【EDH】レポ174: コマサミサーガ第1章:沖縄

※全文無料です。
2/2の大会。
今回の舞台は沖縄!以前高知に行ったときに晴れスタッフに「高知でも来るなら次は沖縄にしてみようか」と冗談半分に言われたんですが本当に沖縄になりました。遠いよ…。
外部開催のコマサミは青森→長野→高知→沖縄で4回目。青森は神決と被ったから行けてませんが長野、高知は決勝まで行って負け。いい加減外部会場でも優勝したい…!

沖縄のEDHに関しては全く話を聞いていないのでどんな統率者がいるのか、そもそも対戦人口はいるのかというところから。遥か昔には追加ターン禁止のローカルルールがあったとは聞きますが。

宿泊先とか考えるのが面倒なので日帰り弾丸旅行。雪と聞いて早めの4時に出発したら早すぎて始発が来ない。
今回は俺以外にも《サムワイズ・ギャムジー》か《祖神の使徒、テシャール》を使うプレイヤーが行くのは知っていたので道中で動きを予習。
飛行機が遅延かましてくれたおかげで時間内に間に合うバスが消滅し仕方なくタクシーを使うハメに。もう少しバス走っててくれません…?
到着してからは沖縄名物マクドナルドでハンバーガーを。早朝から出発でこっちはもうボロボロなんだよ、安心できる物食べたいんだ!

今回のin/out
in
《金粉のドレイク》
《精神支配》
out
《春心のナントゥーコ》
《無のロッド》

ナジーラ、デリーヴィーにボコられるので怒りの赤緑統率者全否定。もう1週間遅ければ霊気走破発売で変わったんでしょうが。

予選4回戦からのtop4決勝形式。参加者18人。うーん、あまり人いないか…。
20時飛行機で空港まで1時間かかるので18時半には終わらせなければ(関西帝王の黒歴史を思い出しながら)。

1戦目:ティムナ&クラムA→エドリック→ニヴミゼット再誕→ウィルヘルト
ティムクラが《神秘的負荷》を置いてきたのでこっちが《知りたがりの学徒、タミヨウ》、ニヴ再誕がマナクリを置いて様子を見てたらウィルヘルトがティムクラに引かせながら《肉袋の匪賊》。当然ティムクラが圧倒的有利に。これにはニヴ再誕も苦笑い。
更にティムクラが《エスパーの歩哨》《両生類の神童》+クラムと展開。展開しすぎだろ何もできんわ!と皆で苦しみながらもニヴ再誕が《波乱の悪魔》。しかし《荒れ模様のストームドレイク》でティムクラ有利に。

こちらも色事故に苦しみながらちょっとずつ展開。ティムクラは《ドラニスの判事》《ダウスィーの虚空歩き》とスタックスパーツを並べ始め、最終的に《悟りの教示者》にたどり着く。墓地もあるし《死の国からの脱出》で終わり…と諦めてたらサーチは《師範の占い独楽》。独楽ナンデ!?と思い見てたらなんかターンが返ってくる。
何故俺は生きているんだ…?と自分の生を訝しみながら《永劫の好奇心》から追加ターンをプレイしてみるも《ドラニスの判事》が地味に効いてて《カーンの経時隔離》までプレイできずターンを返す。

ティムクラのターンに入り、《沈黙》《時を解す者、テフェリー》とプレイしてきたのでニヴ再誕と合わせてカウンターしたら、テフェリーがコンボパーツだったようで《ディスプレイサーの仔猫》を置いてターンを返す。
なんか生き延びたのでティムクラに攻撃したら仔猫があっさりとブロック死。そんな簡単に死んでいいのか…?もしかしてデッキに《死の国からの脱出》がない?ニヴ再誕と合わせてティムクラのライフを削り切れそうというところで時間切れ。

とっくに死んでいるところがまさかのスタックス型で引き分けになりました。カウンター1枚しか撃ってないし俺時間切れの原因ではなくね…?
決勝始まる前に話してくれたのですがどうやらデュアランや《ライオンの瞳のダイアモンド》が高くて入ってないようです。なるほど…?
敗因としてはちょっとティムクラを恐れすぎました。何枚引かせてでもいいから全展開が正解だったのかな。

2戦目:ナジーラ→ティムナ&トラシオス→小物泥棒、チビボネ→エドリック
ティムトラが早期に《セラの高位僧》《リスティックの研究》、それに対しチビボネが《精神を刻むもの》で卓に緊張が走る。展開して手札使いたいのにリス研が邪魔…!《森の知恵》は置くが加速がない。
《撹乱する群れ》あるからまあいいか、とマナを払いながら展開してフルタップになったところでティムトラが《汚れた契約》で《タッサの神託者》を探し《Demonic Consultation》。地味に消せなかったがナジーラのピッチで難を逃れる。だがタッサ自体がかなり下の方で捲れたのでコピークリーチャーがいればそのまま勝てる状況。

《森の知恵》で《時間の熟達》が見えたので《一つの指輪》でいつでも唱えられるように置きプロテクションを得たところでナジーラにターンを返すと、《悪魔の意図》。まあ3マナなら《撹乱する群れ》で消せるし…と流したら《魂の洞窟》を置いて《浄火の戦術家、デリーヴィー》。聞いてないぞ…。幸いプロテクションなのでこちらは殴られず、残り2人が脱落。ターンが返ってきたので《すべてを護るもの、母聖樹》と《一つの指輪》で死にかけながらもなんとかループ入って勝ち。

《魂の洞窟》を想定していなくて焦りました。《浄火の戦術家、デリーヴィー》コンボするときに邪魔そうですが戦士多めなら入るみたいですね。相手が《フェアリーの黒幕》からの大量ドローを放棄したおかげでなんとかなりましたが、そこで走られていたらピッチ足りなくて死んでたような気も。そのままやっていれば勝てる状況なんだから素直にサーチを消しましょう。

3戦目:ニヴ再誕→グラルプ→エドリック
関東民しかいない…。3人卓で《騒々しい送り屋》キープという悲しい初手。
ニヴ再誕が《喜ぶハーフリング》《危険な男、ケロッグ》から展開してそろそろ統率者プレイか…?と思ったら出てきたのが《秘密売り、ティヴィット》。ティヴィット!? 3色だからニヴ再誕でも加えられないし何故…。と思ったらニヴ再誕で《ディミーアの浸透者》が捲れる。そこから《時の篩》に繋げるのかと感心してたら《見習いの愚行》も捲れる。ティヴィット増えるの!? 投票権まで増えて無理すぎるので《徴用》で奪い、《騒々しい送り屋》を増やす。

伝説をコピーできるけど2章では選べないややこしさ

ターンが来て2章でこちらの《喜ぶハーフリング》を増やすが盤面にはグラルプの《オークの弓使い》がいる状態。どの道ニヴ再誕にそのままターンを返すわけにはいかないので盤面崩壊覚悟で攻撃。するとグラルプから《撤回のらせん》。こっちの盤面が壊れるのはいいけどドロー0は無理なので《水力発電の検体》で躱したら今度は《輪作》。泣く泣く《撹乱する群れ》まで切り突っ込むがオーク下で走り切ることは不可能で、こっちは半壊しているのに執拗にトークンまで破壊される。そのままマナクリーチャーを1体も焼かれていないニヴ再誕にターンが返り、《時の篩》を悠々と決められて負け。

久々のエ虐症候群(エドリックの盤面を破壊するのが楽しくなって全体を見れなくなる)ですね。これだからオークは…!追加ターン撃ってるとはいえ土地5、クリーチャー0じゃもう何もできないよ…。
《徴用》切ったのがミスだったかなあ。グラルプはティヴィットに除去を当てられなかったからやったけど《時の篩》プレイまで引っ張るのが正解?《時の篩》奪うことたまにあるしデッキ内のファクトの割合増やしてもいい気がしてきますね。

4戦目の卓が決まった後、参加者2人が行方不明ということで一時待機。
おそらくドロップ忘れだったようで1人はドロップ確定で3人卓、1人は不明で10分待っても現れず(他の卓は始めてる)、2人卓になってしまったので急遽いってつさんが参加してました。虚空から突然参戦してくるのコジレックらしいとか謎の感動。
でもちゃんとドロップするならドロップ受付はしてください…。

4戦目:グラルプ→ティムナ&クラムB→エドリック
再びの関東民のみ3人卓で《騒々しい送り屋》キープ。ドロップしないで…。
グラルプは中々動いてこず、ティムクラは《忠実な弟子》+クラムで詰めてくる。こちらも《リスティックの研究》を置くが3人卓なのでティムナ含めて皆十全にカードが機能しない状況。
マナだけは確保し《幽体のこそ泥》でチマチマ引いていくか…と思った矢先にティムクラから《ジェスカの意志》。こちらの手札も芳しくなかったので通したらグラルプが《時を越えた探索》から《意志の力》。
そこまで使ったならいけそうと次のターンにこっちが追加ターンを開始。ティムクラが赤赤を撃てる状況だったので《最後の賭け》だけは意識して動くと《重複の閃光》。ターン返さなければいいか、ということで通してループに入って勝ち。

3戦目は実質グラルプに負けましたが、今度はグラルプに助けられた感。
3人卓は一瞬で均衡壊れるから難しい。

2-2で無事決勝へ。なんか東北のハパチラいるんだけど…ここ何地方?

東北にヤバイくらい使い込んでる人がいる

決勝:ティムナ&クラムA→エドリック→ハパチラ→ティムナ&クラムB
ティムクラAB共に高速でクラムプレイ。1戦目の反省を活かしてこっちもティムクラのドローを恐れず《楽園の拡散》《秘儀の印鑑》などを高速で並べて一気にマナを伸ばす。ただ、手札は《輪作》《耐え抜くもの、母聖樹》があるだけで追加ターンやカウンターは1枚もなし。
ハパチラが出てきて自分のクリーチャーが除去られるのを恐れたティムクラAが《剣を鍬に》でハパチラを除去。エドリックのマナクリ焼くから、と交渉が始まるも無慈悲に追放される。
ティムクラBが《語りの神、ビルギ》を出してきて若干不穏な中、ティムクラAが両統率者を展開。ティムクラAのデッキがすぐ勝てないのは1戦目で学んだのでこちらもエドリックをプレイ。空いている場所もないためティムクラAに攻撃するとエドリックがティムナにブロックされる。こっちの1ドローと自分の3ドローだったら後者をとると思っていたので正直想定外。このままでは目無しなので《更衣室》のドアを開けて終了。
ティムクラBにターンが回り、《ギャンブル》から《死の国からの脱出》。大量ドローしてるはずのティムクラAが音速でパス。何もないんかい!仕方ないので《耐え抜くもの、母聖樹》を切れるタイミングを見計らっていたが、素で《セヴィンの再利用》まで持っており、《語りの神、ビルギ》のせいでマナが切れるタイミングが一切なくそのまま走り切られて負け。

また決勝で負けー!今回は別にそんなミスなかったんだけどなあ。ティムクラAは絶対に走れないと信じてエドリックを攻撃させないべきだったか…?まあティムクラ2人の動きが強すぎました。
ちなみに優勝は晴れる屋ポイント4000、2-4位はポイント2000でした。ポイントの量云々よりも沖縄に晴れる屋ないのにポイント配布でいいのか…?通販で使えはするけど沖縄の送料ってどうなんだろう。

終わったあとはすぐ空港へ…18時台にバスないんですが…。渋々またタクシーで向かうと飛行機がなんか30分遅延。タクシー使わなくてもよかったのでは?
夜ごはんは沖縄名物ファミリーマートのおにぎり。観光する気配0。

ボロボロになりながら飛行機に乗り込み今度は終電とのバトル。空港出たあと全力疾走してなんとか帰宅。大変な1日でした。

沖縄勢と対戦しにきたはずなんですがあまり当たらなかったのが心残り。というか関東民が想定の数倍いて困惑。
ガチコマオープン以外はそれなりに賑わってたみたいなので沖縄ではあまりガチ対戦は流行っていないのかなあ、という感想。こればかりは地域差だししょうがないか。

外部開催コマサミはこれで決勝3連敗。次は大阪みたいなので勝ち上がるのも難しくなりそうです。関西帝王で3月末に行くのに4月にも行くのか…。
隔月で色んな地域でコマサミを開催する試み自体は面白いので、まだ見ぬ強敵求めて追っていこうと思います。

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