【EDH】レポ169: 1万円福袋争奪統率者戦

※全文無料です
2024年は大会の数が非常に多く、新弾も出続けたため大会更新の方は怠けてしまいました。2025年からは心機一転して大会が終わったらなるべく早く更新していこうと思います。
更新してなかったものとしては岡山や高知行ったり関西帝王になったり剥奪されたり。またタイトルは獲りたい…！

2025年1月3日の大会
最近何故か異様な頻度で開催される晴れる屋千葉店の大会です。最低8人から開催、予選4回戦+top4による決勝戦の形式。大体12人くらいの小規模な大会ですが今回は21人。正月効果凄い。
最近の構築としてはバウンス多めピッチ少なめ。年末年始にボコられたので色々調整中です。

1戦目：タヤム→エドリック→ティヴィット→逆嶋＆クラーク
《悪戯な神秘家》キープ。タヤムが《森を護る者》を置いて《法の定め》のゆっくりコントロールを仕掛けてきて逆クラが死亡。
こっちは神秘家による馬鹿展開+《すべてを護るもの、母聖樹》でどんどん有利に進めていくと逆クラからクラーク+《赤霊破》…がコイン失敗して帰っていき呪文がターン1なので追加ターン中にまた撃っては帰っていくを繰り返す。や…殺るなら早く殺ってくれ…。
流石に《法の定め》下では追加ターンも切れてしまい《サイクロンの裂け目》を撃ってターンを返す。タヤムの《森を護る者》どうしよ…と思ったら逆クラから《祭典壊し》。それならOK！で通し再び盤面を作り直す。
《ウルザの物語》の構築物で逆クラを詰めて《アールンドの天啓》から入ったら逆クラにコピーされるが《耐え抜くもの、母聖樹》で《法の定め》を割りそのままターンを返すことなく殴り切って勝ち。

逆クラの《赤霊破》がぴょんぴょんしているのに助けられました。ポケカしに来たんじゃないんですが…。
《悪戯な神秘家》はやっぱり化け物。明確なキープ基準として考えていいですね。

2戦目：ケレス＆フランシスコ→エドリック→マルコム＆薬瓶砕き
《幽体のこそ泥》《リスティックの研究》があるけどマナ基盤が土地1と《繁茂》のみ。ケレフラが《悟りの教示者》から《太陽の指輪》を持ってきたので《幽体のこそ泥》でのドロー枚数を増やすべく《精神的つまづき》。案の定土地1で詰まってしまったがフランシスコキャストで土地を引くことに成功。今度はマルコムに《荒れ模様のストームドレイク》をぶつけようとするとマルコムコストに《拒絶の閃光》。えぇ…マルコム死ぬの…？
《神秘的負荷》を置いてきたので《永劫の好奇心》に切り替えドロー開始。ケレフラが《失敬》でマル砕きから何か抜いたが動かず。不審に思いつつ適当なクリーチャーで攻撃してみると《ハイフェイのトリックスター》。しかしそれ以降は動かず。
マル砕きが《神秘的負荷》を破棄し5マナフルアンタップでターンを返してきたのでこちらも攻撃して何もせずエンド。すると《ザルファーの魔道士、テフェリー》をプレイされたので上から《運命のきずな》。ピッチスペルはなかったようで追加ターン連打で殴り切って勝ち。

こういうとき《運命のきずな》は強いですね。ただ、最後の場面で《ウルザの洞窟》起動マナを残しつつ（《マダラの鉤爪門》を持ってこれる）追加ターンを撃てたのにマナの支払いミスでできなかったのが非常に悔やまれる。ピッチなかったからよかったものの危なすぎる。反省点ですね。

3戦目：サイシス→ペロ→エドリック
再びの《幽体のこそ泥》キープ。《耐え抜くもの、母聖樹》でサイシスを破壊すればこそ泥で引けるな、とか考えていたらペロが壮絶なマリガン死。
タイマンか…と思っていたらペロが《The Tabernacle at Pendrell Vale》。《はびこり》《セラの聖域》のあるサイシスには刺さらずこっちにはぶっ刺さる。こそ泥の維持を諦めれば《耐え抜くもの、母聖樹》でタバナクルを割れたがそれは目無しになりすぎないか…？と土地として使いエドリックを出し《モックス・アンバー》をONに。
《厚かましい借り手》でサイシスの《大地の知識》を戻し再度プレイしたら打ち消すつもりだったが《堂々たる撤廃者》から入られ、《ちらつき護法印》《神聖なる憑依》《大地の知識》《はびこり》《肥沃な大地》で無限マナになり《歩行バリスタ》無限で負け。

最後までタバナクルに苦しめられてました。やっぱり何を放り投げてでも《耐え抜くもの、母聖樹》を切るべきだったか…。事故ってるペロに土地あげたところで何かの役に立つのか…？《紅蓮炎血》でまとめて死ぬだけじゃない…？くらいに思ってました。
あとは《モックス・アンバー》もちょっと微妙かなあ。年末に大改造したせいで青の伝説クリーチャー随分減っちゃったんですよね。森枚数が不安ですが《楽園の拡散》に戻してみてもいいかも。

4戦目：百合子→エドリック→ディハーダ→マルコム＆薬瓶砕き
百合子が《ファイレクシアの歩行機械》からいつもの動き。更に《リスティックの研究》を置き《巻物棚》で《徴用》を捲り続け7点ダメージを飛ばしてくる。しかしマナ加速と追加の忍者を引けずに停滞気味。
その隙にこっちはチマチマ加速。《知りたがりの学徒、タミヨウ》を変身させ+2連打で百合子を牽制しつつ《溌剌の牧羊犬、フィリア》を《マネドリ》でコピーし百合子の《リスティックの研究》をどかしながら動き続ける。
マル砕きも《渓間の洪水呼び》プレイで不穏な感じ。インスタントで動けるからか妙な間がしばしば発生。ディハーダは事故るも《幾何学の戦術家、テヨ》にたどり着きマル砕きと共にカードを引き始める。
そうこうしているうちにテヨ起動に合わせて百合子が《オークの弓使い》。《輪作》→《マダラの鉤爪門》でオークを飛ばし最悪の事態は防ぐ。百合子のオークはマル砕きのオークに除去されるが盤面に1体いる状況は変わらず。タミヨウ-3で《狼狽の嵐》を回収し《神秘の教示者》から《カーンの経時隔離》をサーチ。マネドリをバウンスしオークになるつもりだったが《秘儀の印鑑》を《徴用》され、フィリア（マネドリ）攻撃前に《悪意の閃光》で除去されてしまう。仕方ないので追加ターンからタミヨウ-3で《輪作》を回収し《絡みつく砂丘》でようやくオークを除去するが追加ターン切れ。
百合子にターンが返るがライフがなくなってたため必死にバウンス。カウンターがなかったので今度こそいけるかと思ったら百合子から2妨害。あるんかい…。あとちょっとのところだったが時間切れ。

《知りたがりの学徒、タミヨウ》がかなり活躍したゲームでした。何回-3したんだろ。プレミがあるとしたら《オークの弓使い》への《マダラの鉤爪門》かな。《マネドリ》を諦めて通すべきだったか。
お気持ちとしては《渓間の洪水呼び》をコントロールしているプレイヤーがこっちのターンに事あるごとに悩むのはちょっと勘弁してほしかったです。優先権のパスも非常に分かりにくかったし早々にジャッジ呼ぶべきでしたね。
それでなくとも《精神壊しの罠》を握っていただけだったようなので百合子は無視してマル砕きをさっさと落とすべきでした。時間無制限のフリプと制限のある大会では誰から落とすか変わってくる、というのはどこかで纏めたいですね。

前半2連勝からの2連敗で不安でしたが無事3位で決勝へ。

決勝：サイシス→逆嶋＆クラーク→エドリック→マルコム＆フランシスコ
サイシスが《聖域の織り手》、逆クラがクラーク着地から《誕生日の旅立ち》を失敗し続ける。また呪文をぴょんぴょんさせてる…。放っておくわけにもいかないので《聖域の織り手》を《底なしプール》で、クラークを《洪水の大口へ》でバウンス。エドリックは出すと危険そうなので《更衣室》の扉を開けてチマチマドロー。
出続ける《聖域の織り手》を何故か皆でバウンスし合い、《悪戯な神秘家》着地から隙を見て《輪作》→《すべてを護るもの、母聖樹》着地に成功。《カーンの経時隔離》が通ったのでこれは勝ったか、と思ったら次のターンに逆クラから《水没》。え？今？とりあえずカウンターを撃つと逆クラから《偏向はたき》を含めた妨害がボロボロ飛んでくる。何故今なんだ…と思いつつマルフラも妨害がありそうだったので大人しく引き下がりターンを返す。
マルフラが《ボーラスの城塞》→《吸血の教示者》で仕掛けてきたので《すべてを護るもの、母聖樹》入りの《厚かましい借り手》で大人しくさせる。
サイシスが《召喚の調べ》、《献身のドルイド》+《即時換装》で仕掛けてくるがマルフラが《意志の力》《天上都市、大田原》で対処。
今度は逆クラが《双対の声、ヴェイラン》を置き《断絶》ループを仕掛けてきたがサイシスが《剣を鍬に》、逆嶋キャストに合わせこちらが《ウルザの洞窟》→《マダラの鉤爪門》でクラークを飛ばす。
やっとこさターンが回ってきてエドリックも追加ターンも通り今度こそ勝ち！と思ったら追加ターン中に逆クラから《赤霊破》。え？今？（2度目）　更に妨害も飛んできたが今度は捌ききり追加ターン連打して勝ち。

優勝！逆クラが《偏向はたき》で《カーンの経時隔離》を曲げれるのを知らなかったり謎の除去タイミングのせいでプランが大きく崩され難しいゲームでした。最適解で除去を撃ってくる想定すると撃ってこなかった場合に除去はないんだ、と勘違いしがち。もはやマイナージェネラルとなった身なんだから相手はこっちの動き知らないかもと思いながらゲームした方がいいですね。

優勝賞品としては《ジェスカの意志》《モックス・アンバー》とダブマス含むパック少々とスリーブやストレージ。福袋に全く期待してない身なのでこういうときでもないと開けないから新鮮でした。机の上に散らかってるカード放り込むだけで片付いた気分になれるからストレージって奴凄い。

次は12日の千葉に参加予定。毎月3～4回は大会を開くこの店一体なんなんだ…。