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EC担当者向け!決済手段まとめ2021

2021-06-09 クレジットカードでオンラインショッピング

コロナ禍の影響もあり、増加の一途をたどるインターネットショッピングの需要。この一年で利用し始めた。「以前から利用していたけど、最近は更に利用する機会が増えた」という声も聞こえてきます。
今後も、インターネットショッピングは拡大傾向にあるといわれています。そのためにも購入者がいざ注文しようとする際、選択できる支払い方法がないため購入を諦める(いわゆるカゴ落ち)などがないよう、購入者がその時の状況で自由に選択できる複数の支払い方法の準備もECサイト(店舗)にとっては不可欠となります。

今回は、ECサイトでの決済手段をまとめてみました。

インターネットショッピングは利用するけども、インターネット上での支払いには不安がある購入者向けのインターネット経由ではない支払い方法です。

⑴.代金引換

インターネットショッピングで購入した商品を受取る際に商品代金を支払う方法です。
クレジットカードのように事前の契約や登録などの必要もなく、商品を受取った上で商品代金を支払う方法でシンプルなためセキュリティ面で安心する購入者が多いです。
但し、代金引換で支払いをする場合は商品代金の現金を事前に準備する必要と、商品代金とは別に代引き手数料が別途発生します。
店舗によっては、購入者が代金引換で商品を購入した際、手数料無料として店舗側で負担していることもありますが、多くの店舗では代引き手数料は購入者負担としていることが多いようです。

【代金引換の流れ】
① 購入者が商品を注文
② ECサイト(店舗)が代金引換の処理後、商品を商品
③ 宅配業者が商品を配達
④ 購入者が商品を受取るのと引換えに、配達員に商品代金を支払い
⑤ 宅配業者から決済代行会社を介して、ECサイト(店舗)の口座に振込み
*代金引換時に現金だけではなく、電子マネーやクレジットカードで支払いができるようにもなってきています。

気になる代引き手数料ですが、宅配業者ごとに異なります。

■ヤマト運輸
初期費用・トランザクション処理料:無料
料金プラン
~9,999円 330円(税込)
~29,999円 440円(税込)
~99,999円 660円(税込)
~300,000円 1,100円(税込)
*1件あたりの代金引換額が55,000円(税込)以上の場合、印紙代相当額220円(税込)が必要。
*1回の代金引換額は300,000円まで。
*現金、クレジットカード、電子マネーともに料金は一律
サービス導入費用ゼロ円、利用開始まで約1週間で可能、最短で5日で入金と、ECサイト(店舗)側の負担が少ないので、導入されるサイトも多いようです。
■佐川急便
料金プラン
1万円以下 300円(税別)
3万円以下 400円
10万円以下 600円
30万円以下 1,000円
50万円以下 2,000
60万円以下 6,000円
60万円超は10万円増す毎に 1,000円を加算
*上限金額は500万円
*手数料の他に、消費税を除いた代金金額が5万円以上で購入者が現金で支払った場合、収入印紙代が発生。
■日本郵便
料金プラン
一律 265円
*代金金額から消費税額等を差引いた額が5万円以上の場合、別途収入印紙代が発生。


⑵.銀行振込

インターネットショッピングで商品購入後、ECサイト(店舗)が指定した銀行口座に、商品代金を振込む方法です。
現金を手元に置くことに抵抗がある、クレジットカードを所持していない購入者が選択することが多いです。
但し、銀行振込で支払いをする際、銀行に振込手続きへ行ったり、振込元の銀行と振込先の銀行が異なると手数料が発生する場合があります。
商品を購入した店舗側で商品代金の入金確認後の発送となるため、店舗側で注文の商品代金の入金確認に時間がかかることもありますので、商品の発送までに時間を要する場合があります。
店舗によっては、初回購入者で高額商品を注文された際、購入者がクレジットカード等で支払いを選択されていても、不正注文の対応策として銀行振込で商品代金の支払いを依頼することがあるようです。


⑶.後払い決済

購入した商品を受取り後、商品代金の振込票が郵送されますのでコンビニエンスストア、銀行や郵便局から商品代金を支払う方法です。
購入商品を受取り後、実際に商品を手にして確認してから支払うことができるため購入者にとっては安心感があり、支払い期日も約14日あるので都合のよいタイミングで支払うことができます。
但し、後払いは購入者側に手数料が発生したり、購入者が期日まで支払わない場合は利用制限がかかる場合があります。

ECサイトでは、クレジットカード決済に次ぐ支払い方法として選ばれております。
約10年前までは2社ほどでしたが、現在では10社以上の後払いの決済代行会社がありますので下記、一部ですがご参照ください。
■NP後払い
https://www.netprotections.com/lp/atobarai5/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=google_BoFu_ec&gclid=CjwKCAjwgISIBhBfEiwALE19SXnnbRc7dLivrGqkBxsXuIx1o6ZmvHuDcsnhRenAMZ7EXeYQedI9LBoCBSwQAvD_BwE

■後払い.com
https://www.ato-barai.com/lp-credit/?gclid=CjwKCAjwgISIBhBfEiwALE19SUrX1-wjgmMUqmy0qJdTw1t-BErr216kTNdV9j0tjsYlblrT5GT4BRoCGekQAvD_BwE#

■スコア後払い
https://www.scoring.jp/service/

■GMO後払い
https://www.gmo-ps.com/feature_ab-lp01/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=brand&gclid=CjwKCAjwgISIBhBfEiwALE19SU4zYPY3s-s0pM2HFScVLV1D9qOF344LKeS9PHkQs_SnwwQnRSW_nRoCUPwQAvD_BwE
■クロネコ代金後払い
https://business.kuronekoyamato.co.jp/service/lineup/payment_atobarai/?gclid=CjwKCAjwgISIBhBfEiwALE19SVAYPj5mfYizgblnZ_8rHDDdEsty69OuWyily-0RR0ax7GHXADsR2BoCzzAQAvD_BwE

■アトディーネ
https://www.atodene.jp/campaign02/?gclid=CjwKCAjwgISIBhBfEiwALE19SbPoEQmqxX8qrh_TsY9AXUNosdASfzgceptxd8bIfUNhDWC3XNT1PRoCJxIQAvD_BwE

■atone
https://www.atodene.jp/campaign02/?gclid=CjwKCAjwgISIBhBfEiwALE19SbPoEQmqxX8qrh_TsY9AXUNosdASfzgceptxd8bIfUNhDWC3XNT1PRoCJxIQAvD_BwE#kessai


⑷.コンビニ決済

ネットショッピングで注文商品を購入後、購入者にメールで受付番号が送付されます。その受付番号を指定期日までにコンビニエンスストアのレジでスタッフに伝えるかに店内にある専用端末に入力すると支払票が発券されます。その発券をレジまでもっていき、商品代金を支払う方法です。
24時間365日、コンビニエンスストアで支払いが可能なためクレジットカードや銀行口座を保有していない若者、外国人の方、高齢者の方、昼間に銀行へ振込手続きなどできない方が選ばれています。


インターネットショッピングを頻繁に利用していて、支払い方法もインターネット上で特に抵抗がないという購入者にはこちらがお勧めです。


⑸.クレジットカード決済

インターネットショッピングで圧倒的な比率で利用されているクレジットカード決済です。
手元に現金をあまり持ちたくないという方も増えているので、今この商品を購入したい!でも今は手元に現金がない・・・そんな場合でも、クレジットカードがあれば商品を購入することができます。
クレジットカードにもよりますが、購入後すぐの引落しではなく、翌月または翌々月なので購入者にとっては余裕をもって準備することができます。
商品購入時は、事前にクレジットカード情報を登録しておくことで購入時、煩わしい入力作業などを省くことができ、スムーズで簡単に商品を注文することができますし、クレジットカード決済の場合は分割払いの選択も可能です。
また、支払いの際に購入者側に手数料が発生しない点や、決済したクレジットカードにポイントが付与されるなどの利点もあります。
クレジットカードだと使い過ぎが心配という方もいらっしゃるかもしれませんが、店舗で現金で購入した際などはレシートを確認する必要がありますが、クレジットカードだと、カード明細でいつでもすぐに「どこでいくらクレジットカードを利用した」と確認できます。


⑹.キャリア決済

契約している携帯電話の月々の通信料とあわせてネットショッピングで購入した商品代金をまとめて支払いができる支払い方法です。
クレジットカードを保有できない未成年者も利用することができるため若い世代に多く利用されています。
商品を購入する際、クレジットカード決済では14~16桁と長い番号ですが、キャリア決済の場合は事前に登録している情報で本人認証することができるので、気軽に決済ができるのが魅力的なようです。
但し、キャリア決済はNTドコモ、ソフトバンク、au、ワイモバイルのみ現在提供されているので、該当のキャリアと契約をしていないと利用できません。


⑺.スマホ決済サービス

自身のスマートフォンに決済サービスのアプリをダウンロードして、本人認証後、決済する方法です。(事前に自身のクレジットカードや銀行口座を紐づけする必要があります。)
キャッシュレス化で利用をはじめた方も多いのではないでしょうか。
まだ利用できるのが一部の店舗ですが、今後増えていくと予想されます。


⑻.銀行自動引き落とし

こちらは定期購入商品を購入される際に利用される決済方法です。
店舗側が定期商品を発送後に、購入者の口座か商品代金を引き落して支払いをする方法です。自動引き落としのため購入者の未払い防止になります。


⑼.ID決済

比較的新しくこの数年でECサイトでも導入が進め始めています。
「Amazon Pay」「楽天ペイ」「PayPay」「d払い」「au PAY」「LINE PAY」「Apple Pay」「メルペイ」などがあります。
ECサイトで購入する際、カード番号を入力する必要がないため、クレジットのカード番号の漏洩が心配という方に利用されています。
但し、ID決済を導入の際は初期費用や月額利用料の他、ECシステム側での改修が必要になる場合があります。


⑽.電子マネー

こちらはチャージ型の決済方法です。前払いのイメージですね。
「Suica」「楽天 Edy」「WAON」「nanaco」など、チャージ金額の上限があり少額向けの決済手段で、クレジットカードを保有していない未成年の購入者などに利用されています。

以上、様々な決済方法がありますが、すべて最初からこれらの決済方法を導入する必要はありません。店舗の商品の特徴やターゲットなどを合わせてお選びください。

当ブログを運営している イーディフェンダーズ は、決済インフラのご相談を承っています。お気軽に無料相談ください。

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