさんの力を借り、「伝える」「伝わる」ことにこだわったアウトプットを行っています。 日々ライターさんとやり取りをするなかで、「このこだわりを捨てればもっとやりやすいのに」とか、「この知識や能力があればさらにお願いしたいことがあるのに」と思うことが少なくありません。 その想いを言語化してみたら、ややセンセーショナルなタイトルになってしまいました。決して喧嘩