石油ストーブ?灯油ストーブ?いや…
北海道で毎日格闘している。暖をとる事がこんなにも面倒な物とは思わなかった。島の知り合いが口を揃えて冬はしばれると言っていたのが身にしみる。
私の寮にある暖房器具はどうやら石油ファンヒーターというものらしい。石油ストーブは灯油代だけらしい。石油ファンヒーターは灯油を燃焼させて暖めた空気を送風ファンで送り込み部屋を暖める暖房器具らしい。
とても面倒。灯油をあのスポイトで給油するときにうっかり手についてしまうと大変なことになる。なかなか匂いが消えないのだ。
でも暖房をつけないと寒さでおかしくなりそうになる。
なんと過酷なんだろう。
過酷なうえに、石油ストーブではないのでストーブの上でやかんのお湯を沸かすことも出来ない。暖をとりながら煮込み料理をしようなんて呑気な事はできないのだ。
夜中寝ていると「ピーピー!ピーピー!」という少し大きめの音がする。初めは「暖房付けっぱなしだよ!一酸化炭素中毒で死ぬよ!おい、起きろよ!」の警告のピーピーだと思っていたがどうやら違うらしい。
原因はわからず終いだ。
慣れる日なんてくるのだろうか。