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緊急小口資金等の特例貸付について聞いてみた。

Twitterやらで最近ちょくちょく目にするようになってきたこの制度、江戸川区では
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e039/kenko/fukushikaigo/info/shakaifukushikyougikai.html

『新型コロナウイルス感染症の影響による休業・離職等による緊急小口資金・総合支援資金の貸付制度について』
と言う事で東京都社会福祉協議会が実施し、窓口として江戸川区社会福祉協議会が受付を行っています。

で、こっちもイベント関連が軒並み中止となってしまい減収著しいので少しでも足しになれば…と考えて、話を聞いてみようと江戸川区社会福祉協議会へ問い合わせしてみたんだけども…

全く、一切電話が通じ無い。

二時間位ひたすらリダイヤルしてみたけど(暇か!)全く繋がらない…これは、そんだけ問い合わせが殺到していると言う事なんだろうけども、そもそも係の人も電話回線も足りてないと考えられる。

んで、埒が明かないので東京都社会福祉協議会へ電話して必要書類やら手続きやらを聞こうと思ったけども、受付は江戸川区社会福祉協議会なのでそちらに…とたらい回し。

詰んだな。と思い、取りあえず江戸川区社会福祉協議会のメール問合せに連絡先と『緊急』小口資金なのに全然繋がらないんじゃ緊急にならんじゃないか、と意見と添えてメールしたところ週が明けてから江戸川区社会福祉協議会から電話がかかってきました。
で、ここからやっとどう言う手続きが必要なのかを話出来たので以下にまとめます。

1.世帯単位の貸し付けなので、世帯主もしくは世帯の収入の要になっている人が申し込む必要が有る。
2.生活支出や財務状況が分かる様に通帳のコピーや光熱費の領収請求書などが必要。
3.コロナの影響で収入が減った証拠が必要。
4.返済の為の口座登録には紙の通帳と印鑑で運用している口座が必要。
5.実際の手続きを行うには江戸川区社会福祉協議会に来庁して申し込み書に記入する必要がある。
6.申し込み後審査を行い、通過すれば2週間程度で貸し付けが行われる。

簡単に言えばこんな感じ。で、問題が何点か。

まずは3の収入が減った証拠。これが難しい。何と言ってもフリーランスで仕事をしているので毎月定期的にいくら入ってくる訳じゃない。波がある。
その上で、本来入るはずであった仕事が無くなり減収しているので『減収の証拠』なんてのは存在しない。そもそもこれから来るはずだった仕事が無くなって減収するのは4月や5月に入る予定のギャラが無くなると言う事なので、3月までの取引状況を見せたところで無意味じゃん!って事。
その点については係の人も説明に納得して「そうですよねぇ・・・」と。しかし、1月30万2月30万3月10万みたいに減ってる証拠が無いと…って言う。それじゃ申請出来るの5月以降じゃん!馬鹿か!と。
取りあえず、中止になったイベントの告知ページの印刷と今までそのイベントで仕事をしたって言う過去の見積もりや請求書の印刷でどうにかしてくれって言って、取りあえずそれで出して見ますって事に。この時点で不安しか無い。

次に、4の紙の通帳と印鑑で運用している口座が必要ってやつ。ネットバンクがメインバンクになってるんでそもそも通帳が発行されない銀行なのよね。紙の通帳と印鑑で運用してる口座持ってない。と伝えると、なんと「通帳と印鑑で運用している口座が無いと返済の口座登録が出来無いので、作って下さい。」と!!いやいや、今の時代引き落とし口座の設定なんて通帳無くても出来るよね?!おかしくない?!って。話をしても「そういう決まりなので・・・」ですよ。頭痛い。仕方ないので、新規に口座開設ですよ。

次に5。この外出自粛の折に来庁して手続きしてくださいと。もうね。呆れる。オンラインで登録出来る様にしろと。昭和かっての。

最後に6。遅い。とにかく動きが遅い。30日に電話で話をして、来庁予約が7日。そこから2週間だと21日。どこが緊急なの?って。

話を聞いた限り、いきなり上から話が降ってきて係員も訳が分からずテンパってやってるみたい。
まぁ、こんな感じで仕組みは一応作ったから後よろしく!!って末端が機能不全に陥ってるんだろうね。THE お役所仕事。

なので、特例貸付制度を利用したい人は覚悟して望まないと心折れると思う。とても今の状況の救いになるとは思えないやり方だわ。

恐らく、仕組み作った人間はこんな運用になってるとか知らないと思うので、どうにかして伝わって欲しいと思う。

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