【EDH】レポ134:第4回統率者神決定戦
4回目の神決。参加者96人。うーん、少しずつ減ってきてる。
今回は《船砕きの怪物》を使う予定でしたが仕事忙しすぎでうまく調節できず。仕方ないので3回目神決のアップデート版みたいなデッキになりました。
ファイレクシアで入ったカードは《気まぐれな呪文踊り》《大変成家、アンクタス》《完全化の杖》の3枚。
1戦目:エドリック→ディハーダ→トラシオス&ティムナ→ナジーラ
いきなりのタカノシゲキ卓。また225分やるの…?
初手は《幽体のこそ泥》《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》。妨害一切ないけど下がなんとかするでしょ。
1t《幽体のこそ泥》スタートしたらナジーラが1t《ドラニスの判事》。苦しい思いをしながら《幽体のこそ泥》アンタップ時のドローで《ジョルレイル》で猫を出してたらナジーラの《不気味な雇われ人》に処され、雇われ人も用済みとばかりにトラティムに除去される。ディハーダは上からコンボ決めようとするがサーチを《敵対工作員》に没収される。
盤面が膠着しナジーラがディハーダを殴り着々とトークンを出し続ける状況に。全除去待ちで展開せず手札を貯めていたが、ディハーダが全然除去を撃たない。これもしかしてディハーダ詰んでいるのか…?と思い《緻密》をアタッカーとして出したところで《時空からの退去》。タイミング悪い…。
フェイズアウト後にトラティムが動き出したがこっちと潰しあい、ナジーラはジェネラルを取り返すべくディハーダを殴り続ける。ディハーダはコンボを狙うが肝心なところは潰され、《最後の賭け》を撃つも失敗して死。
大量のクリーチャーがフェイズインしたところで時間切れになり、トラティムに《タッサの神託者》+《Demonic Consultation》を通しきられて負け。
全除去のタイミングが読めませんでしたね。あるならもっと早くに撃ってる気がするのであのタイミングで引いたのかなあ…。《緻密》を失ったのが痛かった。地味にフェッチ切り忘れが響いてます。突然ディハーダが死んだ衝撃で《敵対工作員》帰ってくるの忘れてました。
2戦目:ウルザ→エドリック→チュレイン→サーダ・アデール
《花の絨毯》がある以外は普通の手札。チュレイン次第で《水没》も撃てる。
チュレインが《不屈の補給兵》からの爆速展開。《魂の洞窟》まで出てきてチュレインを消せずに大量展開を許してしまう。《クウィリーオン・レインジャー》で現れたり消えたりする森に困惑しながらチュレインに《水没》を、《金切り声のドレイク》に《精神壊しの罠》を当てギリギリで抑え込む。
するとサーダが《変身》。知人のため《核の占い師、ジン=ギタクシアス》が出てくることは知っていたがチュレインが無理すぎるので止む無く通す。盤面に《イーオスのレインジャー長》とコピーがいるのでそもそも走れないし…。
ウルザが手札を失いほぼ目無しになったところで追加ターンを一応撃ってみるがチュレイン+サーダに消され、《墓所の照光者》や《自然の怒りのタイタン、ウーロ》を場や墓地に残しつつも手札消滅。
その後チュレインを捌いてサーダが追加ターンから好き放題しようとしたところで時間切れ。
終始チュレインが厳しかったです。ちょっと早すぎないか…?
ミスは追加ターン撃つ前に無駄にマナを使ってしまったところ。まあどの道通ったところで手札0なので目無しだった気はしますが…。
3戦目:エドリック→ダーゴ&ティムナ→ゲス→ログラクフ&テヴェシュ
《魔力の墓所》と追加ターン多めの手札。
普通に展開したところでゲスが《精神刃の断裂者》《闇の腹心》で手札を増やし、《法務官の掌握》で《ライオンの瞳のダイアモンド》を持ってくるオープンリーチ。逆にダーゴティムナやログテヴェは大人しい立ち上がり。
ターンが来たが全員マナを立てており、何か悪さをしたら妨害が飛んできそうな圧迫面接開始。これくらいなら許されるだろ…と1ドローしながら追加ターンを連打。2ドローになったところでゲスから《悪意の熟達》。これを弾いて更に追加ターン。次ターン《沈黙》を警戒して戦闘前に《召し上げ》。これが効いたみたいでそのままループに入って全員殴り倒して勝ち。
最後かなりキツかったです。ダーゴティムナは《沈黙》、ログテヴェは《赤霊破》を持っていたみたいですが、お互いがお互いを警戒し合った結果、なんとか走り切れたみたいです。最初から即妨害が来たら死んでました。
4戦目:スライサーA→マーウィン→エドリック→ジェンソンカルサリオン相棒ルールス
過酷なマリガンにより死亡。手札4で《徴用》あるが撃てず。道中何かの呪文を奪って捲るしかない。
そんな事を考えてたら1tスライサー発射。更に《金脈のつるはし》で宝物トークンがどんどんスライサーの場に増えていく。上から降ってきた《宝石の睡蓮》でエドリックを出し二段攻撃で手札を増やす。周りが潰しあってくれないか期待したがジェンソンが即落とされ、こっちに攻撃が回ってくる。
マナがなさすぎるので《ティタニアの僧侶》を出す。スライサーを強化&トランプル付与してきたら《徴用》でワンチャン返り討ちにできないかな、と画策してたら飛んできたのは《撃砕確約》。何故か攻撃クリーチャーしか対象に取れない意味不明なテキストにより死亡。そんなのありかよ…。
その後はマーウィンが無限決めてました。
スライサーのやることは決まってるんだから手札4の時点で《徴用》で裏面スライサーを奪取してこっちがスライサーだけで戦う動きをするべきでした。中々割り切りが難しい。
5戦目:エドリック→ギランラ&東の樹の木霊→デリーヴィー→ヤシャーン
なんか無駄に緑な卓。強気の追加ターンキープ。
…したところでヤシャーンから《ガドック・ティーグ》。手札7枚の内5枚が腐る。デリーヴィーは色事故でヤシャーンも土地プレイ以外の展開ほぼなし。
木霊が出てきてデリーヴィーが《ファイレクシアの変形者》でコピー。面倒くさい場になったなあと見てたらギラ木霊が《進歩の災い》。こっちの《森の知恵》も割れたがデリーヴィーが再起不能に。その隙に《ガドック・ティーグ》をバウンスしデリーヴィーを殴り続け《召し上げ》まで繋げる。後は好き放題殴り散らかして勝ち。
卓の青が少ない&高速卓じゃなければ余裕をもって追加ターンにいけますね。デリーヴィーの《ファイレクシアの変形者》が爆発したのも大きかったかな。
6戦目:スライサーB→赤緑白ミンスク→エドリック→サーダ・アデール
再びのスライサースタート。しかし生物ミンスクが0起動でスライサーを処れる謎の噛み合い。初手は《太陽の指輪》《帳簿裂き》はあったはず。
ミンスクを嫌ったのかスライサーが《呪われたトーテム像》スタート。こっちは普通に展開したらサーダが1t《一日のやり直し》。
スライサーの手札も補充されたため《Mishra's Workshop》から悠々とプレイされたが、危険だと扇動して《否定の力》《精神壊しの罠》で消してもらう。というかなんで同ターンに2回ジェネラルプレイされてるの…。ミンスクは《森の知恵》を置くが目立った動きはなし。スライサーは《梅澤の十手》をつけて暴れようとしたがミンスクに咎められる。
こっちも頑張って《神秘的過負荷》で態勢を整えてるところでサーダが《変身》。《核の占い師、ジン=ギタクシアス》が着地し、スライサー、ミンスクの手札消滅。対抗手段がなかったがエドリックドローで《水没》を引き込み手札消滅は免れる。
残マナの関係でフェッチから《神秘の聖域》で《水没》を積み込み《時を越えた探索》をプレイしたが勝ち筋が見えたのでそっちを取り、無い《水没》を持ってるアピール。スライサーを躱し続け、追加ターンに繋げて勝ち。
4戦目の教訓が活きたのかな。全力でスライサーを潰しに行ってただけな気もしますが。
3-3で7位。後半勝てたのと3勝プレイヤーを2人(デリーヴィー、スライサー)倒せたのが大きいですね。
そんなこんなで2日目へ。卓のメンバーはマル砕き、ダグソン、スライサー。デッキリストを見たところダグソンは《ファイレクシアへの門》《ジェラードの砂時計ペンダント》、スライサーは全除去各種に《血染めの月》でかなり無理な卓。半日考えたけど1tエドリックで矛先を逸らすか、《帳簿裂き》をデカくするしかないという結論に。《水没》が撃てないのが痛い。
7戦目:マルコム&薬瓶砕き→アーカム・ダグソン→エドリック→スライサーB
何度マリガンしても吸い付く《水没》にキレそうになりながら、土地1,
《太陽の指輪》《徴用》《精神壊しの罠》と青カード2枚の6枚キープ。マル砕きに《むかつき》を撃たせて奪うしかない。
そんな感じで始めたら2tに《リスティックの研究》が降ってくる。土地はないけど強いぞこれ。スライサーは突っ込み始めたが他は比較的穏やかな立ち上がり。スライサーの《風化したルーン石》でダグソンは止められる。
することもないから適当に煽ってたら《饗宴と飢餓の剣》がスライサーについてマル砕きへ。対応で《むかつき》が飛んでくる。マル砕きが目無しになったら《リスティックの研究》で手札が膨らんだこっちが殴られるのでライフを考慮し《むかつき》奪取は諦め普通にカウンター。返しにジェネラル20点をもらうが、追加ターンは引き込む。
無理矢理追加ターンを撃つことはできるがダグソンのカウンターを考慮すると厳しいか…?と思ってたらダグソンから「スライサーはダグソン起動でサクらせる(スライサーのターン中に)からこっち殴らないで」との一声が。ダグソン自身も既にスライサーに殴られ続けてるから納得。
手を組んだ結果かなりの猶予ができたため《気まぐれな呪文踊り》を出し、ダグソンによる《風化したルーン石》バウンスからの起動を潰して無駄にいっぱいあった追加ターンを連打して全員殴り倒して勝ち。
か、勝ったぞ…!下馬評含めてかなり厳しいと思われて・思ってましたがなんとか乗り切りました。結果から見れば《リスティックの研究》ゲーでした。《マイティー・サーヴァント・オヴ・ルークオ》をブロッカーに回すプランも考えましたがクリーチャー全然引けなかったんですよね…。危なかった。
終わった後は神や次に勝ち上がってきた人のリストを大急ぎでにらめっこ。今回のゲームに集中しすぎて他の人のリスト見る余裕なかったんです…。
決勝:エドリック→ティムナ&クラム→トラシオス&テヴェシュ→アニマー
初手は土地2、《魔力の墓所》《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》《ティタニアの僧侶》《サイクロンの裂け目》の6枚。
1t《ジョルレイル》ならいいか~と始めたらトップが《モックス・ダイアモンド》。手札が少ない関係上エドリックに《意志の力》切られると負けなので、ヘイトを上げすぎる《ジョルレイル》&《ティタニアの僧侶》よりもエドリックを優先してプレイ。
ティムクラは《水蓮の花びら》だけ置いておそらくは教示者スタート。トラテヴェ、アニマーが土地を置いて終了。
2tトップが《太陽の指輪》。強すぎないか。とは言え色マナ不足のため《ジョルレイル》出して《サイクロンの裂け目》を構えて終了。エドリックドローは《時間のねじれ》。
ティムクラが露骨に1マナ構えてクラムプレイ。トラテヴェはトラシオス。アニマーが教示者から《波止場の恐喝者》→アニマー→《幻影の像》→《生類の侍臣》と大量展開。《生類の侍臣》は展開ヤバそうならバウンスかなーと様子を見てたらティムクラが《意志の力》。悩む様子もなく即消えたのでアニマーはカウンターなしと判断。ティムクラが1枚は持ってるだろうけど、トラテヴェがコマンダーピッチを握ってる可能性がありそうなのでトラシオスをどかすか悩み、スルー。
3tトップが《秘儀の否定》。青マナが引ければ1バックで撃てるなーと思い殴ったら、青マナは引かなかったが《激情の後見》を引く。トラテヴェ次第だからやりたくなかったが、この状況で消せるピッチは3枚しかないはずなので《時間のねじれ》で突っ込む。ティムクラのカウンターを弾き無事解決。
繋がるか不安だったが《運命のきずな》を引き、展開。
もう追加ターンのストックはなかったのでエドリックドローで引けない読みで《ジョルレイル》を起動しティムクラを倒す。案の定引けずカウンターを構えて終了。
返しにトラテヴェが《王冠泥棒、オーコ》。凄い微妙だがカウンターの無いアニマーに当てる場面もないので《否定の力》を切る。
アニマーが《ガイアの揺籃の地》を置きながら《賢いなりすまし》。まだコピークリーチャーいたの!?土地も強くね…?と思いながら《秘儀の否定》を撃つと《白鳥の歌》。なんでカウンター引いてるの!?と滅茶苦茶ビビる。オーコへのカウンターがミスだったなあ…《完全化の杖》でエドリック自壊させるか?と悩みスルーしたらコピー先指定はエドリック。アニマーの色マナが2色しか出ないことを確認しアニマーをバウンス。青マナ使って呪文をプレイしようとしたので《フェアリーの大群》だけは…と見てたがなんとか回避。
ターンが返ってきたのでダブルエドリックで15枚引いて《悪名高き群れ》でトークン40体出して殴り倒して勝ち。
優勝!最後に優勝したのいつだっけとDN見返してたら2021年1月の立川でした。
俺は2年間も負けレポ書き続けてたのか…(2021年はそもそも大会が少なかった)
決勝は手番も引きも滅茶苦茶強かったけどアニマーが最後捲りそうになってたのが怖かったです。《秘儀の印鑑》プレイと《王冠泥棒、オーコ》へのカウンターは明確なミス。
デッキとしてはやはり《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》が強かったです。第1,2回は入れてたのに何故第3回で抜いた…?適当なドロークリーチャーが1匹でもいれば膠着状態を突破できるのが偉い。
新カードは《気まぐれな呪文踊り》《完全化の杖》は強かったけど《大変成家、アンクタス》は微妙でしたね。自身でもルーティングして。
3月はやたらEDHイベントが多いので色々な所に出現すると思います。せっかく神になったんだからもっと動いてみよう。
応援・対戦してくれた方々ありがとうございました!