【映画】あまくない砂糖の話

2016

60日間砂糖を食べ続けたらどうなる？
砂糖版『スーパーサイズ・ミー』

甘い炭酸飲料やアイスクリーム、

チョコレートなどのお菓子は排除して、

「低脂肪で健康的」

ヘルシーと言われているけど(例えば脂肪ヨーグルト、穀物バー、スムージー、ジュース、シリアルといった、ヘルシーと信じられているもの)

実は砂糖を大量に含む食品を毎食摂取する。

そんな食生活を60日間続けるとどうなるのか

という実験ドキュメンタリー映画。　

　

主演、実験の当事者である

オーストラリアの俳優デイモン・ガモー。

引き締まった身体は
日ごろの炭水化物の制限と
健康的な生活によるものだったが、

これまでも習慣づけていた
ジョギングや筋トレを実験のあいだも続け
脂肪をとらないようにして
総カロリー数も変えずに

上記の食生活をした結果は。

日に日にお腹がでっぱり

なんと体重が8.5キロも増え、　　

ウエストは10センチ太くなった。

脂肪肝になり、

中性脂肪の値も急上昇した。

コーラではなく
ヘルシーなスムージーを飲もうと推奨している地域もあるが

実はスムージーにも
スプーン34杯分もの砂糖が入っていて

身体への害はコーラと変わらない。

グラノーラやシリアルは
健康だと思って
積極的に摂取している人もいると思うけれど

そういう食品にも砂糖は大量に含まれている。

健康的な生活をしているつもりなだけで

実は砂糖過多になっている。

そんな背景からの結果。

糖質制限を、
長年継続している僕には

食事を

カロリーだけで判断するのは間違っている

というのは

当たり前の知識だけれど

ふわっとはじめた
ダイエッター何かが
おそらく陥りがちな食生活だと思う。

オーガニックや

低脂肪低カロリー

という
言葉だけに踊らされ

自分では健康だと思っていた食生活も

政治と癒着する

巨大食品企業の陰謀に

簡単にハマってしまう仕掛けが
あちこちに仕掛けてある。

そんな事実を

知ろうとしない事が怖いんじゃないかな。

映画の中で

虫歯治療を
キャラバン形式で続ける医師の活動を

素晴らしいと評し

医療用の車を援助する姿勢をみせた企業も

自社が売る

子供も歯もボロボロにする

「マウンテンデューを飲まないで」

とは言わない

教育にはお金を出さないのだ。

そうはいっても

砂糖でも野菜でも食品添加物でも

摂りすぎなのが問題なだけ。

全否定する様なことではない。

世界一身体に良い飲み物の水も。

取り過ぎれば

水中毒で死亡する可能性だってある。　

大切なのは

過剰に肉を避けたり

添加物を神経質に気にしたりはしないで

その時身体が欲する食べたいと思う物を

ストレスを無く食べながらも

偏った食生活をしない

どこかでバランスを必ず取るという意識。

最後に印象に残った言葉を。

『愛を感じた時と

砂糖を摂った時の快楽は同じ』

実感として

普段している糖質制限を
時々解禁して

ロカボではないスイーツなんかを食べると

脳が「幸せ」で溢れ

セックスにも匹敵する快楽を味わえる。

研究では

砂糖の依存性は

コカイン中毒をも上回る

とも言われている。

#あまくない砂糖の話 #映画 #健康