埼玉県の犯罪に関する情報

【埼玉県の犯罪】

<刑法犯認知件数の推移>

コロナ禍と比べると、若干増加している。人流が増えたことがその一因だろう。

<令和5年度 刑法犯認知・検挙件数>

刑法犯総数(認知件数)÷刑法犯総数(検挙件数)=検挙率
49,653÷15,795×100=31.8%

上記と同じ要領で、他の刑法犯の検挙率を計算してみると、
凶悪犯87.9%
粗暴犯80.0%
窃盗犯25.7%
知能犯38.8%
風俗犯77.2%
その他29.4%
のようになった。

やはり検挙率からも分かるように、犯罪の種類によって、その検挙率は如実に変っている。暴力関連や風俗関連はその検挙率が高いようである。検挙率を見てみると、県警がどのような犯罪に労力を注いでいるかが、一目瞭然である…。

<刑法犯の小分類①>

<刑法犯の小分類②>

<刑法犯認知件数及び検挙率の推移>

県警察本部によると、令和2年の刑法犯認知件数は44,485件、犯罪率は6.1となっています。刑法犯認知件数は、平成16年には過去最多となる181,350件に達しましたが、平成17年以降、16年連続で減少しています。

<犯罪率の分布(令和2年12月時点)>

犯罪率が多い順に、
1位が蕨市9.2、2位が羽生市8.0、3位が上里町7.6
逆に、犯罪率が少ない市町村は、
1位が横瀬町1.4、2位が鳩山町2.2、3位が小鹿野町2.3

犯罪の認知件数が多いトップ3は、
さいたま市8,057件、川口市4,083件、越谷市2,522件
逆に、認知件数の少ないトップ3は、
東秩父村6件、横瀬町11件、小鹿野町25件でした。

我が街鴻巣市は、犯罪率5.0、認知件数588件でした。

【感想】

埼玉県関連HPにアクセスしてみると、興味深い情報が色々と入手できました。ただインターネット上に公開されているデータが古いので、最新情報へのアップデートされれば良いと思いました。

犯罪に関しては、悪い見本があると、人間はすぐに真似してしまう生き物だと思うので、自制心を養う事と、悪い見本を野放しにせず、しっかりと検挙し、犯罪を誘発する手本を社会に露出させないことが大切ではないか思いました。

検挙率が30%台であると考えると、犯罪に巻き込まれる確率も結構高いのではないかと思うようになった。犯罪に巻き込まれないように用心して生活していくしかないのかもしれない。逃げ得が許されている社会にも思えてしまう。

検挙率は全国的に見て、この位の割合なのだろうか?凶悪犯罪は検挙されているけれど、そうでない犯罪は案外、検挙されていない。この現実を見ると、いつ犯罪に巻き込まれてもおかしくないと思える。

なぜ他人の権利を侵害しない善人が、他人の権利を侵害する悪人に対して、萎縮して生きていかなければならないのだろうか?まだまだ社会の不安定性は検挙率から見ると解消されていないと思う。警察には社会の治安維持の為に頑張って頂きたいものである。

【参考HP】

https://www.police.pref.saitama.lg.jp/e0010/kurashi/toukei-hanzai.html
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0311/bouhanjyohou/hanzaijyouseih.html
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/200208/shicyouson_no_sugata_2021_06_anzen1.pdf


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?