「お魚妻」か?「猿回し妻」か?それが問題だ
あなたと共にうたいたい。
元高校教師(国語)の
たこせん枝瀬です🐙
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教育は
自分が変わらないと
他人を変えることなんてできない。
=「主体変容」
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【たこせん枝瀬の発信の足】
【今回は主に「家族共育」編です
お魚妻
先日、
夫婦関係や
家族にまつわる
おもしろい話を聴いた。
曰く、
世間には、
釣った魚に餌をやらない夫
がいるらしい。
自分のものになる前は、
いろいろ機嫌をとるくせに、
自分のものになると全然かまってくれない。
そんな夫への不満をもつ妻は、
結婚ビフォアー・アフターの
夫の態度の急変に寂しさを感じて、
意識的にせよ、無意識にせよ、
などと感じてしまう。
ゆえに、
子どもが生まれると、
妻の寂しさは、
急速に子どもへ向かいはじめる。
夫は、
「してやったり!」だ(笑)
ますます、
夫と妻の心が離れていき、
やがて、
家族の中で母子密着の状態が
固定化。
子どもが小さいうちは
それで問題がなくても、
思春期を迎えるころになると、
子どもが(あまりに強烈な母子密着に)
窮屈さを感じるようになり
有形無形で、
「反発」するようになっていく。。。
これは、
一つの家族の典型的なストーリーとして
「あるある」だ。
僕自身、
高校教師をしていたころ、
これに類するご家庭をたくさん見てきた。
おもしろかったのは、
そういう妻のことを
「お魚妻」と命名するそうなのだ。
「お魚妻」から「猿回し妻」へ
興味深い話は、さらに続く。
上記のごとく、
「釣った魚に餌をやらない夫×寂しさを感じる妻」
という関係を、どうやって乗り切ればいいか?
それは、
お魚妻から「猿回し妻」へ転換しよう!!
というメッセージに集約される。
お魚妻はとかく、
夫の機嫌をうかがいがち。
本音を直接言うことが苦手で、
口を開けば、つい
を伝えてしまう。
(結果、夫が逃げる)
そうではなくて、
つまり、
コントロールの主導権を妻が握るように心がけて、
「釣った魚に餌をやらない夫×寂しさを感じる妻」
という関係性を、
「夫の機嫌を上手にコントロールする妻×機嫌のいい夫」
という関係性に反転させるといい、という。
こういうことができる妻を
「猿回し妻」というそうな。
(夫は「猿」ね 苦笑)
あるときは「猿回し」。あるときは「猿」。
以上のお話、
みなさんはどのように感じられましたか?
僕は、
お魚妻から、
猿回し妻に反転するために大切なのは、
夫の機嫌を取ろう
と積極的に思えるだけの
「愛情があるか否か」だと思いました。
そもそも、そこまでする愛情が
枯渇している場合もありますもんね。。。
(ご機嫌をとること自体、癪に障る人もいるはず)
でも、
餌をもらうだけだった「お魚」が、
猿を回してやろうと、
意識を変換させるのは、
すごくおもしろい試みだとも思います。
夫婦関係に限らず、
すべての人間関係は、
役割を固定化すると
おもしろくないのでしょうね。
猿回し妻と、猿夫にしたって、
ずっと、
そんな関係性が続くなら、
猿も
猿回しも、
マンネリですよ。
やっぱり、ときどきは、
180度反転するくらいの柔軟性がある方が
人間関係はおもしろい。
高校教師時代を振り返った時も、
先生(教える側)―生徒(教わる側)
という役割を固定化するのではなく、
たまには、
生徒から思いっきり教師が学ぶのも、
あり寄りの「あり」。
そんなやり取りがあってもいい。
いや、あったほうがいい。
実際、
この類の会話を僕は何度も経験しています(苦笑)
昨日の記事では、
人間関係における「境界線(バウンダリー)」について
言及しましたけど、
「自分」と「あなた」という
境界線の「キワ(際)」で、
たまに境界線を
超えるのも楽しいし、
境界線をビシッと引いて、
自他を切り分けることも大切。
同じように、
あるときは
餌を与える、与えられる関係性。
あるときは、
猿回しする、猿回しされる関係性。
そういう
柔軟でしなやかな人間関係の中に
身を置くように意識する
人間関係って
多分「こうだ!!!!!」
ってはっきり言いきったらおもしろくないんでしょうね。
見方によって
解釈の仕方によって
玉虫色に変化するのが、
ややこしいし、
めんどうくさいけれど、
おもしろい!
だから、
一生、首をかしげて悩みながら、
それでも、
人間関係をおもしろがれる自分でありたいです。
ほぼほぼ独り言でした。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
嬉しくてタコ吹いちゃいます(˶˙๏˙˶)♡
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