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理想のひと

こんばんは。Edenです
突然ですが、皆さんは理想のタイプってありますか?
容姿が素敵な人、価値観の近い人、経済力がある人…..

どれも大事だと思います

意見はさまざまだと思いますが、私は理想のタイプはと聞かれたら、
”死の気配を帯びた人”
と答えます


拗らせ22歳、ここに誕生

…?って感じですよね。あまりにも拗らせている。
ですが、代わりになる言葉が見つからなくって。何度考えてもやっぱりそれなんです。
反対で考えると、私の理想とかけ離れているタイプは”情熱に満ち満ちた人”ですね。
私自身、第三者から見ても落ち着いている人(らしい)ので、やっぱり人って似たようなひとに理想を抱くのでしょうか
(落ち着いている=死の気配を帯びているではないと思いますが)


高校生の時に出会った本

好きな作品に例えるなら誰だろう、と考えて浮かんできたのは
綿矢りささんの小説『ひらいて』に登場するたとえ君も理想のタイプのひとりです。

凝縮された悲しみが、目の奥で結晶化されて、微笑むときでさえ宿っている。本人は気づいていない。光の散る笑み、静かに降る雨、庇の薄暗い影。

私はこの一文に恋をしたと言っても過言ではありません。
綿矢りささんの言葉選びは、ロマンチックでありながら少し棘がある感じで
キュンとギュンの感情が私の心に往復ビンタを与えてきます。

実写映画も鑑賞したのですが、私の想像以上のたとえ君でとっても感動しました。作間龍斗さん、私と同じ歳、あの癖のあるたとえ役を消化できているのが本当にすごいです。



死の気配を帯びたとしても

もし仮に、そんな私の理想の人が現れて
もし仮に、恋人になったとしても
絶対に私より先に死なないでほしい
完全にエゴの塊ではありますが、そう願います

私はそんな、静寂な恋愛がしたいと心底思っています

なんだか話が脱線して終わったような気がしますが…
今日はこの辺で

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

またお会いできますように

Eden



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