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秋蒔きのタネと苗

最近はスーパーで年中野菜を買えるので、野菜の旬を意識することが少なくなってきていますね。もちろん本当は旬があることは知っていますが、ホームセンターのタネ売り場が季節によってラインナップを変えていることを知って驚きました。考えてみれば当たり前ですね。エディブルヤードを始めてから、割と頻繁にあちこちのホームセンターを物色しているのですが、8月辺りから秋蒔きのタネがたくさん並んでおり、9月第2週辺りから苗もたくさん入荷しています。

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種か苗か」の記事で書きましたが、協生農法では苗より種から育てるほうが多いようです。そもそも値段がぜんぜん違いますね。苗1,2株で種1袋分くらいの値段ですから、種をドパーッと蒔いてその中から数個芽が出れば元が取れてしまいます。協生農法では肥料代も農薬代もかかりませんし。なので、苗がたくさん並んでいる売り場を見ると気分が上がりますが、「これよりたくさん作るぞ!」と心に誓うにとどめます。

それから、最近は生えている植物をちぎって味見する習慣がついてきたので、苗売り場でもついちぎりたくなるのが危ないです。

冒頭の写真のように、このホームセンターではどんなタネ・苗がいつ入荷予定かが貼り出されています。ジャガイモの種芋はもう終わってしまったのですね。先々週に試しに1袋(10個くらい)買って植えて(埋めて)みておいて良かった。ニンニクやラッキョウなども先々週に比べて激減していたので、意外と球根の販売の旬は短いことを実感。エディブルヤードのように週1回程度の活動ではうっかり買い逃さないように気をつけないと。

秋蒔きのタネはタネ売り場で興味を惹かれたものを衝動買してしまいますが、本当は地域の風土に合った固定種のほうが良いですね。野口のタネさんなど固定種を扱っている通販も利用していきたいと思います。あと最近は Share Seeds のように種を交換し合うコミュニティもあるようです。比較的に近くに交換所があるようなので、今度行ってみたいと思います。

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エディブルヤードにはまだ果樹がほとんど植わっていないので、いろいろ植えたいと思っており、ホームセンターの売り場で楽しく物色中です。果樹は大きくなって実がなるまで数年かかりそうなのが待ちきれないですね。「早く大きくなれ柿の木よ。」です。東京多摩地域はブルーベリーや梨の栽培が盛んなので、ぜひともブルーベリーをたくさん育てたいと思っていますが、それ以外の果物も色々な種類を試してみたいです。

タネや野菜の苗は時期が決まっていますが、果樹は割と常に売ってるようですね。ホームセンターでこの3ヶ月くらい見ていますが、あまり売り物の回転が良くないのか、ずっと同じものが置かれている様子。ということはいつ買って植えても良いのでしょうか??

そう思って調べてみると、果樹の植え付け時期はやはりオススメがあるようです。サカタのタネの記事によると、
落葉樹:11~3月
常緑樹:3月
熱帯果樹:5~7月
とのことです。木が活発に生育する時期を避けるということのようですね。11月までは待ちきれないですが、一気に植えるのも大変なので、徐々に植えていきたいなと思っています。

(フジムー)

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