道案内って正解が見えないから難しい。
こんにちは。えだまめです。
突然ですが、大学生である私はアルバイトをしています。おそらくマジョリティです。んで、アルバイト先は詳しく言うのは控えておきますが非常に敷地が広いです。そんなわけで業務中に道案内することが日常です。というか案内するのは主要業務の一つだったりします。めずらしいことをしています。絶対マイノリティです。このお仕事の話はまたいつかできるといいな。
それと同時に私はよく旅行に行きます。観光目的でなくてもどこかに出かける日が多いです。それで、その道中・観光中になぜかよく道を尋ねられることが多いです。なぜなのかはわかりません。むしろ自分が知りたい。全くそんなこと思いませんが声をかけやすいのだろうということにしておきます。そう考えればなんか嬉しいような…
で、道案内することは人の役に立てているのであれば嬉しいし、なんだか大げさですが自分の存在意義を感じます。役に立てているんだな、私って生きていいんだなって(?)
まあでも人に何かを教える、案内するってのはすごく神経を使うと思ってます。いつもそれくらいの気持ちでやりたいと思っています。
この記事では旅行先での道案内編、仕事での道案内編の二部構成でなんとなく私が道案内をしているときの悩み、葛藤、思っていることなどをゆるっと紹介できればいいなって。それじゃあ、よろしくお願いします。
仕事での道案内編
する側とされる側、感覚のズレと知識の差
それで、道案内って個人的にはどこかもどかしい気持ちになります。どういうことか。それは、「さっき道案内した人、ちゃんと目的地までついたかな…?」「さっきの人、相手にとって分かりやすかったかな…」。そう、案内する側って常に不安なんです。自分の頭の中で描いている地図と、相手が描いている地図って絶対違うし、あの交差点をまっすぐと言葉で言ってみてもその道が少し曲がっていたりすると相手がその道をまっすぐと感じるかは断定できません。どうしても個人での感覚のズレってあると思うんです。
私の職場を例にしましょう。私はもちろん職場なので熟知しています。屋外です。どこに自販機があって、トイレがあそことあそこ、でも多目的トイレは一部にしかついてなくて…あ、でもその代わりあそこはキレイだな…とか、最寄りの駅が各鉄道会社ごとに違うので、○○駅ならこの道、△△駅ならこっち通って…みたいなことも勿論知っていないと話にならないです。
でも初めて来られたお客様は手元の地図しかありません。なかなか自分たちほどの知識はないと思った方がいいと思ってます。ですので私たちに道を尋ねられるのは当然。それを踏まえて、私はなるべくお客様の目線に立った上で道案内をするように心がけています。まあ多分同じ立場なら皆さんそうする努力はされると思うのです。
限界を感じるけど、でも努力はしたい
でもやっぱり相手の目線に立って考えるコトって限界ってあるんです。だって知っている知識を100捨てて相手の目線に立つってムリです。その知識手放したら道案内なんてできないし。会ってすぐの相手のコトなんてなかなか理解できないです。理解した気にしかなれません。相手に自分の伝えた情報がちゃんと伝わっているのか、それが分からないのです。
もしかしたら「相手にちゃんと伝わったかどうかなんて確かめようがないでしょ笑 考えるだけ無駄だ笑」って思うかもしれないのです。でもお客様にできる限り嫌な思いはしてほしくないです。なので無駄かもしれないですけど一生懸命考えたい。っていうのが私の気持ち?意見?です。
それと、道案内というジャンル?には自分が言ったことがうまく伝わったどうかをある程度確かめる術があったりするんです。それはそのお客様が目的地に着いたかどうか確かめる事。施設の外に向かう方でしたらわかりませんが施設内でしたらなんとなくわかるのです。私たちは敷地内を仕事の都合上巡回していることもあります。すると施設内でもう一度同じお客様に会うこともあります。その時に「ちゃんと○○まで行けたよ~ ありがとうね。」と言われるとなんだかほっとするし、嬉しいし、しめしめとも思うのです。
旅先での道案内編
質問は突然に。
去年人生で初めて長崎に行きました。空港からリムジンバスに乗って長崎市街に到着。さあ、中華街に行っておいしいちゃんぽん食べるぞ!とおもった束の間、なんとも仲のよさそうな老夫婦が私に尋ねてきました。
「すみません、○○電停まで行きたいのですが、一体どの電車に乗ればよいかわからなくて... 」と。そうなんです。私が長崎で人生一番最初にしたことは道案内でした。
たまたま路面電車の路線図があったのでそれを見て分からないなりに案内を無事することが出来ました。あとから不安になって見返しましたがどうやら合っていたようです。まあ間違っててもここで「ごめんなさい…」としか思うことしか許されていませんケド。まあ先述の通りこんな感じのことが結構たくさんあるんです。大体1泊2日したら1回くらいは道を尋ねられます。本当になんで笑? ほかの方もこれくらい聞かれるものなのでしょうか。なんかオーラでも出てるのかな?笑
意外と私に聞くのは最適解かも?
まあ道を聞かれることは私にとって全然迷惑じゃないです。というか聞かれるからにはちゃんと答えてあげたい。というかというか、実はいつ聞かれても大概答えられるようにしています。どういうことか。答えは単純。それは、行く旅行先の移動手段を徹底的に調べてるから。それだけです。
まず前提として、旅行中はレンタカーを使用しません。これもまた別の記事にしたいな。まあ便利なんですけど自分的に思うところがあるので使っていません。となると基本的に公共交通機関を使用することになるのは想像に難くないでしょう。
そして、一度旅行に行くってなったらいろんな行き先に行きたいですよね。でも魅力的なところがありすぎて基本時間が足りないし、交通機関機関は本数の関係で基本融通が利かないです。おいレンタカー使えよ私。
そうなると、とにかく行程表を考えることに時間をかけています。いろんなルートを模索して、自分がどこに行きたい、時刻表とか運賃を調べて、あれは優先度低め…とかいろいろあったうえで旅行のプランを考えてるんです。バラつきはありますが大体10パターンくらいはボツを毎回作ってます。馬鹿みたいですね。こんなことをしているせいで県内にどんなバス路線があって、意外と本数多いよね みたいなのが頭に染みつくんです。なぜこんなに旅行の準備に時間かけてるかもぜひ別の記事に(以下略)
…まあ、そんなことで他の旅行者より私に聞くのって意外と最適解かもしれないです。実際、分からないと返したことは一度もないです。
なんか、オーラでも出ているのであれば皆さん尋ねてくださることに説明が付くような気がします。…いや、そんなことは多分ないはず、きっと。
まとめのようなもの
以上、自称道案内をよくする人の思考あれこれでした。書いてて思いましたが、私っていろいろ考えているんですね。 知らなかったです。(他人事)
余談ですが、もちろん仕事での方がよく道案内をしています。でその経験が旅行での道案内に生かされているかといえばもちろんYESです。多分知識だけ持っていて道案内はできないし、喋りだけできても案内できないと思います。道案内がどこでもできるってのは意外と自分の特技として誇っていいのかもしれないですね。今後自己紹介で「特技は道案内です!」って言わないと思うけど…笑
最後までご覧いただきありがとうございました。
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