20250221　サカナクション新曲/ジターバグ/the Pillows解散/人類みな老害

20250221　サカナクション新曲/ジターバグ/the Pillows解散/人類みな老害

　サカナクションの『怪獣』が先日リリースされた。
初めてフルを聴いた時、数年前プラトーを聴いた時の感覚を鮮明に思い出すような—————

嘘。3回目ぐらいでなんだこの曲・・・？ってなるようなスルメ噛んでるみたいな良さ。

　毎回サカナクションの新曲聴く時はそんな感じな気がする。
最初は「飛び道具みたいな音の使い方してるなぁ」とか展開ばかりに集中して細かい所まで聴けなかった。

　数回再生するうちに気づいたのが、最後にカタルシスが押し寄せてくるタイプの、今までのサカナクションと同じ展開ではあるのに何回聴いても飽きない。
物凄くキャッチーな音楽とかじゃない気がするのに、何回でも新鮮さや気付きを感じられるみたいなのがサカナクションのサウンドの魅力な気がする。

　頭のノイズを意図的に入れたりとか、音作りとか細かい所を書くと止まらないからこの辺にしておくけれど、初のアニメのタイアップで凄い曲が来たな～～～～！と思う。いっぱい聴く。

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ジターバグ
　『ふつうの軽音部』、マジで普通の軽音部の話なんだけどメチャクチャ面白い。その漫画と劇中でカバーする曲の話。

　この漫画のヒロインの少女は、向井秀徳に憧れて真っ赤のストラトキャスターを買う。
最近再結成もあったとは言え、現代となってはクラスに一人いるか居ないかの逆張りっぷり（もちろん向井秀徳はメチャクチャカッコいいけれど）。　
　なんだか自分が学生だった時に、クラスの隅っこでアジカンとかポップパンクのバンドを友達から借りて聴いていた事を思い出す。

　正直、エルレは当時は「聴いてる奴が嫌い」ぐらいの理由であんまり聴いてなかった。
自分の周りのバンド好きな奴らの中では、やんちゃな奴らが多くてあんまりウマが合わなかったぐらいのしょうもなさ。
　改めてアルバムを聴くとオルタナとかポップパンクが好きな奴はみんな好きなサウンドで、当時聴き込んでなかったのが少し悔しい。

　今聴いても思い出であり続けるサウンドではあるけれど、過去に囚われすぎず新しいものもドンドン摂取していきたいね。
これは思想だけど、いつまでも懐かしんだり昔話するのジジイでダサい。

でも同い年ぐらいと集まると大体昔話してそれが楽しいんだよね。人はジジイになっていく。

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the pillows解散

　情報やライブを追うほど熱心なファンでは無かったけれど、ずーっと聴いていたピロウズが解散した。
しかもコアなファン向けのセトリのツアーの最後で。解散ライブなんて言えばちょっと好き、ぐらいの奴らも遊びに来ただろうし本当に好きな奴らの前で解散ってのはカッコよすぎる。

　当時フリクリを観を見てSleepy Headが流れてきた時の衝撃は今でも忘れられない。映像と音楽は紐付き続ける、それがPVとかアニメの良さでもあるよね。
今更どの曲がいいとかの話はしないけれど。ピロウズも、その存在を教えてくれたフリクリもずっと自分の中で好きであり続けると思う。

　気づいたら学生の頃好きだった音楽の話とか一生できちゃうな。
歳を重ねるごとに、人類みな老害になっていく。

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　最後に、最近良かったバンド（？）

友達にオススメされたけど、めちゃくちゃ良い。