プロのインテリアコーディネーターに求められるのは「好き」より「●●しい」
「インテリアコーディネーターになりたい」と思っている方の話を聞いていると、ほとんどの方が「インテリアが好きなんです」「インテリア雑誌を熟読するほど好きです」「コーディネートを考えるのが大好きなんです」と言います。
しかし、あなたがもしプロのインテリアコーディネーターになりたいというのであれば、その発想の転換をする必要があります。
シビアな話ですが、お客様から見て「あなたがインテリアが好き」ということは、正直どっちでもいい話なのです。そもそもお客様があなたに求めているのは、あなたがインテリアが好きかどうかじゃないですよね。
だとしたら「好き」以外に何が必要でしょうか。何が求められているのでしょうか。
プロなら「詳しい」を目指せ
お客様はインテリアコーディネーターに求めていること、それは「プロだから詳しくて当然」ということです。
そりゃあそうです。
お客様はプロの知識や技術を求めているのですから。
あなたの存在価値を上げるには、一にもニにもまずココです。
だから、新米インテリアコーディネーターがプロのインテリアコーディネーターになりたい、どうやったらレベルアップできるだろうか・・と考えているのなら、まずは「詳しくなる」ことをお勧めします。
具体的に詳しくなるのだとしたら、
・メーカー事情や商品に詳しくなる
・メーカーそれぞれの違いに詳しくなる
・商品の金額に詳しくなる
・商品の素材に詳しくなる
・デザイナーに詳しくなる
・実際の使い勝手やアフターメンテナンス方法に詳しくなる
・最新の機能に詳しくなる
・コーディネート事例に詳しくなる
・おさまりの方法、施工方法に詳しくなる
・インテリア施工でよくあるトラブルに詳しくなる
という点を重点的にやってみましょう。
まずは、メーカーのカタログを熟読する、メーカーの新商品発表会やショールームに行ってみる、コーディネート事例を集めてストックしておく、など、「好き」から「詳しくなる」ための勉強をしてみましょう。
「詳しい」は大きな自信につながる
お客様に語れるレベルまで詳しくなると、新米インテリアコーディネーターも少し自信が付いてきます。この内容であれば、自信をもって説明できる!というものを1つでも身につけることが大事です。
結局、自信というのは、自分に積み上がってきた経験値や知識をベースに身につけていくしかありませんから、そのためのまず一歩です。
学ぶ努力、詳しくなる努力を忘れないでいきましょう。
新米インテリアコーディネーターのための、実務を学べるサイトはこちら▼
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