緊急小口資金特例貸付(コロナ小口貸付)を申し込んできた件
前回のnoteで問い合わせをした、緊急小口資金特例貸付いわゆるコロナ小口貸付の申し込み面談をしてきたのでその感想など。
前回の問い合わせ時(3月30日)に面談の予約をして、最短の日付が4月7日。これでも仕組みが発表されてからひたすら電話をかけて繋がらず、社会福祉協議会にメールで問合せをしてみたら向こうから電話がかかってきたので取り付けられた話であって、普通に電話予約を取ろうとしたらまず無理。1日中電話をかけ続けても繋がるかどうか・・・ってレベルの混雑具合。
で、申請に必要であろう書類(確定申告の控え、減収を証明するための昨対比の帳簿、中止となったイベントの情報やその昨年実績等)をその間に作成してまとめ、通帳が必要ってんで信用金庫で新たに口座開設をして、受付をしている区の社会福祉協議会へ行って来た。
コロナ対策の為に2mくらいの距離を開けた対面机で書類の精査と口頭での説明。こちらとしては充分に資料を用意していったのだが、『昨年末から3月にかけて減収が認められる証拠が無いと基本的には受付が出来無い事になっている為、そう言う帳簿なりを持って来て欲しい』と言われる。
これについては、電話の時点で『コロナの影響が出て来るのは受注ベースだと3月からで、現金ベースなら4月以降となる為現時点で減収していると言う定量的な証拠は出し用がない』と言っている。理解されていないのか・・・
旨を説明したところ、実際に融資の審査をする都社会福祉協議会の人に電話で確認をしてもらい、持参した資料(今後入る予定だった仕事がイベント中止に伴い無くなる状況証拠)で減収と認めると言う言質が取れた←これは非常に重要!
そして書類的な物を記載して、申し込み完了。予定では7日後の14日に口座に振り込まれる事によって貸付決定とするらしい。入ってなかったら申請が断られたって事になって特に連絡は来ないらしい。
14日に振り込まれるかどうか、乞うご期待。
今回、申し込みに当たって思った感想。
1.必要書類である世帯の住民票を取得する為に区役所に出向く必要が有る。(感染リスク)
2.不特定多数の人間が申請等で集う社会福祉協議会に行く必要が有る。(感染リスク)
3.不特定多数の人間と接している担当官と対面で口頭審査や書類のやり取りを数多く行う必要が有る。(感染リスク)
と、多くの感染リスクに晒される必要が有るシステムは非常に問題がある。
4.申込者数に対して、受付が足りておらず現時点で電話予約をした所で、面談が1ヶ月後、入金ベースで1.1ヶ月位かかってしまう為本当に困っている人が緊急として使うには現実的では無い。
5.そもそも仕組みを広く告知しておらず、知らない人が多い。
と、中々に問題が多いと思う。担当官自身も、『こんな面倒臭い事をしていないで、バーッと一律に給付金配れば良いのに!他の仕事が全く回らなくなっている・・・』と嘆いている状態。
今後、条件付き給付金等また手続きが煩雑化して混乱をきたしそうな話が政府より出ているが・・・こう言う流れはどうにかならないものだろうか・・・