好きな漫画『湯神くんには友達がいない』

今日も俺の好きな漫画の話をしようと思う。もうなんか日記でも何でもないけどいいでしょ。日頃のことはまたいつか書くし、何もない時は俺が好きなものを書くよ。それが一番。
てことで、俺が好きな漫画『湯神くんには友達がいない』を紹介しようと思う。漫画とかをあんまり集めずに、なんかYouTubeとか友達とかが話すのを聞いて適当に漫画を知った気でいることが多い俺だが、この漫画は周りで俺しか知らないし初めて全巻集めた漫画だ。これは珍しい。どれくらい珍しいかというとオールスター感謝祭のミニマラソンでエリック・ワイナイナが負けるくらい。それくらい珍しい。珍しい?いや別にそんなに珍しくないか、これ。よく負けてるかエリック・ワイナイナ。あんまりエリックのこと詳しくないから適当に言っちゃったけど、俺が見てた時はほぼ僅差で負けてるような気がする。まぁいいや、それくらい。ちょうどそれくらいの珍しさ。

どんな漫画かというと、偏屈な主人公(男)に振り回される主人公(女)ていう感じです。ダブル主人公タイプ。ジャンルで言うとギャグかな?でもギャグでもないような、日常か?わからん、わからんからそれはお前が調べろ。人に期待するな。
主人公が湯神裕二というんですが、彼は偏屈なんですよ、性格が。こだわりが強いというか変なところの常識が抜けてるような人。でも別に悪い人じゃない。かと言っていい人かと言われればそれも違う。そんな感じの人。だから全く友達がいない。周りからも唐変木扱いされてる。ちょっとビビられてるくらい。でも本人からすれば友達なんていらないらしい。嫌われててもおかしくない状況なんだけど、野球部のエースで一人の力でその野球部が持ってるくらいの実力なので誰も何も言えないと。そういう感じの湯神裕二君です。で、そこに綿貫ちゃんという女の子が転校してくると。しかも湯神くんのとなりの席に。と、そういう感じのお決り的な設定ですが。ですがですが。まぁここがなんの進展もしない。いやラブコメならここからお決りの流れでホニャララホニャララぶりぶりウンチをするウンチ展開に持っていってもいいとこなんですが、まぁそうもいかないのがこの漫画。全然仲良くならない。いや、厳密にいえば湯神比較だと進展しているほうではあるんだけど。普通のラブコメと比べるとなんの進展もしない。
だからラブコメではないんだよね。仲良くならないって言っても「あんなやつなんとも思ってないんだからねっ!!」ってパンツ見え散らかしてる女の子みたいな雰囲気じゃなくて、ほんと「他人」って感じ。他人として接してることがほとんど。機会がないとしゃべることもないし、しゃべったとしても仲良くなることもない。
だけど!!この二人には変な親近感があり分かり合っている関係だと思うのです!!!!私はそう思います!!!!
限界オタクです。実際そういう描写はあるしね。俺はこの二人のいわゆるカップリングというものを信じている。いつまでもこの距離感でいてほしい。そう思う限界オタクです。

と、ちょっとあらすじを説明しましたが、僕がこの漫画で一番好きなところは終わり方なんですね。最終回の終わり方が好き。あれは、勝手な想像だけど日本人にしかできない終わり方だと思う。うん、ちょっと勝手すぎたかも。そんなことないかもしれない。全然外国の物語でもあり得る終わり方かもしれない。でも!そんなこと関係ない!!あれは良すぎるんだっ!!!!なんかもう最終回だけ見てほしい。この漫画のこの漫画らしい終わり方をしたと思う。この漫画らしいし、この漫画にしてはちょっとドキドキした場面かも。みんな最後まで見てくれっ!!!!

てなことで、僕が一番好きな漫画、『湯神くんには友達がいない』を紹介しました。なんかね、タイトルだけ見ると最近のゆるかわいいホワホワしたオタク要素強めの漫画に思えますが、全然違います。どっちかというと凄い尖ってる。尖り散らかしてる。ジャンルとしてはニュージャンルかもしれない。
この漫画にはお世話になりましたよほんと。俺が友達が全くいなかった中学2年生の時に出会ってものすごく影響を受けたし、今もその影響が自分の性格に残っていると思う。俺が出会うべくして出会った漫画だ。

この漫画を二次創作(?)で書いてるファンの方がいるんだけど、あまりにも解像度が高すぎてビビった。絵も話もセリフも上手い。なんなんだあの人は。作者じゃないのか。おかしいぞあの精度は。


はい、今日の紹介は終わり。もっと紹介できるとこもあるけど、ちゃんと話したら2年間くらい書いちゃう気がするからあとはテメーの目で見てくれ。16巻くらいのはずだからサクッと見れます。アニメ化希望しています。

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