EDGEMATRIXとクラウドカメラの違いとは?
こんにちは、EDGEMATRIXのブログをご覧いただきありがとうございます。今回は、EDGEMATRIXとクラウドカメラの違いについてご紹介します。
クラウドカメラとは?
クラウドカメラとは、映像をインターネットに接続されたクラウドサーバーに送信し、そこで保存や分析を行うカメラのことです。クラウドカメラは、映像をリモートで確認できることや、クラウドサービスの機能を利用できることなどのメリットがあります。しかし、クラウドカメラには以下のようなデメリットもあります。
- 映像を常時クラウドに送信するために、高速で安定したインターネット回線が必要です。回線が不安定だと映像が途切れたり、遅延したりする可能性があります。
- 映像をクラウドに送信することで、プライバシーやセキュリティのリスクが高まります。クラウドサーバーがハッキングされたり、第三者に漏洩したりすると、映像が悪用される恐れがあります。
- 映像をクラウドに保存することで、ストレージや通信のコストがかかります。映像の量や質によっては、コストが高くなる場合があります。
EDGEMATRIXとは?
EDGEMATRIXとは、エッジAIと呼ばれる技術を用いた映像分析プラットフォームです。エッジAIとは、映像をクラウドに送信するのではなく、現場でAIが処理することで、リアルタイムで高速に分析する技術です。EDGEMATRIXは、エッジAIを実現するために、以下のような特徴を持っています。
- EDGEMATRIXは、カメラとエッジAIボックスという2つのデバイスで構成されます。カメラは映像を撮影し、エッジAIボックス(Edge AI Box)は映像をAIが分析します。エッジAIボックスは、カメラと同じ現場に設置されます。
- EDGEMATRIXは、映像をAIが分析することで、異常や危険を検知し、警告などのリアルタイムのアクションを起こせます。例えば、工場での安全管理、店舗での客数や動線の分析、交通や駐車場での車両や人の検知など、様々な用途に応用できます。
- EDGEMATRIXは、映像をAI分析のために全ての映像を常時クラウドに送る必要がありません。そのため、インターネット回線の品質やコストに影響されません。また、映像をメディアに保存する必要がないので、経済的でもあります。
- EDGEMATRIXは、エッジAIボックスのデバイスのストレージに一定期間の映像を暗号化し保存しています。そのため、必要な時に必要な映像だけをオンラインで見ることもできます。また、映像はエッジAIボックス内でのみ閲覧できるので、プライバシーやセキュリティの保護にも効果的です。
- EDGEMATRIXは、カメラを現場環境に合わせて選ぶことができます。例えば、屋外や暗所などの環境に向いたカメラを選ぶことができます。また、カメラの画角を調整できるので、映像の範囲や精度を最適化できます。
- EDGEMATRIXは、プラットフォームサービスとして、AIアプリを遠隔から取り替えたり、アップグレードできます。例えば、工場での品質管理のAIアプリを、店舗での客数分析のAIアプリに変更することができます。また、AIアプリの性能や機能を常に最新に保つことができます。
まとめ
EDGEMATRIXとクラウドカメラは、映像という点では同じですが、できることは全く違います。EDGEMATRIXは、エッジAIという技術を用いて、映像を現場でリアルタイムに分析し、様々な用途に応用できるプラットフォームです。クラウドカメラにはない、高速性、安全性、経済性、柔軟性などのメリットがあります。EDGEMATRIXは、映像分析の新しいスタンダードとなるでしょう。
EDGEMATRIXに興味のある方は、ぜひお問い合わせください。EDGEMATRIXの導入事例やデモンストレーションなどもご紹介します。EDGEMATRIXで、映像の可能性を広げましょう。