新米インテリアコーディネーターが失敗で落ち込みすぎてはいけない3つの理由
大抵の新米インテリアコーディネーターは、ミスをして上司や先輩、設計士や営業マン、現場の職人さんに怒られた経験はお持ちではないでしょうか。
怒られるというのは、いつになっても慣れないし、嫌なものですね。
なかには数年たっても赤面してしまうような黒歴史、大失敗もあります。
自慢ではないけれど、わたしも失敗の嵐です。
特に新米時代は、誰だって失敗の古傷を持っているもの。
失敗して学んで、そこから前進しています。
でも、中には失敗をどうしても受け入れられずに落ち込む新米インテリアコーディネーターも多くいます。
今日は新米インテリアコーディネーターが落ち込みすぎてはいけない、3つの理由をご紹介します。
失敗は「次に活かせる貴重な教訓」である
経験豊富なインテリアコーディネーターであればあるほど「あの時こんな失敗しちゃってさぁ」というエピソードを多数持っていますし、話に出てくるものです。
経験を積むと、起きたこととは「教訓」だと思えば、少し余裕を持って失敗を俯瞰で捉えることができますし、プラスに活かせるようになります。
たとえば、印刷しておいた資料が人数分無かった、という失敗だったら、次から必ずセットするときに数を確認しておこうという気づきにもなります。
次に活かせれば、失敗は貴重なチャレンジであり経験値だったことに気づくでしょう。
その失敗があったから今がある、というように前向きに考えること、が、とても大事です。
そもそも、落ち込んでいる暇はない
失敗して落ち込むと、この世の終わりのようにどよんとふさぎこんでしまう新米インテリアコーディネーターもいますが、正直言って「落ち込んでいる暇はない」んです。
落ち込む暇があったら、少しでもその失敗をリカバリーする方法を考えましょう。
あなたが、悩んでも落ち込んでも、すでに起きたことは変えられませんし、トラブルをすぐに対処することで問題が大きくなることが防げます。
起きたことをどうリカバリーするかはあなた次第です。
「トラブル耐性」はインテリアコーディネーターに欠かせない資質
人間は予想外の出来事に対して恐怖を感じたり不安を感じすい生き物。
失敗すると怒られる、迷惑がかかる、といったところからも極度に不安になる人も多くいますが、インテリアの仕事で身につけて欲しいのは「トラブル耐性」。これが身についているかついていないかって実はとっても大事なことなんです。
起きたことはまずいったん自分の中に感情抜きで事実だけを受け止めましょう。OOを教わってなかったから、OOであることを知らなかったから、といった他人や環境が原因だとかなんとかの前に、まずは事実をあるがまま受け止めること。ここからです。できてないことはできてないし、やってないことはやってない。
そこから、じゃあどうすればよかったのか、自分は何ができただろうか、もしまた同じようなことに遭遇したらどうすればいいか、を考えるようにします。
そうすることでトラブル耐性があがっていきます。
自分の「恥ずかしい」「不安だ」「恐怖」「自分は悪くない」といった感情を優先的に考えてしまうと、いつまでたってもトラブル耐性が上がりません。
まずは、事実を客観的に受け止めることで失敗に強くなりましょう。
失敗は本来あってはならないものですが、大事なことは「失敗をどう受け止めリカバリーのために動けるか」ということです。
大丈夫、死んでお詫びしなければならない失敗はそうそうありませんし、あなたは生きていけます。まずは失敗をありのまま受け止めて、早急にリカバリー対応していきましょう。落ち込んでる場合じゃないぜぇー!!
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