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Photoshop,AfterEffectsを用いた かっこいいeスポーツオーバーレイの作り方
こんにちは。株式会社RATELという会社でeスポーツ関連のイベントや大会のデザインをおこなっている本橋です。
今回はPhotoshop,AfterEffectsを用いた かっこいいeスポーツオーバーレイの作り方を解説していきます。
オーバーレイの制作には最初にPhotoshopを使用します。
Photoshopのドキュメント設定
【1】Photoshop起動後、以下の内容でドキュメントを作成
幅:1920px ×縦:1080px
解像度:72
カラーモード:RGB
カンバスカラー:透明
![](https://assets.st-note.com/img/1662557483672-9lG2DFwft2.png)
※詳細設定はいじらなくてOKです
【2】作成して完了!!
オーバーレイの枠作り
【1】オーバーレイの枠の作成をする為に長方形ツールへ切り替え
(線の色は#000000)
![](https://assets.st-note.com/img/1662557537796-wiRPVmcqB6.png)
【2】画面中央周辺で左クリックし長方形作成(サイズは画像参照)
![](https://assets.st-note.com/img/1662557548431-KcgwdHy8JN.png)
【3】こんな感じに作れていればOK!!
![](https://assets.st-note.com/img/1662557575524-Czoi1XePL8.png?width=1200)
【4】完了!!
シェイプでの装飾作り
【1】オーバーレイの装飾では9割シェイプを使います
主に長方形ツール/楕円形ツールです。
![](https://assets.st-note.com/img/1662557608212-FoFfS5ijDA.png)
配置したシェイプを自由変形ツールで
操作することで形や大きさを自由自在にできます。
【2】とりあえず上下左右に線を、四隅に丸を配置してみましょう
![](https://assets.st-note.com/img/1662557630184-AnuFkwbHwq.png?width=1200)
【3】手順2での作りだと大雑把に配置しているので少しダサいですが
もっとカッコよくする為にもう少し作り込みます。
コツは左右対称にシェイプを配置して、
1つ1つを小さくし数を多くすることです。
![](https://assets.st-note.com/img/1662557655697-Mi1G7WnoD6.png?width=1200)
【4】ある程度作り込めたら完了(真似をしても全然OKです!!
グラデーションを加えてみよう
![](https://assets.st-note.com/img/1662557785789-HVSCz54WZI.png?width=1200)
デザインに格好良さを持たせるにはグラデーションの活用が必須です。
ここではグラデーションの加え方を解説します。
【1】グラデーションを加えたいレイヤーをダブルクリックします
このようなウィンドウがでてきますのでグラデーションオーバーレイにチェックを入れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1662557800091-BvNhyfwUHb.png?width=1200)
【2】その後、この画面でグラデーションの色や色の比率などを調整することができます
![](https://assets.st-note.com/img/1662557807174-BWRdSg9WcL.png?width=1200)
【3】これでグラデーションの付け方の解説は終了
【4】最後にAfterEffectsで問題なく使えるデータを作るために全てのレイヤーを選択し右クリック後、レイヤースタイルをラスタライズを選択
※全レイヤーを選択するには最上部のレイヤーをShift押しながら左クリックし、そのまま最下部のレイヤーをShift押しながら左クリックすることで行えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1662557850486-gpcglcr9gx.png?width=1200)
【5】Photoshopでの全行程完了!!
Photoshop左上にあるファイルを選択し続いて
保存を選択しPSD形式で書き出します。
AfterEffectsのコンポジション設定
【1】AfterEffects起動後、以下の内容でコンポジションを作成してください
幅:1920px ×高さ:1080px
ピクセル縦横比:正方形ピクセル
フレームレート:60
デュレーション:21:00
![](https://assets.st-note.com/img/1662557942017-EGlM5KmZIZ.png?width=1200)
【2】作成完了!!
Photoshopデータの読み込み
【1】プロジェクトタブの空いているスペースで右クリック、
![](https://assets.st-note.com/img/1662557980397-BQBmhLmILD.png?width=1200)
その後、読み込み/ファイルの順に
選択しPhotoshopで作成したPSDデータを読み込みます。
【2】読み込み後、下画像のように設定しOKを選択
![](https://assets.st-note.com/img/1662711015464-3buyiwK1WD.png)
【3】読み込んだデータの右にコンポジションと
記載されている部分をダブルクリック
![](https://assets.st-note.com/img/1662558021800-eAXwceBHlz.png?width=1200)
【4】完了
色が変化するエフェクトをかける
【1】調整レイヤーを作成する為に
AfterEffects上のレイヤータブをクリック後、
新規/調整レイヤーの順に選択
【2】レイヤー欄にある調整レイヤー 1を右クリックし、
エフェクト/カラー補正/色彩彩度の順に選択
【3】画面左上のプロジェクトタブをエフェクトコンロールへ切り替え後、
チャンネル範囲にある時計マークを左クリック
![](https://assets.st-note.com/img/1662558094516-UxTrjLC2Cf.png?width=1200)
【4】画像一番左にあるホームベース形の青いバーを一番右に移動
![](https://assets.st-note.com/img/1662558108160-povBXXWPCo.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1662558122209-KjTPHqOn4e.png)
【5】マスターの色相の数値を1x+0.0に変更
![](https://assets.st-note.com/img/1662558142737-zozuMtI7d1.png?width=1200)
【6】完了
作ったオーバーレイを保存
【1】画面左上のファイルをクリックし、
その後書き出し/レンダーキューの順に選択
【2】画面左下のロスレス圧縮と書いてある部分をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1662558177643-mt4KvkDdFx.png)
【3】画像の通り設定しOKを選択
![](https://assets.st-note.com/img/1662558185921-zVUFR0Dvie.png?width=1200)
【4】レンダリングを選択して全工程完了
あとは書き出されたオーバーレイデータをOBSやStreamlabsに取り込むだけ!
オーバーレイの読み込みは書き出したファイルを
OBS/Streamlabsにドラッグ&ドロップで簡単にできます!!
みなさんいかがでしたでしょうか!?
今回は先日公開したこちらの記事より
少し難しめの記事になっておりますが、
より一層クオリティの高いオーバーレイを作りたい方、
アニメーションオーバーレイ作成の流れを知りたい方には
良い記事になったかと思います!
良かったらチャレンジしてみてください👌👌👌
🔻先日公開したデザイン初心者向け記事